「選択と集中やトレードオフって何だろ~? (;´д`) 」
「最適なタイミングって?どんなタイミングでやったらいいんだろ~? (;゜д゜) 」
「選択と集中とかトレードオフとかってよく聞くけど、やっぱやった方がいいのかな~?もしやらなかったらどーなちゃうんだろ~? (ーー;) 」
「選択と集中やトレードオフってメリットばかり強調されているみたいだけど、選択と集中やトレードオフを行うことって、メリットもそりゃーあるんだろーけど、そうは言ってもデメリットもあるだろーし、やっぱりリスクもあるよーな気がしなくもないんだけど??? ( ̄∧ ̄ ) 」
「選択と集中やトレードオフを行った方がいいのか、それとも行わない方がいいのか、いつ必要なのか、いつやった方が良くていつなら良くないのかとかって、どんなタイミングで何を基準にどう判断すればいいんだろ~? (´ε`;) 」
「経営者の仕事や役割でもあるだろーから、いつかは決断しなきゃいけないってわかっちゃーいるんだけど、いざ決断するとなるとどーも迷っちゃうんだよね・・・ o゚p(∴´⌒`∴)q゚o。」
「今は選択すべきタイミングなのか、それとも集中すべきタイミングなのかとか、どんな時にやった方がいいのか?どんな状況だったらやらない方がいいのか?とか、特に最適なタイミングがめっちゃ難しいように思うんだけど・・・ (;´゚д゚`) 」
「タイミングを間違えたら事業存続の危機に陥っちゃうかもしれないし、下手したら倒産を余儀なくされちゃうことだってあるかもしれないし・・・ (|||▽ ) 」
などなど、このような疑問の声をお聞きすることもあるんですが・・・
( ´・ω・`)
「経営理念・ビジョン・経営計画等の作成」、「組織人事戦略(戦略的な組織づくり)」、「人材育成戦略(戦略的な人材育成)」、「経営に役立つ情報活用(IT活用・ICT活用)」などなどのお手伝いを行なっているからなのか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるからなのか・・・
こーゆー疑問って意外と大事
なんじゃーないかな~???
(`・ω・´)
なーんて感じることもあるのと、それにコレってもしかしたら・・・















などなどにも、ある意味関係するっちゃーする面もあるのかも~???
なーんて感じるコトもあるので、一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。
ちょっと興味あるかも~?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。
(^^)/
選択と集中とは?トレードオフとは?最適なタイミングって?
(パート1)
んーと、まずは例えばこーゆー観点から・・・


選択と集中やトレードオフについて、考えてみるのはどーでしょう?
(。・ω・)b
選択と集中とは?トレードオフとは?最適なタイミングって?
(パート2)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「コワっっ!めっちゃコワっっ! ((((;゜Д゜))) 」
「こーゆー選択と集中やトレードオフをもしやっちゃったら、マジでヤバイってコトなのかも・・・!? \( ̄▽ ̄;)/ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「うぉー・・・、自分の優柔不断さにちょっと嫌気がさしていたけど、選択と集中やトレードオフをまだやっていなくて良かったのかも・・・!? w( ̄△ ̄;)w 」
「いつやった方がいいのか、やらない方がいいのか、どーゆー判断基準でやった方がいいのかとかで、迷っている段階でまだ良かったってコトなのかも・・・!? (;゜∇゜) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「選択と集中やトレードオフのメリットが強調されることが多いけど、もしかしたらこーゆーデメリットがあるってコトなのかも・・・!? (; ̄Д ̄) 」
「選択と集中やトレードオフをやった方がいいタイミングと、やらない方がいいタイミングがやっぱあるってコトなのかも・・・!?リスクがあるってコトなのかも・・・!? (; ̄ェ ̄)」
という方も、いらっしゃれば・・・
「怖いっちゃー怖いんだけど、経営者としては避けられないコトだろーし、会社の方向性を考えるってこーゆーコトなのかも・・・!? (ーー;) 」
「だからこそ肝に銘じておかなきゃマズイってコトなのかも・・・!?経営者としての責任は重いんだし、行き当たりばったりや思い付きでテキトーにエイヤー!で決めたら、めっちゃマズイってコトなのかも・・・!? (|||▽ ) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「もしも経営者が誤った選択と集中やトレードオフをやっちゃったら、どえりゃーコトになっちゃうよな・・・ (;´д`) 」
「経営者の立場で行う選択と集中やトレードオフだと、下手したら取り返しがつかなくなっちゃうもんな・・・ (;・∀・)」
という方も、いらっしゃれば・・・
「会社の全体像を俯瞰することとか一貫性や整合性を図ることとかって、思っていたよりも大事ってコトなのかも・・・!? (@ ̄□ ̄@;) 」
「組織力の強化や向上にしても人材採用にしても人材育成にしても、経営者が行った選択と集中やトレードオフによって方法や手法が左右されちゃうもんな・・・ o( ̄_ ̄|||)o 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「うーん・・・、ってゆーか、何が原因でこーゆー選択と集中やトレードオフに至っちゃうんだろーか???根本的な原因って何なんだろーか??? ( ̄∧ ̄ ) 」
「どーすれば最適な選択と集中やトレードオフが行えるんだろーか??? (´ε`;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「選択と集中やトレードオフのタイミングだけが問題ってコトなんだろーか??? σ( ̄∇ ̄;) 」
「タイミングも関係ありそーだけど、タイミングだけじゃないよーな気がどーもしなくもないんだけど???だとしたら何が関係しているんだろーか??? ( ̄・・ ̄)」
という方も、いらっしゃれば・・・
「おいおい・・・、コレのどこがどう選択と集中やトレードオフに関係するのか、全然ピンと来ないんだけど・・・??? ( ̄д ̄;) 」
「頭がウニ状態じゃー!全くわからーん! \(  ̄曲 ̄)/ 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
んでー、次にちょっと視点を変えて、例えばこーゆー観点からも・・・



選択と集中やトレードオフについて、考えてみるのはどーでしょう?
o(*⌒O⌒)b
選択と集中とは?トレードオフとは?最適なタイミングって?
(パート3)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「選択と集中やトレードオフをやるメリットとか、やっていないデメリットとかリスクとかが、ちょっとわかったような気がしなくもないかも・・・!? ( ̄▽ ̄;) 」
「こーゆー視点から考えると、選択と集中やトレードオフってやっぱ必要なのかも!?経営資源に乏しい中小零細企業だからこそ大事なのかも!?って感じちゃうもんなー・・・ (´ε`;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「自社の顧客が誰なのか、どんな顧客をターゲットとしているのかが明確になっていないと、どんな製品やサービスをどのように提供するのかも決まらないだろーし・・・ (;・∀・)」
「新規事業・新製品・新サービスの考え方にも影響するだろーし、顧客へのアプローチの仕方にも影響しちゃうだろーし・・・ ( ̄∧ ̄ ) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「どんな組織力の強化や向上が必要なのかとか、どのような人材を採用する必要があるのかとか、どのような人材を育成する必要があるのかとかにも影響しちゃうだろーし・・・ (´-ω-`) 」
「そう考えると、会社の全体像を俯瞰することとか一貫性や整合性を図ることとかって、思っていたよりも大事ってコトなのかも・・・!? (ーー;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「全てのニーズやウォンツに応えるなんて経営資源が豊富な大企業でもムズイのに、経営資源に乏しい中小零細企業にはとてもムリだろーし・・・ (;゜д゜) 」
「もしかしたら、コレもマーケティングの一種と言えるのかも・・・!? ( ・_・) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「経営理念やビジョンを考えることと、選択と集中やトレードオフって意外と関係している面もあるのかも・・・!? (;´д`) 」
「もしかしたらタイミングがどーのって言うよりは、経営計画を考える段階で、ってゆーか少なくとも経営戦略を考える段階で、選択と集中やトレードオフをやっておく必要があるってコトなのかも・・・!? 。゚(゚^o^゚)゚。 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「そもそも何のために会社をつくったんだったっけ!?何に対してどう貢献したくて会社をつくったんだったっけ!? σ( ̄∇ ̄;) 」
「ウチの会社の存在意義って何だろ~???何のために存在するんだろ~???誰のために存在するんだろ~???誰に喜んでもらいたいんだろ~??? p(´⌒`q) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「経営理念やビジョンって、選択と集中やトレードオフに関しても、もしかしたら大きく関係するってコトなのかも・・・!? (; ̄Д ̄) 」
「会社の方向性とか経営方針とかもそうなんだろーけど、雛形とかフォーマットとかサンプルとかをテキトーにパクって来て考えちゃうと、その時はラクチンでトクしたつもりでも後でツケが回って来ちゃうってコトなのかも・・・!? (@ ̄□ ̄@;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「経営理念やビジョンを考える段階で、会社の全体像を俯瞰して考えた方がいいってコトなのかも・・・!?経営理念やビジョンを考えて終わりってワケじゃないし・・・ (; ̄ェ ̄)」
「一貫性や整合性も意識して考えた方がいいってコトなのかも・・・!? ( ̄‥ ̄;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ってコトはだよ・・・、アレをあーして、コレをこーして・・・ ((φ( ̄Д ̄ ) 」
「ナルホドそっかー、選択と集中とかトレードオフとかって、もしかしたらこーゆーコトだったのかも~っっ♪ d(⌒ー⌒) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「いやいや、選択と集中やトレードオフをやることによって生じるデメリットとかリスクとかってやっぱめっちゃあるような気がするんだけど・・・??? o゚p(∴´⌒`∴)q゚o。 」
「かと言って、選択と集中やトレードオフをやらなくてもデメリットやリスクがあるし、どーしたらいいものやら・・・??? (;´゚д゚`) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「選択と集中やトレードオフって、やっぱ怖いよなー・・・ (|||▽ ) 」
「特に自社の顧客を絞っちゃうことって、すっげぇー怖いんだけど・・・ (T▽T) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ただでさえ売上が減少している状態だし、赤字が続いている状態だし、資金繰りにもヒヤヒヤしている状態なんだから、選択と集中やトレードオフなんてムリだよ・・・ ( ̄▽ ̄|||)」
「今でも人手不足なのに、これ以上、優秀な人材が辞めちゃうと困るし、優秀な人材を採用できなくなるのも困るし・・・ ( ;-`д´-) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ってゆーかさー、選択と集中と、トレードオフって同じ意味なんだろーか??? ( ゜Д゜) 」
「なーんか違う意味のように感じるんだけど???使う場面も違えば、使い方も違うような気がしなくもないんだけど??? ( ̄ー ̄?)」
という方も、いらっしゃれば・・・
「コレのどこがどう選択と集中やトレードオフに関係するのか、やっぱり全然ピンと来ないんだけど・・・??? ( ̄д ̄;) 」
「やっぱ頭がウニ状態じゃー!全くわからーん! \(  ̄曲 ̄)/ 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
で・・・
灯台下暗しや盲点になっていることも意外とある
かもしれないので、またまたちょっと視点を変えて、例えばこんなのからも選択と集中やトレードオフについて考えてみるのはどーでしょう?
( っ・ω・)っ
戦略とは、顧客に価値を提供する上でトレードオフを行うこと
もし、あらゆる種類の製品を生産し、あらゆる種類のニーズに応え、あらゆる顧客へアクセスするために、同じ一連の活動が最適な手段であるならば、各社の業績を決定するのはオペレーションの効率であろう。
しかし、選択したポジショニングに合わせて様々な活動を調整することで、企業は、他社とは異なるコストもしくは顧客価値を実現できることが多い。
戦略は、独自のポジションを選択し、それに応じて活動を調整するということにとどまらない。
戦略とは、顧客に価値を提供する上で、トレードオフを行うことである。
トレードオフが発生するのはいくつかの戦略的ポジションとそれらに必要な活動に整合性がかけている場合である。
つまり、一方のポジションを増強したければ他方を減らさなければならない場合である。
したがってトレードオフは、模倣の可能性を制限する。
つまり、何をしないかという選択が、戦略の核心である。
自社がどういう種類の顧客に対して、どのような製品群を提供し、どのようなニーズに応えようとするのかを決定することは、戦略策定の基本である。
しかし、同様にそれ以外の顧客、ニーズ、機能やサービスを提供しないと決定することも、戦略策定の基本である。
トレードオフが行われなければ、競争は、同じ次元における価値を追及する相互破壊的な争いに陥ってしまい、成功する確率はオペレーションの効率だけで決まってしまうことになる。
したがって戦略には、絶えず自らを律することと、選択した戦略を明確に伝えることが必要である。
実際、戦略を明確化して伝達することの最も重要な機能は、各従業員が日常の業務や意思決定の場でトレードオフに直面したときに、適切な選択を行えるように導くことにある。
「選択と集中」という言葉は、ポジショニングを意味している
■ 「ストーリーとしての競争戦略」
料理がとてもおいしいという評判で流行っているレストランがあるとします。
なぜ評判が良いのでしょうか。
その料理を考案したシェフのレシピが優れているのかもしれません。
使っている素材や料理人たちの腕やチームワークが良いのかもしれません。
シェフのレシピに注目するのがポジショニングの戦略論です。
厨房の中に注目するのが組織能力に注目した戦略です。
ポジショニングとは「位置取り」のことです。
ポジショニングの戦略論では、戦略とは企業を取り巻く競争環境の中で「他社と違うところに自社を位置づけること」です。
もっと平たく言えば「他社と違ったことをする」、これがポジショニングの戦略論の考える競争優位の源泉です。
のんべんだらりとすべてをやろうとしても他社との違いはつくれません。
何をやるかをはっきりさせて、違ったことをやろうというのがポジショニングの発想です。
「選択と集中」という言葉は、ポジショニングを意味しているといってよいでしょう。
ポジショニングがはっきりしていないと、企業はすべての要素をベターにしようと努力の方向を拡散してしまい、その結果、報われないことにお金を使ってしまいます。
「もっと頑張ろう」というのはポジショニングの発想ではありません。
どんなに頑張ったところで、同じ路線で他社も頑張っていれば、それはポジショニングの違いにはなりえません。
「北に行こう」と決めるのがポジショニングです。
「北に行こう」というのは、同時に「南には行かない」と決めているのに等しい。
このようにポジショニングとは、競争上必要となるトレードオフを行うことにほかなりません。
逆に言えば、トレードオフが存在しないのであれば、何も選択する必要はなくなり、ポジショニングも必要なくなります。
しかし、その場合にはどんなに良いアイデアでも、すぐさま競争相手に模倣されてしまうでしょう。
だからこそ、「何をやらないか」という選択が大切になるのです。
他社の経験を参考にはできない課題とトレードオフ
■ 「経営の未来」
「自分の会社は本当に前例のない課題、他社の経験を参考にはできない課題に取り組んだことがあるだろうか」
と、自問していただきたい。
課題をまだ見つけていない人のために、探索の的を絞る助けになる問いをいくつか記してみよう。
- あなたの会社がこの先直面することになる新しい課題は何か。
あなたの会社のプロセスや慣行を破壊点に至らせそうな新しい不連続は何か。
いますぐ取り組み始める必要がある「明日の問題」は何か。 - あなたの会社がうまくやれそうにない難しい両立課題は何か。
常に一方が他方を犠牲にして勝利する結果になりそうな重要なトレードオフがあるか。
なんとか「両立」させたいと思っている歯がゆい「二者択一」は何か。 - あなたの会社の理論と現実のギャップのうち、最大のものは何か。
あなたの会社が実現に最も手こずっている価値は何か。
あなたの会社が掲げている理想で、深く埋め込まれた能力にしたいものは何か。 - あなたは何に憤りを感じているか。
あなたの会社や他の似通った組織を苦しめている腹立たしい無力さは何か。
「できる」に変える必要がある「できない」は何か。
「選択と集中」は、どこがどのように難しいのだろうか
■ 日本企業で「選択と集中」が進展しない理由
「選択と集中」が叫ばれて久しい。
もともと戦略の本質は「選択と集中」にあるのだから、「選択と集中」という言葉自体は何も目新しいものではない。
「まじめに考えて経営しなさい」と言っているのとほとんど同じ程度のことなのに、実体としての企業経営の中でなかなか「選択と集中」が実現できず、それゆえに長きにわたって経営のキーワードとして君臨してきているのである。
はたして、「選択と集中」は、どこがどのように難しいのだろうか。
まず、不況下の「選択と集中」は際だって難しい。
マスコミにウケることを重視する人にも、社内融和を重視する人にも不況下の「選択と集中」は難しい。
不況下の「選択と集中」に比べれば好況下のそれは遙かに容易なはずである。
好況下の「選択と集中」も不況下の「選択と集中」も、それぞれ難しい問題を抱えている。
当たり前のことだ。
難しくなければ経営課題ではない。
しかし、「難しい」とは言っても、この二つを比較すれば好況下の「選択と集中」のほうが圧倒的に簡単であることは明らかであろう。
日本の組織では、トレードオフという概念が通用しない
■ CIAの「組織崩壊マニュアル」から読み解く、日本企業のヤバイ悪弊
組織崩壊の「裏マニュアル」というのは、米国の諜報機関であるCIA(中央情報局)の前身であるOSS(戦略諜報局)が作成した「サボタージュ・マニュアル」のことである。
これは諜報活動の一環として、内部から組織を崩壊させる手法をまとめたもので、ここには、組織をダメにする手法が満載となっている。
逆の見方をすれば、このマニュアルに書かれている状況を回避できれば、組織の崩壊を防ぐことができる。
日本の組織では、トレードオフという概念が通用しない。
利益率を上げる施策と売上高を最大化する施策は、たいていの場合、矛盾するが、営業現場では
「売上高をもっと伸ばせ」
「だが利益率は下げるな」
といった指示が平気で出てくる。
意思決定も同じで、ある決定をすれば、何かが犠牲になるといった考え方は許容されないことが多い。
このため、ある決断に対しては、
「リスクが高い」
「雇用に影響する」
「企業イメージが損なわれる」
など「やらない理由」が次々と出てくる。
和を重視すれば、結局、何の決断もできないことになる。
その結果として、何も決められず、ただ時間だけが過ぎるというパターンが非常に多い。
お客さんを捨てると受注率が上がる
■ お客さんを捨てると受注率が上がる
捨てるということは、そのお客さんとの商談が成立する可能性を自分からゼロにしてしまうことを意味します。
お客さんの方から断られてしまったのならまだしも、自分の方から断ってしまうなんてもったいないという意識がどうしても生じがちです。
また捨てれば捨てるほど、手持ちの顧客リストの数もどんどん少なくなってしまいます。
「自分にはたったこれだけのお客さんしかいないのか」と思うと不安になり、たとえ見込み薄のお客さんでも確保しておきたいという気持ちが強くなってしまう。
だから捨てられないのです。
「迅速な情報処理」と「マンネリ化」というトレードオフのバランス
■ 「脳はなにかと言い訳する」
人はなぜ思い込みをしてしまうのでしょうか。
たとえば、目の前にあるものを、これはコップだろうか、紙だろうか、鉛筆だろうかと、毎回一つひとつを疑っていたら大変です。
もっといえば、哲学的に、「コップとはそもそも何ぞや」などと常に考えこんでいたら、日常生活に支障が出ます。
それよりも、ひと目見て、「これはコップだ」と一瞬で判断して、それ以上は深く考えないでおくほうが、ほかの重要な作業に打ち込めるので簡単です。
そんなわけで、先入観や思い込みによって、脳は次々に入ってくる情報を素早く処理していっているのです。
しかし、これは反面、それによって通り一遍の見方しかできなくなってしまうことにもなります。
「迅速な情報処理」と「マンネリ化」というトレードオフの絶妙なバランスの中に、脳は存在しているのです。
それゆえに私たちは日常において注意が必要になります。
そうだと思い込んでしまったら、その思い込みから逃げることができなくなってしまう不自由さ、先入観に機能が縛られてしまう危険性を伴っているということです。
逆に言えば、新しい発想、人とは違う個性とは、先入観や思い込みだけで流されてしまわないで、ほかに何か可能性がないだろうかと考えていくところから出てくるのかもしれません。
たんに「選択と集中」をするだけでは、成果に結びつかない
■ 「現場力復権」
「捨てる」決断は、たしかに「痛み」をともなう。
しかし、競争力のない事業をずるずると引きずる不合理な経営は、中長期的には「より大きな痛み」を経営にもたらすのである。
高い競争力を誇る企業の多くでは、経営者が「捨てる」決断をしている。
「捨てる」という決断は、「捨てなかった」事業にすべてを賭けるという意思表示である。
自社の「身の丈」に合った合理的な戦略を選択するのは、経営者としての最大の責務である。
たんに「選択と集中」をするだけでは、成果に結びつかない。
地道な努力を経営と現場が一体となっておこなってこそ、合理的な戦略は花開くのである。
選択と集中とは?トレードオフとは?最適なタイミングって?
(パート4)
んでもって・・・
例えばこんなのからも、選択と集中やトレードオフについて念のために一応考えてみるのはどーでしょう?
(。・ω・。)ノ
選択と集中とは?
○ はてなキーワード
自社の得意とする事業分野を明確にして、そこに経営資源を集中的に投下する戦略。
○ exBuzzwords
選択と集中とは、多角化が進展している企業、製品ラインアップが多岐に亘る企業などにおいて、自社の得意とする事業分野・製品分野を明確にし、そこに経営資源を集中的に投下する戦略のこと。
○ m-Words
企業活動をする上で進出する事業を選び、特定の事業に経営資源を集中させること。
選択と集中という言葉は、複数の事業を実施して多角化することが前提となっており、事業ポートフォリオをどのように形成し、強弱をつけていくかということを表す。
事業分野を選択する上では
- その分野の発展性
- その分野での自社の競争力
- その分野から他分野への波及効果
の3点を基準に決定する。
まず発展性のある分野であることが大前提であり、その次に自社がこれまで培った経営資源を当該分野でどこまで活かせるか、あるいは競争力を持ちうるかということが重要になる。
さらにその分野に進出することでどのような経営資源が蓄積され、既存分野の発展につながるかを検討する必要がある。
事業が多角化し、分散した結果、事業ポートフォリオがバランスを欠いたものとなった場合、改めて力を入れるべき事業を検討することが「集中」となる。
集中をするべき事業を考える作業は基本的には「選択」を考える作業と同様であるが、既存事業に再び経営資源を投入するという点が異なっており、事業ポートフォリオのパワーバランスの変更へとつながる。
集中する事業を考える際には、全体としての方向性をはっきり打ち出すことが重要となる。
トレードオフとは?
○ はてなキーワード
ふたつのものが二律背反の状態にあり、片方を重視すれば、その分だけもう片方が疎かにならざるを得ないこと。
○ exBuzzwords
トレードオフとは、「こちらを立てれば、あちらが立たない。あちらを立てれば、こちらが立たない」競合関係のこと。
○ Weblio辞書
一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという二律背反の関係。
複数の要素が互いに相反する利害を伴い、どれかのメリットを選択するとそれによって別のデメリットやリスクが発生するような事柄のこと。
経営戦略の意思決定は、トレードオフの克服を伴う場合が多い。
○ ウィキペディア
トレードオフとは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという二律背反の状態・関係のことである。
トレードオフのある状況では、具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うことが求められる。
人間が経験するもっとも基本的なトレードオフは「時間をどう使うか」というものである。
与えられた時間で例えば芝刈りをすることもできるが、より儲かること、またはより楽しいことのみに集中することもできる。
目先のトレードオフばかりに集中しすぎると、細かいことに気をとられすぎて、より重要な考え方とのトレードオフを見失うことがしばしばある。
トレードオフは狭い事象の中でぎりぎりまで詰めて考えるものではなく、先を見通す予測の他、安全性などのマージン確保や必要な冗長化という別の視点があることを忘れてはならない。
二律背反とは?(アンチノミーとは?)
○ コトバンク
あることがらについてたがいに矛盾する命題が、同じように有効な基礎づけをもって主張されること。
○ ニコニコ大百科
同じ前提の元にある、2つの命題が互いに矛盾している様。
「同時には両立できない(しない)二つのもの」を指す。
選択と集中とは?トレードオフとは?最適なタイミングって?
(パート5)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「そっ・・・、そーだったのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「だからかー!!だからだったのかー!! ヾ(.;.;゜Д゜)ノ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ナルホド・・・、ちょっぴりわかった気がするかも・・・ ヽ(´ー`)ノ 」
「あ、なーんだー、そーだったんだ~ (〃▽〃) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「わかったよーなわからんよーな・・・ ( ̄д ̄;) 」
「やっぱ、頭がウニ状態じゃー!よくわからーん! \(  ̄曲 ̄)/ 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
他にも、例えば・・・
















などなども含めると、いろんな意味で考えさせられちゃいません? (^^)
ふーむ・・・、こーやって考えてみると・・・
まだ見えていないだけで・・・
意外なところにヒントがいっぱい溢れている
おお~っ ━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━ 見っけ~♪
のかも~???
なーんて、感じません?
(〃▽〃)
どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?




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