「社長が楽観的な時のメリットやデメリットって何だろ~? ( ´△`;) 」
「社長が悲観的な時のメリットやデメリットって何だろ~? (; ̄ェ ̄)」
「社長ってやっぱ楽観的な方がいいのかな~? ( ̄▽ ̄;) 」
「経営者たるもの楽観的じゃなきゃいけないって聞くし、楽観的な考え方ができないと経営者なんてやってられないだろーし・・・ (o´д`o)=3 」
「それとも、悲観的な考え方をする社長の方がいいんだろーか? (ーー;) 」
「悲観的な考え方ばっかするのはどーかとは思うものの、会社を経営していると良いこともあれば悪いこともあるものだから、経営者として考えてみると、あまり楽観的過ぎるのも考え物なんじゃーないのかな~? o( ̄_ ̄|||)o 」
「楽観的な社長とか、楽観的な考え方ができる時の社長とかのメリットやデメリットって何だろ~?楽観的って言うと、良い面やメリットばかり強調されているようだけど、悪い面もデメリットもあるような気がしなくもないんだけど??? (;゜д゜) 」
「悲観的な社長とか、悲観的な考え方をしてしまう時の社長とかのメリットやデメリットって何だろ~?悲観的って言うと、悪い面しかなくてデメリットだらけってイメージを持たれがちだけど、良い面やメリットもなくはないような気がしなくもないんだけど??? (´ε`;) 」
などなど、このような疑問の声をお聞きすることもあるんですが・・・
( ´・ω・`)
「経営理念・ビジョン・経営計画等の作成」、「組織人事戦略(戦略的な組織づくり)」、「組織力の強化や向上」、「経営に役立つ情報活用(IT活用・ICT活用)」などのお手伝いを行なっているからなのか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるからなのか・・・
こーゆー疑問って意外と大事
なんじゃーないかな~???
(`・ω・´)
なーんて感じることもあるのと、それにコレってもしかしたら・・・











などなどにも、ある意味関係するっちゃーする面もあるのかも~???
なーんて感じるコトもあるので、一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。
ちょっと興味あるかも~?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。
(^^)/
社長が楽観的、社長が悲観的な時のメリットやデメリットって?
(パート1)
んーと・・・
特に中小企業の経営者の立場の方からお聞きすることもある、例えばこんな声から考えてみるのはどーでしょう?
(。・ω・)b
社長が楽観的、社長が悲観的な時のメリットやデメリットって?
A社長の声
社長たるもの楽観的じゃなきゃいけない。
社長が楽観的になれば、会社組織全体も楽観的になる。
楽観的な考え方ができるから、新規事業につながるいいアイデアも生まれる。
楽観的な考え方ができるからこそ明るい社風になるし、従業員も前向きな気持ちになれる。
悲観的な気持ちになったところで、メリットなんか一つもない。
むしろ、デメリットばかり。
社長が悲観的な気持ちになると、会社全体が暗くなるし。
暗い会社と取引したい会社なんてないだろーし、暗い会社で働きたい人なんていないだろーし。
だから、社長たるもの楽観的じゃなきゃいけない。
どんなに苦しい時であっても、辛い時であっても。
それが経営者の仕事でもあり役割でもあるから。
そんな風に思っていたんですけどね。
だけど、よくよく考えてみたら人間なんだから、楽観的な気持ちになる時もあれば、悲観的な気持ちになることもありますよね。
同じ日であっても、楽観的な気持ちになる時もあれば、悲観的な気持ちになることもありますし。
そーゆー意味で言うなら、楽観的な社長がいるワケでもなければ、悲観的な社長がいるワケでもないんですよね。
性格的なものはあるにしても、それでも経営者だって人間なんですから。
だとしたら、悲観的な気持ちになっている時に、楽観的な気持ちに切り替えなきゃ!って無理に思う必要もないのかもしれませんよね。
そう思うと、ちょっと気が楽になれたように感じるんです。
ああ・・・、無理して明るく振舞わなくてもいいんだなーって思えて。
とは言えども、やっぱ悲観的な気持ちになっている時の自分は、どーもイヤですけどね。
ついつい、無理して楽観的なフリをしちゃいますし。
弱気になっている時ほど、強気なフリをついしてしまいますし。
泣きたい時ほど、ついつい笑うようにしてしまいますし。
愚痴りたい気持ちになることだってあるけど、経営者たるもの愚痴ってはいけない!愚痴ることに意味はない!愚痴を言っているヒマがあったら行動しろ!って、自分自身をつい叱り飛ばしてしまいますし。
後ろ向きな気持ちになっている時ほど、前向きな気持ちにならなきゃ!って、自分自身を奮い立たせようとついしてしまいますし。
そーゆークセがついちゃっているんですかね!?
一種の職業病みたいなものなんですかね!?
罪悪感なんですかね!?
だとしたら、社長業って悲しいなー・・・って思っちゃいますね。
楽観的な気持ちになっている時のメリットはものすごーく感じているので、悲観的な考え方をしている時にメリットが感じられたら、少しはこの罪悪感が軽減されるのかもしれないんですけどね・・・
社長が楽観的、社長が悲観的な時のメリットやデメリットって?
B社長の声
以前の私はとゆーと、思いっきり楽観的でしたね。
性格的なものもあるかもしれませんが、経営者の立場になってからは、ますます楽観的な考え方をするようになったように思います。
苦手どころか、悲観的な考え方を毛嫌いしていたぐらいでしたよ。
そのせいか、私の周りの社長はみんな思いっきり楽観的で明るい人ばかりでしたし。
正直言って、悲観的な考え方ばかりしている社長とは、お近づきになりたくないと思っていたぐらいでした。
これは実はお互いさまで、楽観的な考え方ばかりしている社長とは、お近づきになりたくないって思われているかもしれませんけどね。
それぐらい、以前の私は悲観的な考え方を毛嫌いしていたんです。
悲観的な考え方 = 悪としかとらえられていなかったんでしょーね、きっと。
今になって振り返ってみたら、もったいないことしちゃったなーってつくづく感じますよ。
だって、楽観的な考え方にもメリットだけではなくデメリットもあるのと同じように、悲観的な考え方にもデメリットだけではなくメリットもあるんですから。
以前の私は、悲観的な考え方のデメリットしか見えていなかったんでしょーね。
視野が狭かったってことなのかもしれませんが、だから悲観的な考え方は悪いことでしかないって思い込みをしていたように思います。
こんな風に考え方が変わったきっかけはとゆーと、ある社長との出会いがあったからなんですけどね。
最初のうちは、なーんて悲観的で暗い社長なんだ!?って思っちゃいましたけど。
こんな悲観的なことばかり考えていて、よく経営者をやっていられるよなー、経営者に向いていないんじゃないのかな~???って感じちゃったぐらいでしたけど。
でも、話をとりあえず聞くだけは聞いてみて、それからよくよく考えてみたら、ナルホドなーと思える面もあったんですよ。
その社長は悲観的な考え方だからなのか、最悪の事態を想定して、それにどう対処するか常に考えていたし。
これも一種のリスクマネジメントと言えるのかも!?って感じちゃいましたね。
それに対して私はとゆーと、楽観的過ぎるが故にお花畑って感じで、そもそも最悪の事態を想定することすらやっていなかったし。
例えば、事業継続計画(BCP)なんて考えたこともありませんでしたし、どーせなるようにしかならないから考えなくても別にいいんでね!?その時はその時だしさー!って、開き直っていたぐらいでしたし。
コレって従業員の立場で考えたら、どっちの社長の方が安心できるんでしょーね?
いざって時に、どっちの社長の下で働く方が安心できるんでしょーね?
お陰で、いろいろと考えさせられましたし、反省もさせられましたよ。
悲観的な考え方のメリットに気づくことができましたし、そう考えると、たまには考え方が違う人と話すのもいいものですよね。
だって、考え方が違うからこそ、お互いに気づきを得ることだってあるでしょーし。
もしかしたら、共育ってこーゆーことを言うのかもしれませんよね。
とは言えども、悲観的過ぎるのもどーかとは思いますけどね。
モチロン、楽観的過ぎるのも。
結局は、バランスが大事ってことなのかもしれませんよね。
社長が楽観的、社長が悲観的な時のメリットやデメリットって?
C社長の声
以前の私は、楽観主義者でしたね。
それもかなりの楽観主義者で、楽観的な考え方しかしていなかったぐらいでしたよ。
もしかして、なーんにも考えてなかったんじゃないか!?
能天気でお気楽過ぎたんじゃないか!?
って、我ながら呆れてしまうほど。
元々楽観的な性格ってこともあるんでしょーけど、社会人になって初めて勤めた会社の社長から、大きな影響を受けたように思いますね。
良い意味でも悪い意味でも。
この社長ってのが、ものすごーく悲観主義者だったんですよ。
ここまで悲観的に考えるかぁ!?って、ドン引きしちゃうぐらい。
よくもまぁ、あんなに悪い方に悪い方にばかり考えられるよなー、もう少し良い方に考えたらいいのにさー、楽観的に考えたらいいのにさー、たまには前向きに考えたらいいのにさー、めっちゃ卑屈だしさー、疑い深いしさー、人を信じようとしないしさー、何をやるにしても慎重過ぎるしとにかく細かいし、器が小さいってゆーか大局観ってものも感じられないしさー、全然経営者って感じじゃないよなー、だからコッチまで暗くなっちゃうし後ろ向きになっちゃうしギスギスしちゃうし、やる気も失せちゃうんだよなーって毎日のように感じていましたね。
だから、優秀な人材がどんどん辞めて行っちゃうんだよなー、そりゃーそーだよなー、自分も辞めちゃおっかなー、もっと楽観的で明るくてイキイキしている会社で働きたいしさーって、ずぅーっと思っていましたよ。
それで何度か転職をしたんですけど、どこの会社に勤めていてもどーも嫌気がさしちゃって、それだったら自分が理想とする会社をつくっちゃえーっと思って起業してみたってワケなんです。
思いっ切り行き当たりばったりで気の向くままで起業したので、経営計画なんか考えもしませんでしたし、ビジネスモデルなんかも考えませんでしたし、SWOT分析ですら知りませんでしたし、たとえ知っていたとしても絶対にやらなかったと思いますし、利益が出さえしたら決算書なんかどーでもいいって思っていたぐらいだったんです。
まっ、ナントカなるべー、ダメだったらその時はその時だしさーって、軽ぅーいノリでしたよ。
楽観的に考えていたお陰なのか、運良く取引先もすぐに見つけられましたし。
下請けの下請けのそのまた下請けの下請けの仕事だったけど。
やったーラッキー♪
やっぱナントカなるもんだねぇー♪
運も強みのうちって言うけど、そのとおりだねぇー♪
どんなもんだーいっっ、エヘンぷぅーいっっ♪
楽観主義バンザーイっっ♪
って感じで、めっちゃ調子こいていましたよ。
今思うと、あーあー、ホントにバカだよなー、なーんにも考えていないし能天気過ぎるよなーって、穴があったら入りたくなるぐらい恥ずかしいですけど。
で、やられちゃったんですよ。
下請けいじめを。
と言っても、その当時は下請けいじめって言葉も知りませんでしたし、下請法って法律があるってことも全く知らなかったし、当然のことながらどんな行為が下請法違反に該当するのかも知らなかったので、下請けいじめをされているってことにすら最初のうちは気づけなかったんですけどね。
普通は、こんなもんなんだろう。
初めての取引なんだから、文句を言うまい。
そのうちナントカなるんじゃね!?
一生懸命がんばっているんだから、そのうち取引条件も良くなるんじゃね!?
って、感じだったんです。
ホントーにホントーにバカですよね・・・
他にもあーんなバカなこととかこーんなバカなこととか、いっぱいいっぱいやらかしちゃいましたよ。
穴があったら入りたくなるぐらい恥ずかしいです。
どーしてこんなにやらかしちゃったのかとゆーと、一言で言うなら、楽観的に考えているが故に視野が狭くなっていて、良いことばかり考えて良いことばかり見て、だからもしもの事態を全く想定しようとしなかったってゆーか、できなかったからなんでしょーね。
で、社会人になって初めて勤めた会社の社長のことをふと思い出したんです。
そーいやーあの社長って、常にもしもの事態を想定していたよな・・・
経営者の立場だからこそ、慎重にならなきゃいけないことだっていっぱいあるもんな・・・
経営者のくせにいくらなんでも悲観的に考えすぎでしょ!慎重過ぎるでしょ!ってバカにしていたけど、経営判断をたった一つ間違えただけでも会社を倒産させてしまうことだってあるもんな・・・
取引先に迷惑をかけることだってあるし、下手したら連鎖倒産の引き金を引いてしまうことだってあるもんな・・・
従業員を路頭に迷わせてしまうことだってあるもんな・・・
何だかんだ言っても、従業員だった頃の自分は守られていたってことなんだな・・・
その時は全然気が付かなったし、考えたこともなかったけど。
そーゆー意味で言うと、あの会社の従業員だった頃の自分が能天気でお気楽で楽観的に考えていられたのも、給料ももらえて当然って思っていられたのも、あの社長のお陰だったってことなんだよなー。
それなのに自分は、あの社長のことを陰でクソミソに言って散々バカにしていたんだよな・・・
社長の気持ちも知らずに、知ろうともせずに酷過ぎるよな・・・
って、ようやく気が付いたんですよ。
そりゃー、猛省しましたよ。
これも、従業員の視点と経営者の視点の違いから来るんでしょーかね?
経営者の立場になっていなければ、一生気づかなかったように思いますし。
それでも、あまりにも悲観的過ぎる考え方はどーかとやっぱり思いますけどね。
モチロン、楽観的過ぎる考え方も。
そう考えると、楽観的に考えがちな人はたまには悲観的に考えてみて、悲観的に考えがちな人だったらたまには楽観的に考えてみて、そーやってバランスを取ることが意外と大事なのかもしれませんね。
社長が楽観的、社長が悲観的な時のメリットやデメリットって?
D社長の声
私は、どちらかとゆーと悲観的な考え方をついしちゃう方ですね。
今はちょっとだけ変わりましたけど、それでもやっぱりついつい。
従業員として働いていた頃は楽観的とまでは行きませんけど、ここまで悲観的な考え方をする方ではなかったんですけどね。
経営者の立場になってからは、悲観的な考え方をすることの方が多くなったように思います。
独立してからと言うものの、苦労の連続でしたし。
決してバラ色の未来を思い描いて独立したわけじゃーないんですけど、会社経営とゆーものがこんなに大変だとは思いませんでした。
順風満帆なんて夢のまた夢で、経営環境の変化も激しいし、いつ何が起こるかわからないし。
実際、資金繰り難に陥ったこともよくありましたし、倒産の危機に何度も何度も見舞われましたし。
経営者の孤独ってよく言いますよね。
独立する前はよくわからなかったんですけど、経営者の立場になってから、イヤって程経験するようになりましたね。
苦しい時とか落ち込んでいる時とかに何かヒントが得られればと思って、経営者の交流会に行くこともあったんですけど、さらに落ち込んじゃったし、自己嫌悪に陥る一方だったし。
だって、ものすごーく楽観的な考え方をする社長って多いじゃないですか。
交流会に行くと、めちゃくちゃ明るくて自信満々な人とばっかと出会っちゃうし、自慢話もものすごーく多いし、ここぞとばかりに宣伝しまくられたし、それで疲れちゃったし、さらにさらにヘコんじゃったし。
経営者ってやっぱ、楽観的じゃないとやって行けないんだ・・・
自信たっぷりで、自慢話ができるぐらいじゃないとダメなんだ・・・
やっぱり自分は経営者に向いていないんだ・・・
そんな気持ちにどーもなってしまって、ますます落ち込んでしまったんですよ。
そんな自分が、ますますイヤでイヤでたまらなくなっちゃって、いっそのこと消えてしまいたいと思うぐらいになっていましたね。
そんな時に、勤めていた時の会社の社長にバッタリ出くわしたんです。
この社長とゆーのが、まさに典型的な楽観的な考え方をする社長だったってこともあって、思わず逃げ出したくなっちゃいましたよ。
だけど、あまりにもしつこく誘われたので、一緒に飲みに行ったんです。
モチロン、渋々でしたけど。
結論から言うと、飲みに行って良かったですよ。
でなきゃ、今の私はありませんから。
最初のうちは、どーせ説教されちゃうだろーなー、経営者がそんなことでどーする!?愚痴ばっか言ってどーする!?経営者が悲観的になってどーする!?そんなに暗くて卑屈でどーする!?経営者たるものもっと楽観的にならなきゃ!自信をもっと持たなきゃ!とかナントカってボロクソに言われちゃうんだろーなー、きっと・・・
あーあー・・・、ヤダなーヤダなー・・・
もう社員じゃないのに、また怒られちゃうんだろーなー・・・
ただでさえ落ち込んでいる時に、楽観主義の押し付けをされたらますます落ち込みそーだし、さらに死にたい気持ちになっちゃうんだろーなー・・・、きっと・・・
って、ビクビクしていたんですけどね。
だけど、意外や意外。
愚痴でも何でも聞くよって言われたから、思い切って愚痴をぶちまけてみたんですけど、私の愚痴を黙って聞いてくれたんです。
で、ひとしきり愚痴を聞き終えた後で、こんな風に言われたんですよ。
「うんうんっっ♪わかるわかるぅ~♪経営者ならではの悩みって感じだよね~っっ♪」
「なーんかめっちゃ経営者あるあるで共感しちゃうし、嬉しくなっちゃうな~っっ♪」
って。
はあ???
この人はいったい何を言っているんだ???
って、思っちゃいましたけどね。
よほど不思議そうな顔をしていたからなのか、理解不能って顔をしていたからなのか、続けてこう言ってくれたんですよ。
「経営者にもよるだろーけど、どんな時でも楽観的でいられるような根っからの楽観的な経営者なんてそんなに多くはないはずだよー」
「少なくとも私の周りの経営者はそうだし、私もそうだけど、楽観的に見えるように振舞っているだけかなー」
「特に取引先や従業員の前では、自信たっぷりで強気に見えるように振舞っているだけ」
「明るく元気でエネルギッシュに見えるように振舞っているだけ」
「死にたくなるほど落ち込んでいる時とか、弱気になっていて弱音を吐きたくなる時とか、不安で不安でたまらなくて押しつぶされそうな気持ちの時とかほど、そんな風につい振舞っちゃうんだよねー」
「そーやって自分で自分に暗示をかけて自分自身を勇気づけつつ、実は希望の光を必死で探してもがき苦しんでいたりなんかするんだけど、経営者の性ってゆーか、経営者って悲しいよねー」
「いやーっっ、お前とこーゆー話ができるようになる日が来るなんて、すごーく嬉しいよ~っっ♪」
って。
え゛!?そんなのぜってぇーにウソだー!!とは思いましたよ、そりゃー。
あの社長が!?そんなの有り得ねぇー!どの口が言うよ!?雪でも降るんじゃないか!?って感じで、とても信じられませんでした。
だけど、いつもウザいぐらい超明るくてヘラヘラ笑っていて元気で強気でエネルギッシュな社長が珍しくマジ顔で、そしてどこか寂しそうな表情だったので、ちょっとだけ信じてみることにしたんですよ。
それ以来、楽観的な経営者に対する見方が変わったように思うんです。
少しぐらいなら見習ってみてもいいかな?って気になったんですよ。
楽観的な経営者のフリをしてみると、ああ・・・、ナルホドなー・・・って気になりましたね。
実際にやってみてはじめてメリットも感じられるようになったし、気がついたこともたくさんありましたよ。
先入観があり過ぎるとソンしちゃうかも!?食わず嫌いだとソンしちゃうかも!?とも感じるようになりましたね。
楽観的な考え方にも、メリットってあったんですね。
私にとっての最大のメリットは、落ち込む頻度が多少なりとも減ったってことでしょーか。
よくよく考えてみたら、楽観的に考える方が精神衛生上もいいですもんね。
いつも悲観的にばかり考えていたら、絶望的な気持ちになっちゃって死にたくなっちゃって危険でしょーし。
とは言えども、私は小心者で臆病でバカ正直だからなのか、どーも腹芸ってヤツが苦手で、ついつい顔に出ちゃうんですけどね。
愚痴もつい言っちゃいますし、弱音も吐きたくなっちゃいますし。
逃げ出したくなる時だってやっぱりありますし、死にたくなる時だって今でもやっぱりありますよ。
でも、見方を変えればそれはそれで人間らしくていい面もあるのかも!?とも感じるようになりましたね。
経営者だって人間ですから。
だから、あまりにも悲観的な考え方になっている時には、ちょっとヤバイ兆候ってことなのかも!?って思って、無理のない程度に楽観的に考えるようにしています。
社長が楽観的、社長が悲観的な時のメリットやデメリットって?
E社長の声
以前の私は、どちらかとゆーと悲観よりの考え方をする方でしたね。
悲観主義とまでは行きませんけど。
だって、楽観的な考え方に対するイメージがめちゃくちゃ悪かったから。
サラリーマン時代に勤めていた会社の社長がものすごーく楽観的な考え方ばかりしていて、デメリットをイヤってほど思い知ったから。
何があってもどんなことがあっても、いつもダイジョーブダイジョーブって言っていたし。
やたらめったら自信家だったし。
この危機的な状況で、ダイジョーブダイジョーブってよく言えるよなー!
ダイジョーブって言えるその根拠はいったい何なんだよ!?
全然ダイジョーブじゃねぇーし!!
現状把握すらできないのかよ!?
誰のせいで、こんな危機的な状況に陥ったと思っているんだよ!?
楽観的過ぎるにもホドってもんがあるだろー!!
どーゆー神経しているんだ!?
その根拠のない自信は、いったいどこから来るんだ!?
失敗ばっかやらかしているくせに、どーやったらそんな自信家になれるんだ!?
能天気で疑うことを知らないわ、怪しい儲け話にすぐに乗っかるわ、散々やらかしたから少しは反省するかと思いきや、懲りずにまた同じ失敗を何度も繰り返すわ!
それでダイジョーブダイジョーブ、あははのはーって、楽観的過ぎるしお花畑過ぎるっちゅーの!
コッチは全然ダイジョーブじゃねぇーわ!
方針をコロコロ変えられて、朝令暮改で振り回される従業員の身にもなってみろっつーの!
だから、優秀な人材がどんどん辞めて行っちゃうんだよなー!
管理職まで辞めて行っちゃうんだよなー!
ただでさえ人手不足の状況なのに、それでもダイジョーブダイジョーブとか、やっちゃったもんはしょーがないしぃー、まっ、なるようになるっしょー、あははのはーとかってニコニコされて、従業員に後始末を丸投げされて仕事を山のように増やされたら、ブチキレもするし辞めたくもなるわ!
とにかく無計画だわ、行き当たりばったりだわ、出たとこ勝負だわ・・・!
決算書の見方すら知らないわ、だからなのか丼勘定もいいところだわ、利益は後からついてくるものさっとか何とかって平気でホザくわ・・・!
勘と経験と度胸(KKD)の経営にもホドってもんがあるだろー!!
経営者が暴走してどーするよ!?
頼むから、少しは計画を立てて行動してくれよー!
せめて採算ぐらい考えてくれよー!
従業員にとっては、ホントにホントに大迷惑なんだからさー!
って、心の中で何度叫んだことか・・・!!!
心の中で叫んだところでなーんにも変わらないから、怒りを抑えつつ社長にちょこちょこと言ってみたこともあるんですけどね。
そしたら、そんなに悲観的にならなくたってさぁ~、そんな後ろ向きで暗い話なんて聞きたくないしぃ~、失敗事例よりも成功事例の方がやっぱ聞きたいものだしぃ~、泣いても笑っても一度きりの人生なんだしもっと楽しい話をしようよ~♪もっと人生を楽しもうよ~♪って言われちゃうし・・・
これのどこがどう悲観的な考え方なのさ!?
従業員が笑いたくても笑えなくしているのは、どこのどいつなのさ!?
後ろ向きで暗い話って言うけど、社長にとって都合の悪い話だからそう思っちゃうんだろ!!
社長にとって都合の良い話だったら、前向きで明るい話ってことなんだろ!!
ってゆーか、猪突猛進の行き当たりばったりで行動する前に、少しは考えたらどーよ!?
最悪の事態を想定してから行動したらどーよ!?
少しぐらい、失敗から学んだらどーよ!?
それでも経営者か!?
放漫経営ばっかやりやがって、会社が倒産しても知らんからな!!
って、あきれ返っちゃいましたよ・・・
そーゆーこともあって、その時勤めてた会社を辞めて起業したんですけどね。
自分が経営者の立場になったら、あーんな楽観的で自信家でお花畑で放漫経営ばっかやっている暴走社長には絶対になるもんかー!って、思わず誓いましたよ。
だったはずなんですけどね・・・
経営者の立場になって初めて、あの社長がどーしてあんなに楽観的だったのかちょっとわかったような気がするんです。
楽観的な考え方のメリットも、少しだけわかったような気がしますね。
ああ・・・、だからあんなに楽観的だったんだな・・・
ってか、楽観的じゃなきゃー、経営者なんてやってられないもんなー・・・
悲観的なことばっか考えていたら、経営なんてとてもできないもんなー・・・
って。
経営環境の変化もめちゃくちゃ激しいし、ついこの間まで順風満帆だと思っていたら、いきなり地獄に突き落とされたりすることもあるし。
経営には良い時もあれば悪い時も必ずあるものですから、仕方がないと言えば仕方がないんでしょーけど、その度に一喜一憂したり悲観的になったりしていたら身がもちませんし。
泣いても笑っても苦しいのなら、いっそのこと開き直って思いっきり笑ってしまえ!って、ヤケクソとも言える気持ちに私でもなるぐらいですし。
不安になっても弱気になっても、愚痴っても弱音を吐いてもなーんにも変わらないし、だーれもなーんにもしてくれないし、経営者自身がナントカするしかないんだから、それだったらエイヤーの出たとこ勝負でやってみちゃえ!やらずに後悔するよりやって後悔すりゃーいいし!コケたら立ち上がればいいし!七転び八起きって言うし!って気持ちに、私でもなるぐらいですし。
自分でも驚きましたけどね。
もしかしたらコレも、経営者の視点と従業員の視点の違いなんでしょーかね?
とは言えども、従業員だった時に散々振り回された経験があるので、うちの従業員には同じ思いをさせたくはありません。
なので、適度に楽観的に考えて、適度に悲観的に考えるようにして、バランスをとっています。
社長が楽観的、社長が悲観的な時のメリットやデメリットって?
F社長の声
私は楽観主義者でもなければ悲観主義者でもないんですけど、時には楽観的な気持ちになったり、時には悲観的な気持ちになったりしますね。
だって、人間ですから。
喜怒哀楽ってもんがありますから。
そーゆー意味で言うと、ずぅーっと楽観的な気持ちの人もいなければ、ずぅーっと悲観的な気持ちの人もいないんじゃーないですかね?
だけど、経営者の立場になって気が付いたことがあるんです。
それは、経営者が楽観的な気持ちの時と経営者が悲観的な気持ちの時とでは、組織の在り方も変わって来るってことなんですけどね。
例えば、経営者が楽観的な気持ちの時だと、組織全体も楽観的な気持ちになりがちだと思うんですよ。
これはこれでメリットもあるんでしょーけど、ただイケイケどんどんの組織になり過ぎてしまって、一歩間違えたら組織全体が崖から転落してしまうって危険もあるんでしょーけど。
で、経営者が悲観的な気持ちの時だと、組織全体も悲観的な気持ちになりがちだと思うんですよ。
これはこれでメリットもあるんでしょーけど、ただ組織全体がギスギスしてしまったり、泥船から我先にと脱出するかのごとく会社を辞めて行く人が続出してしまう事態にもなりかねないので、危険な面もあるんでしょーけど。
つまり、どっちにもメリットもあればデメリットがあるってことなんでしょーね、きっと。
何にでもメリットだけじゃーなくデメリットも必ずあって、デメリットだけじゃーなくメリットも必ずあるのと同じってことなんでしょーね、きっと。
いずれにしても言えるのは、経営者の気持ちが組織全体に及ぼす影響は、良くも悪くも大きいってことだと思うんですよ。
よく言いますよね。
経営理念やビジョンが組織に与える影響は大きいって。
企業文化とか組織風土とかにも影響を及ぼしますしね。
経営者の気持ちに関しても、それと似ている面があるのかも?
組織全体に及ぼすそーゆーメリットやデメリット、リスクなんかを踏まえた上で、経営者が楽観的な気持ちになったり悲観的な気持ちなったりするだったらいいんじゃーないですかね?
そう考えると、楽観的な気持ちになるにしろ前向きな気持ちになるにしろ、悲観的な気持ちになるにしろ後ろ向きな気持ちになるにしろ、ちょっと冷静になれるような気がしませんか?
社長が楽観的、社長が悲観的な時のメリットやデメリットって?
G社長の声
私は楽観主義でもなければ悲観主義でもないと思います。
とは言えども、経営者だってやっぱり人間だから、時には楽観的な気持ちになったり、時には悲観的な気持ちになったりしますけどね。
どちらにもメリットもあればデメリットもあると思います。
メリットしかないとか、デメリットしかないとかってことはあり得ないでしょーし。
たとえるなら、楽観的なのがアクセルだとしたら、悲観的なのがブレーキととらえることもできるんじゃーないでしょーか?
アクセルだけの車だったら危なくて乗れませんし、かと言ってブレーキだけの車では前に進みませんから、アクセルにもブレーキにもそれぞれ役割ってもんがあるんじゃーないですかね?
そーゆー意味で言うと、楽観的な方が必ずしもいいってわけでもなく、悲観的な方が必ずしも悪いってワケでもないんじゃーないでしょーかね?
あまりにも両極端な考え方だと、ちょっとマズイかな!?って感じちゃいますけど。
アクセルだけをずぅーっと踏みっぱなし、ブレーキだけをずぅーっと踏みっぱなしみたいなイメージですし。
そのことに気が付けたのは、従業員のお陰なんです。
特に経営者が楽観的な気持ちの方に振り切っちゃっている時って、組織全体もアクセルだけをずぅーっと踏みっぱなしで、イケイケどんどんになりがちってゆーか、そうならざるを得ない面もありますよね。
コレって、相当マズイ兆候ですよね。
そのままアクセルだけをずぅーっと踏みっぱなしていると、組織全体が崖から落っこちてしまう恐れがありますから。
そのことに誰も気づけないとしたら、もうめちゃくちゃヤバイ状況ですよね。
だけど、「このままだと危ないから、ブレーキも踏もうよ!!」って言ってくれている従業員が、中には必ずいるんですよ。
口では言えなかったとしても、それとなーくサインを出してくれている従業員が必ずいるんです。
私がやらかしてしまった最大の失敗は、その従業員の声なき声に耳をちゃんと傾けなかったってことなんです。
耳を傾けなかったどころか、無理やり黙らせてしまいましたし。
悲観的過ぎるとか、協調性がないとか、評価を下げるゾとか、お前みたいなヤツが人在、人罪、人済って言うんだとか、会社の方針に納得できないのなら辞めろとか、自分から辞めないんだったらリストラしてしまうゾとか何とか言って。
従業員の立場で経営者に意見を言うのって、ものすごーく勇気がいるはずじゃないですか。
それなのに、我ながらヒドイ経営者だったと思います。
ワンマン経営者どころか独裁者だったと思います。
何人もの優秀な人材が何も言わずに会社を辞めて行ってしまって、事業継続の危機に瀕してから、ようやく耳を傾けたんですけどね。
もっと早くに従業員の声に耳を傾けておけば良かったなーと、心の底から反省していますし、勇気を振り絞って意見してくれた従業員に深く感謝していますよ。
従業員の言うとおりでした。
返す言葉もありませんでした。
アクセルだけをずぅーっと踏みっぱなしだったとは、自分では全く気が付けていなかったってことなんですよね。
それ以来、「ブレーキを踏もうよ!!」とか「アクセルを踏もうよ!!」とかのサインを出してくれている従業員の声に耳を傾けるようにしています。
同じ失敗を何度も何度も繰り返してばかりいたら、経営者としても成長しませんし、会社としても成長できなくなっちゃいますしね。
そう考えると、組織としてバランスを取るって意外と大事なのかもしれませんよね。
そのためにも、経営者の立場なのか従業員の立場なのかに関係なく、本音でコミュニケーションが取れるとか、相談とか質問とか提案とかを気兼ねなくできる雰囲気にしておくとか、風通しを良くしておくとかってことが必要になるのかも?
極端に楽観的な気持ちになったり、極端に悲観的な気持ちになったりしている時ほど、そーゆー機会なんだなーって、とらえてみるのもアリなのかもしれませんね。
社長が楽観的、社長が悲観的な時のメリットやデメリットって?
(パート2)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「そっ・・・、そーだったのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「だからかー!!だからだったのかー!! ヾ(.;.;゜Д゜)ノ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「なーんだ、悲観的な考え方にもメリットって意外とあったんだー、んじゃームリに楽観的に考えようとしなくたっていいのかも・・・!? (* ̄▽ ̄)」
「楽観的な考え方にもデメリットってあったんだね・・・、こーんなリスクとかあーんなリスクとかもあったんだね・・・ (・_・;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「楽観的と悲観的もそうなんだろーけど、他にもこーゆーのがいっぱいあって、いずれにしても両極端な考え方ばっかしていると危険ってコトなのかも・・・!? \( ̄▽ ̄;)/ 」
「バランスを取るって意外と大事なコトなのかも・・・!? 。゚(゚^o^゚)゚。 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ううーむ、多様性とか多様な考え方が大事って聞くけど、ナルホドそーゆーことだったのかも・・・!?様々な考え方にふれるって大事なのかも・・・!? (´ε`;) 」
「たまには自分とは考え方が違う人とコミュニケーションを取ってみよっかなー、価値観が違う人ともたまには話してみるのもアリなのかも・・・!? ( ̄∧ ̄ ) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「教育と共育の違いがイマイチよくわからなかったけど、もしかしたらこーゆーコトなのかも・・・!?共育の機会って気が付いていないだけで意外と身近なところにたくさんあるのかも・・・!? (。・ ・) 」
「似たような考え方の人とばかり話しても新たな発見をしにくいし、会社の常識は世間の非常識みたいな状況に陥ってしまいがちだろーけど、違う考え方の人と話すからこそ化学反応が生まれるのかも・・・!?新たな気づきを得られる時だってあるのかも・・・!?イノベーションにつながる時だってもしかしたらあるのかも・・・!? y( ̄ー ̄)y 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「意識を変えるってどーゆーことなのか、何をどーすればいいのかわからなかったけど、ほんのちょびっとだけだけどヒントを得られたような気がしなくもないかも・・・!? (o*゜∇゜)o 」
「もしかしたら、意識って変えるものじゃーなくて変わるものなのかも・・・!? ( ゜д゜) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「コレって社長だけの話でもなければ従業員だけの話でもないのかも・・・!?組織力の強化や向上とかについても、いろんな意味で考えさせられちゃったかも・・・!? (;゜∇゜) 」
「社風や企業風土なんかについても、いろんな意味で考えさせられちゃったかも・・・!?会社を変えるってどーゆーコトなのかについても考えさせられちゃったかも・・・!? (;´д`) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「人材採用とか配置転換とかとも、もしかしたら関係している面もあるのかも・・・!? (ーー;) 」
「人材育成とも、もしかしたら関係している面もあるのかも・・・!? p(´⌒`q) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ってコトはだよ・・・、アレをあーして、コレをこーして・・・ ((φ( ̄Д ̄ ) 」
「ナルホドそっかー、そーゆーコトだったのかも~ d(⌒ー⌒) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ナルホド・・・、ちょっぴりわかった気がするかも・・・ ヽ(´ー`)ノ 」
「あ、なーんだー、そーだったんだ~ (〃▽〃) 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
他にも、例えば・・・














などなども含めると、いろんな意味で考えさせられちゃいません? (^^)
ふーむ・・・、こーやって考えてみると・・・
まだ見えていないだけで・・・
意外なところにヒントがいっぱい溢れている
おお~っ ━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━ 見っけ~♪
のかも~???
なーんて、感じません?
(〃▽〃)
どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?




コメント