「共同経営のメリットやデメリットって何があるんだろ~?共同経営って、どんな人とやった方がいいのかな~?血のつながった兄弟とか親子とか夫婦とか、家族で共同経営した方が上手く行くのかな~?それとも赤の他人同士で共同経営した方が上手く行くのかな~??? (;´д`) 」
「一人で経営するのは不安だから共同経営を考えているんだけど、共同経営できるいいパートナーとかいい相方とかって、どこでどーやって探したらいいんだろ~??? (o´д`o)=3 」
「もしも共同経営をするんだったら、どんな会社形態がいいのかな~???やっぱり株式会社がいいのかな~??? ( ̄д ̄;) 」
「共同経営と一人で経営するのとだったら、どっちの方が儲かるんだろ~???どっちの方がより利益が上がるのかな~??? ( ̄‥ ̄;) 」
などなど・・・、このような声をお聞きすることもあるんですが・・・
(`・ω・´)
んでもって・・・
「三方よしの経営相談」、「組織人事戦略(戦略的な組織づくり)」、「人材育成戦略(戦略的な人材育成)」、「経営に役立つ情報活用(IT活用・ICT活用)」などなどのお手伝いを行なっているからなのか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるからなのか・・・
いろんな意味で考えさせられることもあるんですが・・・
( ̄  ̄;)
コレって、もしかしたら・・・
などなどにも、ある意味関係するっちゃーする面もあるのかも~???
なーんて感じるコトもあるので、一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。
ちょっと興味あるかも~?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。
(^^)/
共同経営のメリットやデメリットって何だろう?(パート1)
んーと・・・
共同経営の経験がある経営者の方の例えばこんな声から、まずは考えてみるのはどーでしょう?
( っ・ω・)っ
共同経営のメリットやデメリットって何だろう?(Aさんのケース)
共同経営をした経験があるんですけどね。
共同経営の良さも悪さも、メリットもデメリットも身を持って体験しましたよ。
お陰で、どうしたら共同経営が上手く行くのか、行かないのかが少しわかったような気がします。
共同経営って、一口に言っても千差万別で、いろいろあるとは思うんですけどね・・・
ただ今の私に言えることは、共同経営も組織ってことなんですよね。
当時の私は、そんなことも考えていなかったんだなーって今は深く反省しています。
私の場合、同じ会社に勤めていたXとYと3人で共同経営を行っています。
きっかけはと言うと、同じ会社の人間同士ということもあって、気が合っていたから勢いでって感じでしょうか。
と言っても、3人とも性格も得意分野も全然違うんですけどね。
Xは現場畑バリバリの人ですし、Yは経理畑バリバリの人ですし。
私は営業方面の経験を積んで来ましたし。
部署も違ったし、性格も全然違ったんですけどね。
でも、不思議なことに何となくウマが合ったんですよ。
会社勤めをしてた時は、3人で会社の愚痴とかをよく言ってましたよ。
部下の悪口とか、上司の悪口とか、社長の悪口とかも、みんなでよく言ってましたよ。
朝まで飲みながら語り合うって感じの関係でしたね。
「それじゃー、いっそのこと、3人で会社つくっちゃおーか?」
って、酔っ払いながら半分冗談で言ったんですけど、XさんもYさんも賛成してくれて、勢いで創業しちゃったんですよ。
「社長は誰がやる?」って聞いたら、「お前が言いだしっぺだから、お前でいいんじゃね?」って言われて・・・
そんな感じで、簡単に決めました。
自分たちで会社をつくるって話になってからは、
「どんなことやろうか?」
「何やろうか?」
って感じで、ワクワクしてものすごく楽しかったですよ。
何がスッキリしたって、「独立するので、会社を辞めます」って言った時でしたよ。
ビックリしてオロオロしながら必死で引き止めようとした上司の顔とか、羨ましそうな顔をした部下や同僚の顔とかを見て、「お前らには逆立ちしたってできないだろ!この会社に一生しがみついてろ!ざまぁーみろ!」って内心笑っていました。
オフィスを借りた時には、「やっと自分たちだけの城が手に入った!」って感動しましたよ。
これでやっと、誰にも干渉されることなく好きなことができるって思えて嬉しかったですね。
とは言えども、創業した当初は本当に大変でした。
ものすごく忙しかったし、サラリーマンの頃とは比較にならないぐらい、めちゃくちゃがむしゃらに働いたし、休みなんて全然取らなかったし、睡眠時間もビックリするぐらい少なかったし、収入も本当に少なかったし。
そういう面で言うと、サラリーマンの頃の方が良かったのかも?
って、感じたことも正直ありますよ。
会社勤めをしていると、毎月給料がもらえますよね。
それに、何だかんだ言っても労働者の立場だから、最低賃金法や労働基準法などの労働法にも守られていますよね。
雇用保険や社会保険にも加入できますよね。
独立する前までは、全然意識したことがなかったんですけどね・・・
そんなこと当たり前じゃないかって、思っていたんですけどね・・・
「サービス残業なんてさせるなよー!」
「薄給でこき使うなよなー!もっと給料上げろよなー!」
なーんて、前の会社に勤めていた時は3人で愚痴っていたんですけどね。
何だかんだ言っても、サラリーマンっていい身分だったんだなー・・・
サラリーマン時代の有り難さが、身に染みてわかりましたよ。
貯金も見る見るうちに減っていって、めちゃくちゃ焦りましたよ。
自動販売機の缶コーヒーですら、買うのを躊躇したぐらいでした。
サラリーマンの時代には、何も考えずに毎日買って飲んでいた缶コーヒーだったんですけど・・・
缶コーヒー1本分を自分で稼ぐのがどれだけ大変なのか、嫌というほど思い知らされましたよ・・・
経費が自腹なんて、当たり前の話ですしね。
資金調達にも困りましたよ。
働いたら働いた分だけ、確実にお金がもらえるってことはまずありませんしね。
家族にもいろいろと言われましたし、苦労も心配もすごくかけました。
何かとキツかったんですけど、そんな時こそ3人で励まし合って頑張りました。
性格も得意分野も違う3人だから、いろいろな視点からアイデアを出し合うこともできましたし。
誰かがヘコんでいる時は、他の2人が励ましてって感じで。
3人一緒に落ち込むこともありましたけど、そうしたら誰かが「落ち込んでいたって、仕方ないじゃん!」って励ましてって感じで。
「儲かったら、アレが食べたい」
「儲かったら、コレを買いたい」
そんな話もよくしましたよ。
「苦しんでいるのは自分だけじゃない、独りじゃない」
「今が頑張り時だ!今に見てろ!」って思えて、すごく良かったです。
貧乏で金もなかったし、資金ショートの危機だって何度もあったし、将来も見えなくて不安だったけど、本当に楽しかったですよ。
今思えば、あの時が一番楽しかったですし、3人ともキラキラしていましたね。
会社に勤めていた時に、悶々として愚痴り合っていたのがウソのように楽しかったですよ。
毎日がこんなに楽しくて充実しているんだったら、もっと早くに脱サラするんだった。
もっと早くに会社をつくれば良かったよなーって、3人で笑っていたぐらいでした。
それから何年か経って、ようやく利益も出るようになって来て、人手も足りなくなってきたから従業員を雇うようになったんです。
「従業員を雇えるようになるなんて!」
「今までの苦労がやっと報われた!」
って感じて、そりゃー嬉しかったですよ。
でも、この頃ぐらいからなんですよね・・・
楽しくなくなり始めたのって・・・
利益が出たのも束の間で、業績が見る見る悪化して行きましたしね・・・
利益が出るどころか資金繰り難に陥って、借金の返済にも困るようになってしまいましたし・・・
その上、取引停止までくらってしまったし、従業員にも辞められちゃったし・・・
踏んだりけったりって状況になったんですよ・・・
それでも、創業したばかりの大変な時期を乗り切って来たんだから、3人で頑張れば何とかなるって最初は思っていましたよ。
でも、甘かったんですよね・・・
次第に仲違いしてしまって、顔を合わせたらケンカばかりになってしまいましたよ。
そのせいか、3人揃って一緒に仕事する機会もどんどん減って行ったんですよ。
Xが「辞める」って、言い出したこともありましたし・・・
Yが「辞める」って、言い出したこともありましたね・・・
もちろん、私も・・・
相手の欠点とか短所とかばかり、お互い目についてしまってね・・・
「自分はこんなにがんばっているのに、何度も言っているのに、どーしてわかってくれないんだ!?」って感じでしたよ・・・
従業員に当り散らしたり、家族に当り散らしたり・・・
そんなこともありましたよ・・・
このままじゃーマズイって思ったので、飲み会を企画したこともあったんですけどね・・・
でも、誰も参加してくれませんでしたし・・・
「やっぱり、赤の他人同士だから上手く行かないんだろうか?」
「やっぱり、共同経営だから上手く行かないんだろうか?」
そんな風に悩んだ時期もありましたよ。
でも、赤の他人だから上手く行くとか行かないとか、血が繋がっている兄弟とか親子とか夫婦とかの共同経営だったら上手く行くとか行かないとかってものでもなくて・・・
共同経営だから上手く行くとか上手く行かないとか、経営者が一人だから上手く行くとか行かないとかってものでもないんだな・・・
って、今は感じています。
いやーもう、本当に大失敗でしたよ。
でも、失敗したお陰で、
「何のために、会社をつくるのか?」
「誰のために、会社をつくるのか?」
「何のために、従業員を雇うのか?」
「どうして、従業員を雇う必要があるのか?」
「従業員を雇うというのは、どういうことなのか?」
「組織って、いったい何なのか?」
「何のための組織なのか?」
「誰のための組織なのか?」
「利益って、いったい何なのか?」
「何のために、利益が必要なのか?」
「誰のために、利益が必要なのか?」
「何のための事業なのか?」
「何のための製品やサービスなのか?」
「誰のための事業なのか?製品やサービスなのか?」
「何のために、会社経営をするのか?」
「誰のために、会社経営するのか?」
「会社を経営するというのは、どういうことなのか?」
「経営者の仕事とは、いったい何なのか?」
などについて、いろいろな意味でものすごく考えさせられて、深く反省させられる機会になりましたよ。
きっかけは、従業員とか取引先とかに言われた言葉だったんですけどね。
共同経営だったけど、経営者としての孤独もしっかり味わいましたよ・・・
あんな失敗をするのは、二度とゴメンですよ・・・
こんな会社で働いてくれた従業員に対しても、こんな会社と取引してくれた取引先に対しても・・・
ずっと支えてくれていた家族に対しても、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・
共同経営のメリットやデメリットって何だろう?(Bさんのケース)
共同経営をした経験があるんですけどね。
と言っても、あれが共同経営だったと言えるかどうかわかりませんが・・・
もっと言うと、お恥ずかしい話、あれで経営をしていたと言えるんだろうか?
あれで経営者だったとは、とても言えないような状態だった気がするんですよ・・・
共同経営の相方だったZさんとの出会いは交流会でした。
私自身は起業に興味がなかったんですけど、内勤で社外の人と知り合う機会があまりなかったし、自分の知らない世界の話を聞くのも面白いし、視野を広げるためにもいいかな?って思って、軽い気持ちで最初は参加してみたんですよ。
何回か参加する内に、相方だったZさんと知り合いました。
第一印象は、なんてたくましくてバイタリティがあって面白いヤツなんだって感じでしたよ。
何となくウマがあって、いつしか連絡を取り合うようになったんですけど・・・
ある日のこと、「一緒にやろうよ」ってZさんから誘われました。
もちろん、最初は断りましたよ。
勤め人しか知らない人間が会社を辞めて、そんな簡単にやっていけるできるわけがないって思いましたから。
事務仕事しかしたことがないし、Zさんが話す技術的な専門用語なんて宇宙語で何もわからないし、特技と言えるほどの特技もないし、経営なんて一度もしたことがないのに、そんな自分にできるとはとても思えなかったし・・・
勤めていた会社に全く不満がなかったと言えばウソになるけど、辞めたいと思うほど大きな不満があるワケでもなかったし・・・
でも、
「実はお前みたいなヤツをずっと探していたんだ」
「お前しかいない」
「頼むから力を貸してくれ」
って、Zさんに何度も何度も頼み込まれて・・・
「出せるなら出せるだけ出してくれてもいいけど、カネがないなら一切出さなくてもいい」って言ってくれたし、その時勤めていた会社の給料より高い金額を提示して誘ってくれたし・・・
もしかしたら、結構おいしい話なのかも?
こんなチャンス、滅多にないのかも?
と思ったので、やってみることにしたんです。
事務所の物件探しなんて滅多にできない経験ですし、社名を考えるも面白かったし、結構ワクワクしていた覚えがありますよ。
会社設立の手続きなんて初めてだったから、本を読んだり人に教えてもらったりしながら、自分でがんばって手続きしましたよ。
面倒くさいと言えば面倒くさかったんですけど、やってしまえば何てことはなかったです。
会社って、意外と簡単につくれるもんなんだなーって驚いたぐらいでした。
あのまま勤め人をやっていたら、こんな経験できなかったんだよなーって、ちょっと嬉しかったです。
こんな感じで、Zさんとの共同経営生活がスタートしました。
Zさんは元々個人事業主をやっていたのでビジネスモデルも既にあって、それをそのまま法人にしてからもやっていたということもあって、会社設立当初から意外と儲かっていました。
Zさんが技術面と営業面を担当、経理などの事務関係全般を私が担当していました。
初めて経験するものももちろんありましたけど、勤めていた会社では歯車とでも言うんでしょうか、ほんの一部分しか担当させてもらえていなかったんですよね。
何もかも自分でやらなきゃいけないんですけど、でも、色々な知識も得られたし・・・
自分なりに調べてやってみるのが楽しいし、面白いしやりがいがあると感じていたぐらいでした。
会社を辞めていなかったら、そして会社をつくっていなかったら、経験できなかったことばかりでしたからね。
忙しい時には徹夜しなきゃいけないものの、それ以外の時にはいつ起きてもいつ寝ても良かったし、殺人的な満員電車からも開放されたし、都合がつけば平日に遊びに行くことだってできたし・・・
Zさんは、あーしろこーしろってよく言って来たけど、Zさんは自宅にこもって仕事することが多かったので、必要な時だけ会議をするだけで済んだから、自分のペースで仕事できることも結構あったし・・・
サラリーマン生活と比べたら、何て気楽なんだろう。
しかもこんな生活なのに、勤めていた時よりも収入がちょっぴりとは言えども増えたんですから、迷ったりなんかせずにもっと早くやれば良かったって思ったぐらいでしたよ。
その時は天国みたいな生活だって思っていたので、不満と言えるほどの不満は特になかったんですけど、強いて挙げるとすれば、Zさんの突飛な行動だったでしょうかね・・・
Zさんは行き当たりばったりで無計画で破天荒な性格で、金銭管理に無頓着な割には妙なところでケチだったので、何かと振り回されましたよ・・・
ただそれはZさんの良いところでもあったし、だから細かい事務手続きとかが苦にならないサポート役の自分が必要とされていたのかも?って、勝手にナットクしてしまっていましたし・・・
それに、勤めていた会社にもそういう人はいっぱいいたから、そーゆーもんかな?ぐらいにしか思っていなかったんですけどね・・・
こんな共同経営生活にも慣れて来たある日のこと、久しぶりにZさんから電話があったんです。
そして、いつものようにいきなり言い出したんですよね。
「先月からアルバイトを雇ったんだ」
「めちゃくちゃ忙しいから、ウチで技術面の仕事を手伝ってもらっている」
「バイト代の○円を明日振り込んでくれ」
って。
あーあ、またいつもの突飛なパターンが始まったな~。
他のことはともかくとして、カネや予定に関係することだけは、早めに言ってくれると有難いんだけどっていつも頼んでいるのにさ~。
まぁでも、資金繰りに関しては、その時は余裕がある方だったし・・・
技術的なことはZさんが一手に引き受けていて手が足りないんだろうし、かと言って自分が手伝えるはずもないから、アルバイトぐらい雇ってもいいんじゃないの?
って思ったので、Zさんに言われた通りにしました。
こんな感じでZさんから1~2ヶ月に1回ぐらいのペースで連絡がある度に、Zさんから聞いた金額を振り込んでいたんですけどね・・・
最初は一人だったアルバイトも、いつの間にか3人に増えちゃっていて、Zさんから言われてZさんの自宅近くに事務所の移転手続きもして、遠くなっちゃったから今度は私が自宅で作業することが多くなったんですけどね・・・
それで、
「そーいやー、アルバイトを雇った時って、事務的な手続きとかって何か必要じゃないのかな?」
って、ふと疑問に感じたんですよね。
今まで人を雇ったことなんてなかったし、初めての経験だったし、よくわからなかったんです。
アルバイトとは言えども、バイト代を振り込むだけで本当にいいものなのかな?
短期アルバイトならともかくとして、最初に雇ったアルバイトなんてもう半年ぐらい働いてもらっているんだし・・・
それで調べてみたんですけど・・・、ヤバイって真っ青になりましたよ・・・!!
大慌てでZさんに連絡して、人を雇った時に会社側がやらなきゃいけないことを説明したんです。
そしたら、Zさんと大ゲンカになっちゃったんです・・・
Zさんの言い分はこうでした。
「アイツらが失業していて仕事が見つからないって困っていたから、人助けだと思って雇ってやったんだ!」
「その上、技術的なことを朝から晩まで毎日タダで教えてやっているんだぞ!」
「教えてやっているのに、バイト代まで払ってやっているんだぞ!」
「コッチがカネもらいたいぐらいだよ!」
「労災保険か雇用保険か何だか知らんが、たかがアルバイトのために、何でそんなコストまでコッチが払ってやらなきゃいけないんだよ!」
「そんな無駄なカネを払ったら、利益が減っちゃうじゃないか!」
「儲けが減っちゃうなんて本末転倒だよ!絶対にイヤだね!」
「何のためにわざわざ会社つくって、経営しているのかわからないじゃないか!」
だったら、バイトに辞めてもらう?って聞いたんですけど、「辞めさせたら仕事が回らなくなるから絶対にダメ!」ってさらに怒り狂うし・・・
ケチなZさんのことだから、怒りたくなる気持ちはわからなくはないんですけど、それでもやらなきゃいけないものはいけないワケだし困りましたよ・・・
説得しようとはしたんですけど、話を聞いてもらえませんでした。
「こんなことは絶対に認めないからな!許さないからな!」
「この話はこれで終わり!以上!」
って言われて、ガチャン!と電話を切られちゃいましたよ・・・
何度電話してもつながらないし、メールしても返事くれないし、Zさんを訪問してもドアを開けてくれないし、取り付く島もありませんでした・・・
とは言えども、このまま放置しておくワケにも行きませんでしたし、やらなかったら犯罪者になっちゃうし・・・
どうしたもんだかと悩んだ挙句、事務関係は自分が担当しているから、Zさんに黙っていればわからないだろうと思って手続きしてしまいました。
でも、しばらくしてから、Zさんにしっかりバレちゃったんですよ・・・
いつも通り突然と言えばそうなんですけど、ウチの自宅にいきなり怒鳴り込んで来たんです・・・
「法律で決まっているんだから仕方がないじゃないか・・・」
って、何度も言ったんですけど、全く聞き入れてもらえませんでした・・・
Zさんは物まで投げつけて来て、ブチキレてこうわめきまくったんですよ・・・
「誰に食わせてもらっていると思っているんだ!?」
「営業できないから仕事を取って来られない、技術的なこともわからないから何もできない無能だし、会社つくる時だってカネもほとんど出さなかったじゃないか!」
「それなのに、オレの命令に逆らう気か!?」
「命令されなきゃ何もできないくせに、オレの命令より法律を優先するなんて、バカ正直に法律を守ろうとするなんて、ホントに救いようのないバカだな!」
この言葉を聞いてかなりムカっとしたので、
「そんな何もできない、カネもないヤツでも、一緒にやりたいって頼んで来たのはお前だろ!?」
「お前こそ、事務仕事が何もできないじゃないか!ドケチでカネ儲けのことしか考えていないじゃないか!」
「前々から言おうと思っていたし、この際だから言わせてもらうけど、共同経営のはずなのに、何でもかんでもお前にお伺いを立てて許可もらわないと何もさせてもらえないなんておかしいよ!これじゃー、雇われサラリーマンと同じじゃないか!」
「お前とはもうやっていけない!もう辞める!」
って、言い返そうとしたんですけど・・・
喉元まで出かかっていたんですけど・・・
でも、それを言ってしまったら殺されそうな勢いだったし、何もかも本当に終わっちゃうし・・・
営業もできない技術的なこともわからない無能というのは事実だったし、こんなことで気楽な生活が終了しちゃうのも悲しかったし・・・
それにコイツをサポートする人間がいなくなると、アルバイトの人たちがどんな目に遭うか・・・
コイツの暴走を止めないと、何をしでかすかわからないぞ・・・
そう思ったので、ぐっとこらえて我慢しました・・・
とにかくこの場をおさめなければと思って、とりあえず謝ったんです・・・
平謝りしたからなのか、どうにかこうにかその場はなんとかおさまったんですけど・・・
「保険料はオレの取り分から捻出するから、お前の取り分には絶対に影響しないようにする」
「手続き等も全部コッチでやるから、お前には一切迷惑かけないから」
って約束したので、どーにかこーにかナットクしてもらえたんですけどね・・・
でも、この時からなんですよね・・・
Zさんの行動が、さらにエスカレートしたのは・・・
以前よりもさらに無理難題を要求されるようになりましたし、振り回される度合いも以前の比ではありませんでしたよ・・・
それでも、ひたらすら我慢していましたけど・・・
初めて会った頃のZさんはこんな人じゃなかったと思うのに、もしかしたら自分が変えてしまったのでは?
Zさんをここで見捨てたら、Zさんの暴走を誰にも止められなくなる。
止められるのであれば止めたいし、自分には止める責任がある。
そう思っていたのもあるんですけどね・・・
結局のところ、Zさんの暴走を止めるどころか、自分が過労死しちゃうんじゃないか?って状態にまでなっちゃったんですけどね・・・
後から知ったことですけど、あの時の私は、最近よく聞く「名ばかり取締役」や「名ばかり役員」みたいな状態だったとでも言ったらいいんでしょうか・・・
それでも我慢してがんばっていたんですけど、本当にどうしたらいいのかわからなくなっていたので、恥を忍んで友人に相談したんです・・・
そして、友人に言われて初めて気がついたんですよ・・・
自分の存在は、Zさんの暴走を止めるどころか、むしろ暴走を助長してしまっているってことに・・・
我ながらショックでしたよ・・・
それだったら、私がさっさと辞めてしまった方が、Zさんのためになるんだろうか?
でもそれって、責任逃れなんじゃないだろうか?
そんな風に毎日悩んでいました。
そうこうしている内に、取引先から取引停止をくらって、その取引先一社に依存した下請けの事業をメインでやっていたということもあって、一挙に赤字に転落してしまったんですよ・・・
アルバイトへの給料支払いですら窮するぐらい、資金繰り難に陥ってしまいました・・・
しばらくの間は、Zさんには内緒で私が自腹を切って、給料支払いを行っていたんですけどね・・・
でも、いくらなんでも限界というものがありましたよ・・・
イライラしたZさんが、アルバイトの人たちや私に当り散らすことも増えましたし・・・
そんな状況を察して、この会社はもうヤバイのでは?と感じ取ったのか、アルバイトの人たちは蜘蛛の子を散らすように辞めて行きました・・・
アルバイトの人が全員辞めた頃合いを見計らって、おそるおそるZさんにこう切り出したんですよ。
散々迷ったけど、Zさんの暴走を止める最後の機会だし最後の手段だと思ったからから・・・
「これ以上、傷が深くならない内に、会社をたたんでしまわないか?」
「人生をやり直すにしても、今ならまだ間に合うんじゃないか?」
ってね。
いつものように大暴れしてわめき散らして大反対するんだろうな・・・って、予測していたんですけど・・・
強がってはいたものの、内心相当ガックリ来ていたのか、Zさんは意外にもあっさりと了承してくれました。
あれから何年か経つんですけど、すごく複雑な気持ちがずっと続きましたよ・・・
あの決断で本当に良かったんだろうか?ってね。
でも、これで良かったと今は思っています。
何のために、会社をつくったんだろう?
誰のために、会社をつくったんだろう?
何のために、会社経営をしていたんだろう?
誰のために、会社経営をしていたんだろう?
って考えると、結局、
「自分が好き勝手にやりたいようにやって、金儲けするためだけだった」
ってことなんですよね・・・
Zさんも私も、それ以上のことは何も考えていなかったと思います・・・
じゃあ、自分一人でやっていたら、ちゃんと経営できていたかというと、そんなことは決してないと思います。
一人でやっていたとしても、家族でやっていたとしても、根本が根本だったので、結局同じような結果になっただろうなって思うんですよ。
スタートからして間違っていたと思いますし・・・
こんな結末になったのは、当然だと思います・・・
会社をつくることは簡単でも、会社を継続して行くことがどれだけ大変なことなのか全然わかっていなかったんですよね・・・
事業を継続するというのはどういうことなのか、わかっていなかったどころか、しっかりと考えたことすらなかったんですよ・・・
儲けることや、自分がやりたいように好き勝手になることそのものが目的化してしまっていると、何でも損得勘定だけで考えてしまうし・・・
損得勘定で得た人間関係は、損得勘定でしか維持できないし、損得勘定で失ってしまうものなんだなーって・・・
これでは、会社経営をしていたとは、到底言えないと思います。
人生最大の失敗ですし、反省しきりですよ・・・
共同経営のメリットやデメリットって何だろう?(パート2)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「そっ・・・、そーだったのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「え゛え゛え゛ー!? マジでぇぇぇぇー!? ヾ(.;.;゜Д゜)ノ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「おいおいおーい・・・、共同経営って思っていたよりもずっと大変じゃんかよ・・・、一人で経営した方がまだマシなのかも!? \( ̄▽ ̄;)/ 」
「いやいや、共同経営にはデメリットもあるけど、共同経営ならではのメリットもあれば良さもあるから、やっぱ共同経営の方がいいのかも!? ( ̄∀ ̄)b 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「え゛!?共同経営でも経営者の孤独って感じるものなの??? Σ( ̄ロ ̄lll) 」
「共同経営なのに、一人で経営しているんじゃないのに何で??? (@ ̄□ ̄@;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「そーいやー、そんなの考えたコトがなかったかも・・・ (; ̄ェ ̄) 」
「そーか・・・、共同経営がどーのとかって以前に、考えておかなきゃいけないコトがあったのかも・・・ o( ̄_ ̄|||)o— 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ってコトはだよ・・・、アレをあーして、コレをこーして・・・ ((φ( ̄Д ̄ ) 」
「なーんだ、こーゆーコトを先に考えておけば良かったんだ~ d(⌒ー⌒) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「会社経営って、大変なコトだったんだね・・・ (;゚;Д;゚;;) 」
「従業員の立場って、何だかんだ言っても有り難いものだったんだね・・・ (´;ω;`) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ウチの会社も、もしかしたらヤバイかも・・・ (;・∀・) 」
「ウチの会社も、こんな感じなのかも・・・ (|||▽ ) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「やっぱ、サラリーマンが一番いいよな~ (* ̄▽ ̄)」
「社畜と言われようが何しよーが、サラリーマンが一番ってコトだよな~ ( ゜∀゜) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「こんな無能な経営者ばっかだから、従業員が困るんじゃないかー!! (〝▼皿▼) 」
「従業員のコトをいったい何だと思ってるんだ!? ヾ(*`Д´*)ノ” 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ナルホド・・・、ちょっぴりわかった気がするかも・・・ ヽ(´ー`)ノ 」
「あ、なーんだー、そーだったんだ~ (〃▽〃) 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
他にも、例えば・・・
などなども含めると、いろんな意味で考えさせられちゃいません? (^^)
ふーむ・・・、こーやって考えてみると・・・
まだ見えていないだけで・・・
意外なところにヒントがいっぱい溢れている
おお~っ ━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━ 見っけ~♪
のかも~???
なーんて、感じません?
(〃▽〃)
どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?
・・・え?
「わかったよーなわからんよーな・・・ ( ̄д ̄;) 」
「やっぱ、頭がウニ状態じゃー!よくわからーん! \(  ̄曲 ̄)/ 」
「全然、ピンとこねぇーし! (;`O´)o 」
「結局のところ、共同経営のメリットやデメリットって何なのさ??? (# ̄3 ̄) 」
・・・って?
ううっ・・・、すみません・・・。m(_ _)m
ではでは・・・
■ 共同経営のメリットやデメリットって何だろう?(2)
では、上記とはまた違うケースから引き続いて一緒に考えてみませんか?
ヾ(・◇・)ノ
ちょっと興味あるかも~?
って言ってくださる方は、ゆるゆる~っとお付き合いいただけると嬉しいです。(^^)
あ・・・、続きは気が向いた時にカキカキする予定なので・・・
しばらく待ってやってくださいますよう、ひれ伏してお願い申し上げます(懇願)。
m(_ _)m
※「一体いつ、続きを書くんだよー! ヽ(*`Д´)ノ 」と言ってくださる奇特な方へ※
「自律型人材が育つ組織って?」ブログの更新状況は以下の方法でお知らせしておりますので、もしよろしければご一読くらぱいませませ~っっ。
(>人<;)
コメント
率直に、このブログに出会えて、本当によかったです。
感動しました。
管理人様のプロフィール等も読ませていただきました。
ホームページの中にも共感するものが多々あり、
さらにはブログでロジカルな解説があり、
考えさせられる文、説得力のある言葉、本当に感動しました。
もし、本になっていたら、絶対に買います。
私は本が苦手ですが、絶対に買います。
それは、人生のバイブルにしたい程です。
人生にブレの多い自分ですが、
本日、ネットで「ネクストストラテジー」という言葉を見つけ、
見ると全てが私の疑問にあてはまり、
目を通すにつれて、魂が熱くなるのを感じました。
私は頭が悪いのですが、
こんなにすばらしいブログとホームページに出会えたこと、
こんなにすばらしい企業様を知ることができて、
本当に良かったです。
ご迷惑かと思いコメントを迷いましたが、なんとか感謝の気持ちを
伝えたいと思い、コメントします。
私は人に伝えることが苦手なので、
うまく伝わらないかも知れませんが、
お体に気をつけて、頑張ってください。
勝手ながら、このブログを応援しています。
そして、管理人様の思想を尊敬しています。
ご迷惑と感じられましたら、申し訳ありません。
私は27歳、ごく普通の会社員です。
このようなコンテンツを制作された管理人様、
感謝します。
ありがとうございました。
鳥人間さま
初めまして。
コメントありがとうございまーす。(^^)
> ご迷惑かと思いコメントを迷いましたが
迷惑だなんて、とんでもありませんよ~んっっ。
ブログにコメントするのって勇気がいるのに、とってもとっても嬉しいです♪
ありがとうございますぅぅぅ~。
<(_ _)>
> 感謝の気持ち
> 本当に感動しました
こんなボログなのに、褒めちぎってくださって本当にありがとうございます。
社交辞令でもお世辞でも嬉しいです♪
海より深ぁーく (⌒人⌒) 感謝感謝ですぅ~♪
えーと・・・
この記事とゆーよりは、特に以下の記事をじっくりと読んでくださったようなので、以下の記事に関するコトだと勝手に解釈してカキカキしますね~。
http://blog.next-strategy.com/article/228536866.html
鳥人間のご状況がよくわからないので、何をどう感謝されているのかも、どの点にどう感動されたのかも実はよくわからないんですけど・・・(汗)
何にしろ、ほんの少しでも何かのお役に立てたのであれば嬉しいです。
ヾ(*´∀`*)ノ
でも、思うに・・・ (。・ ・)
何かに気づかれたのであれば、それは間違いなく鳥人間さんの力だと思いますよんっ♪
o(*⌒O⌒)b
こーゆー趣旨でカキカキしているボログってコトもあって、私は題材をただ提供しているだけで、なーんにもしておりませんので~。
ヾ( ̄ω ̄〃)ノ
http://blog.next-strategy.com/article/166157789.html
こんなゆる~い感じのおちゃらけボログですが、気が向いた時にでもまた遊びに来てやっていただけると嬉しいですぅ~っっ♪
ヽ(▽⌒*)