「ポジティブ思考の組織とネガティブ思考の組織の違いって何だろ~?何がどう違うものなんだろ~? (´ε`;) 」
「ポジティブな考え方ができる組織とネガティブな考え方になっちゃう組織って、どこがどう違うんだろ~?何をどーすれば、ポジティブでいられて常に前向きな考え方ができる組織になれるんだろ~? (;・∀・)」
「批判や非難ばっかしてギスギスしているのって何が原因なんだろ~?組織全体がネガティブな考え方しかできなくなっちゃっているからなんだろーか? (|||▽ ) 」
「従業員にはもっとポジティブ思考になってもらって、いつも楽しく明るく前向きに仕事をして欲しいんたけどな・・・ (o´д`o)=3 」
「やっぱ経営者や管理職が楽観的だったり、前向きだったり強気だったりポジティブな気持ちだったりすると、組織全体も前向きでポジティブな思考になれるってことなんだろーか? (;゜д゜) 」
「経営者や管理職が悲観的だったり、後ろ向きだったり弱気だったりネガティブな気持ちだったりすると、組織全体も後ろ向きでネガティブな思考になっちゃうってことなんだろーか? (ーー;) 」
「それとも、それぞれの従業員の意識の問題なんだろーか?前向きでポジティブな話をもっともっとしなきゃダメってことなんだろーか? (・_・;) 」
「意識を変えるにはやっぱもっと教育が必要なのかな~?どんな人材育成をやったらポジティブな考え方ができる組織になれるんだろ~? (;´д⊂) 」
などなど、このような切実な声をお聞きすることもあるんですが・・・
(;´・ω・`)
んでもって・・・
「経営理念・ビジョン・経営計画等の作成」、「組織人事戦略(戦略的な組織づくり)」、「組織力の強化や向上」、「経営に役立つ情報活用(IT活用・ICT活用)」などのお手伝いを行なっているからなのか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるからなのか・・・
いろんな意味で、考えさせられるコトもあるんですけど・・・
ンーン (( ̄_ ̄*)(* ̄_ ̄)) ンーン
それに、コレってもしかしたら・・・















などなどにも、ある意味関係するっちゃーする面もあるのかも~???
なーんて感じるコトもあるので、一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。
ちょっと興味あるかも~?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。
(^^)/
ポジティブ思考の組織とネガティブ思考の組織の違いって?
(パート1)
んーと、もしかしたら・・・





などなどにもある意味関係するっちゃーする面もあるかもしれないので、例えばこんなのからまずは考えてみるのはどーでしょう?
(。・ω・)b
以下の中で、経営者の方、管理職の方、そしてそれぞれの従業員の方が、ポジティブ思考ができる時とか前向きな気持ちになれる時、ネガティブ思考になっちゃう時とか後ろ向きな気持ちになっちゃう時とか、もしくは、どちらの気持ちにもならない時とか特に何も感じない時とかってどれでしょーか?
( っ・ω・)っ
- ポジティブな考え方の人の話を聞いている時
- ネガティブな考え方の人の話を聞いている時
- 楽観的になっている人の話を聞いている時
- 悲観的になっている人の話を聞いている時
- 建設的な考え方の人の話を聞いている時
- 非建設的な考え方の人の話を聞いている時
- 論理的な考え方の人の話を聞いている時
- 非論理的な考え方の人の話を聞いている時
- 自慢話を聞かされている時
- 自分が自慢話をしている時
- 成功事例に関する話を聞いている時
- 失敗事例に関する話を聞いている時
- 成果を上げて褒められた時
- 成果を出せずに叱られた時
- 誰かに対する批判や非難を聞いている時
- 誰かに対して批判や非難を自分が言っている時
- 誰かに愚痴られている時
- 自分が誰かに愚痴っている時
- やる気がバリバリにある人の話を聞いている時
- やらされ感でいっぱいの人の話を聞いている時
- 危機感がある人の話を聞いている時
- 危機感がない人の話を聞いている時
- 意識が高い人の話を聞いている時
- 意識が低い人の話を聞いている時
- 根性論や精神論の話を聞いている時
- エビデンスに基づいた話を聞いている時
- 会社の全体像を俯瞰できている時
- 会社の全体像を俯瞰できてない時
- 経営環境の変化が激しい時
- 先行き不透明で不安な時
- バラ色の未来が待っていると思える時
- 精神的に余裕がある時
- 精神的に余裕がない時
- 時間に余裕がある時
- 時間に余裕がない時
- 睡眠不足の時
- 睡眠不足ではない時
- 三食食べられている時
- 三食食べられていない時
- 趣味に没頭している時
- 何もせずに、ぽえーっとしている時
- 好きな音楽を聴いている時
- 嫌いな音楽を聴かされている時
- 好きな本を読んでいる時
- 嫌いな本を読まされている時
- 誰にでも気軽に相談できる時
- 誰にも相談できない時
- 疑問を持つことができて、誰にでも気軽に質問できる時
- 疑問を持つことすら許されず、誰にも質問できない時
- 自分はマイノリティだと感じる時
- 自分はマジョリティだと感じる時
- 自己決定権がある時
- 自己決定権がない時
- 主体性が発揮できていると感じられる時
- 主体性が発揮できていないと感じる時
- 会議などで自発的に意見を言える時
- 会議などで自発的な意見を全く求められない時
- 今までできなかったことができるようになった時
- 今までできていたことができなくなった時
- 社会に貢献していると実感できる時
- 社会に貢献していると実感できない時
- 優秀な人材と評価されている時
- 人在、人罪、人済と評価されている時
- リストラが行われている時
- リストラが行われていない時
- 業績が良い時
- 業績が悪い時
- ノルマを達成するよう強制されている時
- ノルマがない時
- 社内でコンプライアンス違反が行われている時
- 社内でコンプライアンス違反が行われていない時
- 収入が増えている時
- 収入が減っている時
- 貯金がたくさんある時
- 貯金が少ない、または全くない時
- 希望が持てる時
- 希望が持てない時
- 有休が取得できている時
- 有休が取得できていない時
- 残業や休日出勤が多い時
- 残業や休日出勤が少ない、または全くない時
- 好きな仕事ができている時
- 嫌いな仕事をやらされている時
- 自分が出したアイデアを採用してもらえた時
- 自分が出したアイデアを却下された時
- 情報共有がされている時
- 情報共有がされていない時
- 人手不足の時
- 人手不足ではない時
- 仕事を丸投げされている時
- 仕事を誰かに丸投げしている時
- 仕事が属人化している時
- 仕事が属人化していない時
- 一人で仕事をしている時
- チームで仕事をしている時
- 会社の方針に納得できている時
- 会社の方針に納得できていない時
- 経営理念やビジョンに共感できている時
- 経営理念やビジョンに共感できていない時
ポジティブ思考の組織とネガティブ思考の組織の違いって?
(パート2)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「自分は、あーゆー時にポジティブな気持ちになる傾向があるのかも・・・!? ( ̄▽ ̄゛) 」
「こーゆー時には、ネガティブな気持ちになっちゃう傾向があるかも・・・!? σ( ̄∇ ̄;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「うーん・・・、そーかなー???自分は、あーゆー時にはどっちかってゆーとネガティブな気持ちになっちゃうんだけど??? ( ̄∧ ̄ ) 」
「え゛!?こーゆー時にネガティブな気持ちになっちゃうの???そーかなー???自分はポジティブな気持ちになれちゃうんだけど??? 。゚(゚^o^゚)゚。 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ポジティブな考え方の人の話を聞けば、ポジティブな考え方になれるってものでもないのかも・・・!? (; ̄Д ̄) 」
「むしろ、ウザイと感じたりかえってネガティブな気持ちになっちゃったりする場合もあったりなんかするのかも・・・!? ( ̄‥ ̄;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「もっとポジティブな気持ちになってもらおうとして、自分としては良かれと思ってやったことであっても、実は逆効果になっちゃっている場合もあるのかも・・・!? \( ̄▽ ̄;)/ 」
「自分が思っている普通とか常識とかって、相手にとっても普通や常識とは限らないし、いつも通用するとは限らないってコトなのかも・・・!? (@ ̄□ ̄@;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「だよなー、人によって考え方も違えば価値観も違うもんなー・・・ (;´д`) 」
「同じ人によっても、誰に言われたのかによってもとらえ方が変わって来ることもあるだろーし、状況によってもとらえ方が違う場合もあるもんなー・・・ (´ε`;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「組織全体がネガティブ思考に陥っちゃっているのって、もしかして一種の兆候なんだろーか??? (ーー;) 」
「ポジティブ思考にしろネガティブ思考しろ、両極端な考え方に偏っているとしたらヤバイ傾向ってコトでもあるのかも・・・!? (;・∀・)」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ってゆーか、組織がどんな状態によっても違って来るんじゃーないのかな~? d( ̄  ̄) 」
「例えば、生理的欲求とか安全欲求とかすら全然満たされていないのに、もっとやる気を出せ!とかもっとポジティブな考え方をしろ!とかって言われてもムリだと思うし、ポエムとしか聞こえない場合だってあるだろーし、根性論の押し付けとしか思えなくなっちゃう時だってあると思うんだけど・・・??? (|||▽ ) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「わかったよーなわからんよーな・・・ ( ̄д ̄;) 」
「頭がウニ状態じゃー!全然わからーん! \(  ̄曲 ̄)/ 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
・・・え?
「おいおい・・・、どっちにしたって、ポジティブ思考は良いことだし、ネガティブ思考は悪いことだよねー! q( ̄3 ̄)p 」
「後ろ向きに考えたって良いことなんて一つもないしデメリットばっかだけど、前向きに考えたら良いことばっかだしメリットだらけなのに決まっているじゃーんっ! ヽ(  ̄з ̄)ノ 」
「だから、ポジティブ思考の組織にするいい方法をとっとと教えろっちゅーの! (*`θ´*) 」
「ポジティブ思考ができる組織にするには何をどーすりゃーいいのか、つべこべ言っていないでさっさと教えろっつーに! ( ̄ヘ ̄)凸 」
・・・って?
んじゃー、次に・・・
視点が変われば気づくこともあるかもしれないので、例えばこーゆー視点からも考えてみるのはどーでしょう?
o(*⌒O⌒)b


ポジティブ思考の組織とネガティブ思考の組織の違いって?
(パート3)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「ポジティブ思考とか前向きに考えることとかって、良いことだとメリットしかないって思っていたけど、そうとも言いきれない場合もあるのかも・・・!? Σ( ̄ロ ̄lll) 」
「人間だから程度の差はあるものの誰だって多かれ少なかれ、ネガティブ思考になっちゃったり後ろ向きになっちゃったりすることもあるけど、それって悪いことだと思い込んでいたけど、そうとも限らない場合もあるのかも・・・!? w( ̄△ ̄;)w 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「それでもやっぱりネガティブ思考よりもポジティブ思考の方がいいとは思うけど、ポジティブ思考になっている時とか前向きに考えている時には、気づけなくなっちゃうことももしかしたらあるのかも・・・!? (;・∀・)」
「ポジティブ思考や前向きになっている時にしか気づけないことがあるのと同じように、ネガティブ思考や後ろ向きになっている時にしか、気づかないこととかできないこととかももしかしたらあるのかも・・・!? (´ε`;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「だよなー、不平や不満がなければ生まれなかった製品やサービスも実際にあるし、何でもそうなんだろーけど、メリットしかないとかデメリットしかないってことはないもんなー (;´д`) 」
「そりゃーさー、精神衛生上はポジティブ思考で前向きな方がいいんだろーけど、あまりにも極端なポジティブ思考でもネガティブ思考でも考え物だし、結局はバランスが大事ってことなのかも・・・!? ( ̄∧ ̄ ) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「うーん・・・、わかったよーなわからんよーな・・・ ( ̄ー ̄?)」
「やっぱ頭がウニ状態じゃんっ!よくわからーん! ヽ(`⌒´メ)ノ 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
んでー、もしかしたら・・・





なんかにも、ある意味関係するっちゃーする面もあるかもしれないし・・・
盲点になっていたり灯台下暗しになっていたりすることも意外とある
かもしれないので、例えばこーゆー視点からも考えてみるのはどーでしょう?
(о ̄∇ ̄)/
過度の楽観主義の罠に落ちないためには
■ 「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」
過度の楽観主義の罠に落ちないためには、いくらかの楽観主義をもつ必要がある。
「現実原則」を実践し、現実を直視しなくてはならない。
現実原則を実践する人は、子どものように衝動のまま行動するのではなく、夢を実現するためにどういう代償を払う必要があるかを現実的に考える。
その一環として、どこに落とし穴があるかを予測し、失敗を回避したり、失敗のダメージを和らげたりする方法を検討する。
現実を確認することは、危機管理を行うために欠かせない一歩だ。
ネガティブなビジョンとポジティブなビジョン
■ 「学習する組織 -現場に変化のタネをまく-」
ネガティブなビジョン(危機感や、やらねばならないという意識で作られたビジョン)の作成にはそれなりに真剣さがあるが、ポジティブなビジョンは夢のような話なので、遊びになる恐れがある。
そこで、
- 自分自身は何者なのか
- どのようにありたいのか
- どこで生きていくのか
- 誰に対してどんな価値を提供していくのか
を考え、それを組織のビジョンと一体化していくことで本気になるのである。
また、他社との違いを明らかにしてみるとよい。
- 他社と目指しているところがどのように違うのか
- 大事にしている価値や文化
- 人々がどのように違うのか
を明確にすると、自分たちがどうなればいいのか分かってくる。
そして、
- 自分たち自身がどうなりたいのか
- 何をしていたいのか
- 会社にどうなって欲しいのか
を刷り合わせるようにすると、ビジョンの創造に魂が入るのである。
「そんなに悠長なことは言ってられない、さっさとやれ」
と経営層が言っている企業ほど変革に失敗する。
こういう企業では、変革が浸透しないので同じようなことを何度もやり直すが、何も変化が起きないので、経営層の言葉は狼少年化しているのではないだろうか。
一部の人間が本気でビジョンを作ろうとしても、多くのメンバーは遊び気分や建前で参加している場合がある。
こうしてできたビジョンには人々を突き動かすパワーがない。
ビジョンに魂が入っていないのである。
何も悩まない単純な明るさと悩んだ末に生まれる前向きの明るさ
■ 「脳はなにかと言い訳する」
計画を立てたり、決定を下したりする脳部位が「前頭葉」です。
そこが部分的に障害を受けると、その人から悩みが消えてしまいます。
悩みが消えてしまうと聞くと、「悩まないなんて、いいな」と思うかもしれませんが、実際には、悲惨なものです。
本人は悩んでいないから、確かにその限りにおいては幸せそうなのですが、悩みのない人は社会に適応しながら生活することができません。
何も悩まないことから生まれた単純な明るさと、悩んだ末に生まれる前向きの明るさは、明らかに違います。
悩まない人たちは、記憶力も低下します。
そもそも、記憶というのは、未来の自分のためにあります。
未来への計画性のない人にとっては、記憶は不要なのです。
こう考えると、「不安」にはマイナスのイメージが付き物ですが、実は、不安は人間の生命力の肥やしにもなっていて、生活の基準の重要なカテゴリーであるといえます。
「未来予測から不安が生まれる」ということは、計画は一種の人生リハーサルになっているわけです。
将来、こういうことが起こるだろうと見越して、選択肢をいくつも用意しておく。
それの対処法を、無意識にせよ、考えて予習しておく。
こうしたリハーサルがいわば予測であり、計画であるわけです。
不安は、いわば、リハーサルを丁寧に行ったということの証だといってよいのかもしれません。
不平不満を出し切ることは、前向きな組織になるステップ
■ 「どうやって社員が会社を変えたのか」
「会社が悪い」「他部門が悪い」「上司が悪い」などと言い合っていると、だんだんみんなうんざりしてきて、その場を沈黙が支配することがある。
あるいは、「自分はもうこんな話には飽きた。こんな場にはいたくない」と言い出す人が現れたりする。
それは、多少なりとも前向きになってきた証拠である。
その段階を過ぎると、「自分は本当はこんな働き方がしたいんだ」とか、「会社を良くするためにこういうことをやってみたい」といった発言が少しずつ出てくるようになる。
つまり、多くの人は不平不満を出し切るステップを踏んで当事者になっていくのだ。
議論はポジティブ、ネガティブ、インタレスティングの順番で
■ 「戦略「脳」を鍛える」
議論は必ず、ポジティブ(P)、ネガティブ(N)、インタレスティング(I)の順番で行う。
シャドウボクシングのながて、仮説に対してネガティブチェックを行うことは不可欠だが、一人シャドウボクシングの場合と違って、グループの場合は人間の感情要素が大きくかかわってくるので注意が必要だ。
「おもしろいアイデアだが、まだ弱い点もある」と思って提供した仮説に対し、よってたかって「どこが悪い、ここが弱い」という集中砲火を浴びせてしまうと、提供した人は当然不愉快な気持ちになる。
場合によっては、よほど仮説が固まるまで、他人に話さなくなってしまったりする。
こういった事態を避けるため、「まずポジティブに受け止め、良いところを探す」ことを最初に義務づける。
そして、そのうえでネガティブ要素を洗い出し、最後にもう一度、
「このアイデアのおもしろいところはここだ」
「もっとおもしろくするやり方はないか」
という議論に戻る。
単純なようだが、これだけでもチームの議論の雰囲気は、ずいぶんと変わってくる。
最初のラウンドで、将来のチャンピオン候補を退場させてしまっては、元も子もない。
今日の組織においては、人がポジティブであることは求められていない
■ 「AI「最高の瞬間」を引きだす組織開発」
今日の組織においては、人が楽しんだり、ハッピーになったり、ポジティブであったりすることは求められていない。
人々は苦痛を感じながらも、誰もが抱くネガティブな考えへと押し流されるままになっているのである。
生産的な相互依存関係にとって必要不可欠なこと、それは行動するにあたって他の人々からの支持を得られる環境が存在しているということである。
数多くの人々が仕事に対して真摯に向き合い、いつでも自分に対する協力を惜しまない心構えでいることが分かっていれば、人は安心して何かを始め、仕事を改善し、学びを深めていくことができる。
つまりシステム全体の支持を確保することにより、人々が新しいことにチャレンジする機運を高め、自分自身の潜在力を最大限に高める形での協業を促進することができるのである。
支持のもとで行動できることを確信できる時、人々は本当に意味のある貢献を行うことができるだけでなく、自分でも驚くほどの学びを得ることがある。
潜在力を引き出す組織変革が始まることになれば、そこで何より必要となるのは、まずは変革を目指した取り組みを前向きに評価すること、そして実験と創造の場を作り上げることだ。
これらすべてのプロセスにおいて経営トップが果たすべき役割は、力強く、前向きで、価値基準を明確にした質問を投げかけること。
そして最高の状態が実現されることを期待し、組織メンバーが抱く夢と希望に対して真摯に向き合うことである。
ネガティブとポジティブ、信頼と透明性
■ 「人として正しいことを」
信頼と透明性は連動している。
あなたが透明性を発揮しているとき、人々はあなたが、悪いこともいいことも、ネガティブなこともポジティブなこともすべて語っていると感じている。
あなたは嘘をつかず、自分の利益に反することも隠さない人間だと感じている。
人が人を信頼するのと同様、組織が組織を信頼することもできる。
どんな組織でも、相手が自分の利益のためにだけ行動していて、双方の関係や利益を顧みていないという疑念が沸くと、信頼は壊れる。
あなたと他者との間のシナプスが信頼を生む行為で満たされれば、その関係は人間的にも財政的にも、大きな利益をもたらすだろう。
従業員との関係に信頼を織り込めば、コストは削減され、効率もよくなる。
よいシステムは、人々にポジティブで効率的な行動を促す
■ 「こうすれば組織は変えられる!」
よいシステムは、人々にポジティブで効率的な行動を促すものだ。
それができないシステムは、自らの最も重要な資源を無駄にしていることになる。
今日、一般的になっている組織の文化は、必ずしもポジティブな姿勢を奨励しない。
残念ながら、組織内で日々行われていることのほとんどは、間違いや失敗ばかりに焦点を当てる、ネガティブ思考に基づくものである。
ポジティブ思考の文化をつくるなら、見つけるものは、前向きで有益な行為でなければならない。
人々の長所に焦点を当て、それらをさらに育成し、同時に弱点や欠点に対処する方法を学んでいくことが必要となる。
攻撃ばかりされていると、人はほとんどのエネルギーを次の攻撃をかわす準備に費やしてしまう。
そして、いったんそのくせがついてしまうと、なかなか抜け出すことができない。
2度、3度侮辱されれば、人は自分を侮辱した相手の姿を見たとたん、次なる侮辱に備えて身を固くし、その人が何をしようとそれを侮辱と受け取る。
そうなれば、ときおり親切な態度を見せてもほとんど効果はない。
ネガティブに考えないということが大切というのはウソ
■ 「マジメすぎて、苦しい人たち」
ポジティブに考える、楽天的になることがいいと言われているのは、ネガティブなイメージもまた現実化されやすくなるからです。
ですから、何事も楽天的に考え、ネガティブに考えないということが大切です。
というのはウソです。
物事には良い面もあるが悪い面もある、ポジティブだけでは生きていけないと考えるのが、楽天ということです。
失敗したことにいつまでもとらわれず、「次に挽回すればいい」と考える。
そういう考え方ができたら、それだけでOKなのです。
ストレス社会を生きていくためには、失敗にこだわらない楽天性も必要なのです。
人は追いつめられたときに、ネガティブなフィルターをかけやすくなる
■ 「潰れない生き方」
人は追いつめられたときに、ネガティブなフィルターをかけてしまいやすくなり、そのときに感情表現を周囲にうまく伝えられないと、負のスパイラルに陥ってしまうものです。
非難されたり、思いどおりにならないことに苛立ち、そこで物事や人の見方を決めつけ、そのネガティブな感情フィルターをとおして自分自身を追いつめていく。
こうして自らを潰していく人が多いのではないでしょうか。
少なくとも、ちょっとした意識や行動を変えることで、自分を潰さずにすんだものが、自分の殻の中に閉じこもることで、悪い感情を増幅させ、ますます追い込んでしまっている。
発想転換ができると、解決策も意外に見えてくるものです。
ネガティブなことを気軽に開示できる関係性を築くこと
■ 部下たちはあなたのことを“部外者”と見ている
チームシナジーとは、1人で課題に対処するよりもチームで対処した方が、個々のメンバーの特性を活かすことにより相乗効果が生まれ、大きな成果が生み出せるということです。
もともと組織というのは
「1人では生み出せない大きな成果を生み出すため」
「個々の強みを活かしてブレークスルーや斬新なアイデアを生み出すため」
「一体感や達成感をみんなで共有し大きなモチベーションを作るため」
「ともに信頼できる仲間と切磋琢磨して互いに成長するため」
というような目標を持って存在するものです。
このようなことは誰もが頭では分かっています。
しかし、そのような理想像を抱きながら、実際にはそうなっていない組織の方が多いわけです。
本来、チーム力を生み出す源泉は個々のメンバーの違いであり、個々人が持つ特性です。
この特性が活かされることで多様性が生まれます。
この多様性は様々なアイデアやブレークスルーを生み出します。
そのために必要なのが「安全な場」です。
「安全な場」とは、職位、経験に関係なく、非難や否定のない本音を言える場のこと。
「安全な場」ができるとメンバーが気兼ねなく意見を言い合える場ができます。
チームとしての結束や一体感を作るためには、メンバーの関係を深めるためのコミュニケーションが必要になります。
むしろネガティブなことを気軽に開示できる関係性を築き、そこにチームとしての一体感をつくっていくようにしていくことが大切ですね。
組織内で起こる衝突や議論のほとんどは、個人や部門の利害に起因しています。
なぜなら、その多くの理由がミッションを忘れ、目先の成果や単に仕事を当事者にとって円滑に進めることが目的となってしまっているからです。
勘違いの「ポジティブシンキング」と「ネガティブシンキング」
■ 「ポジティブシンキング」の意味を勘違いしていませんか?
「ポジティブシンキング」は、失敗や悩みなどから目をつぶって無理矢理明るいことを考えることだと思われている節があるようです。
しかし、実はそれだけでは何の問題解決にもならないのです。
「ミスした」「フラれた」という嫌な気持ちを押し殺すというのは、いわゆる「“慰め”ポジティブシンキング」という考えなのですが、これは大変、中途半端なものなのです。
ただたんに「問題」や「現実」をゴミ箱に捨ててフタをしているだけなのです。
起こってしまった「失敗」という事実は変わることはありませんが、それがどんな事実であっても、自分の役に立つような、違う視点で捉えることはできると思います。
仕事でミスしたことに対してグチグチ悔やんでしまうこともあるでしょう。
その行為自体はネガティブシンキングと捉えられますが、もし次回より良い結果を出すためにこのミスから学んだことは何だろうかと考えることができたなら、それは自分の役に立つもの。
そう考えることで、悔やんだことでもポジティブシンキングに変わるのです。
私たちの人生、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。
本当に私たちに必要なのは、自分の気持ちを慰めることではなく、「事実」が目にしみようともしっかりと現実を捉え、だれもが必ず持っている、ちょっとした「勇気」を心の奥から外に引き出して、自らの足で明確な目標へ向かって、歩みを進めていくこと。
ネガティブをポジティブで被せても、ネガティブは消えない
■ ポジティブ思考に疲れたあなたへ
ポジティブ思考は疲れるし、ほぼ意味がないからやめてOK。
ポジティブ思考は、一時的な応急処置にしかなりません。
なぜなら、巷に蔓延しているポジティブ思考とは自分が本来感じている感じ方を脳内でポジティブな評価に変換することです。
でもこれは長続きしません。
理由は、最初に感じた”嫌な気持ち”を無視しているからです。
ポジティブ思考は環境によって変わります。
心が乱されないためだけに、会社の資金を持ち逃げした人に対してありがとうと言えますか?
ポジティブ思考は、忍耐や我慢が切っても切り離せません。
ポジティブ思考は、「虫歯を治療せずに被せ物をする」みたいなもので、中身は侵食され続けます。
絶えども絶えども中身の侵食は止まらずに結果的にネガティブな部分が爆発して、初めからやり直すこととなります。
ネガティブは悪いことではありません。
ポジティブ思考を盲信している人の問題点は「この世には、ポジティブかネガティブしかない」と思っていることです。
良いも悪いもないというセンスをつかむことを探求してみてください。
無理なポジティブ思考をやめたら、もしかしたら今やっていることが一気に崩壊するかもしれません。
周りの友達がいなくなって、一人になってしまうかもしれません。
でも、それでいいんじゃないでしょうか。
結局、ネガティブをポジティブで被せても、ネガティブは消えないわけですから。
その状況を続けていても状況が変わらないことはあっても、好転することはないと思います。
それよりも、ありのままの自分を受け入れることをおすすめします。
ありのままの自分でいたら、自分が本当に楽しいと思うことや、気楽にいられる環境が見つかると思います。
ネガティブだったとしても、そのありのままのあなたを認めてあげて「あなたらしい人生」を生きる権利があります!
ネガティブなことを言うと、すぐに否定され、排除される雰囲気
■ 何が餓死した女性の生活保護を遠ざけたのか
「迷惑」という言葉のもつ響きには、日本独特の文化や美徳に根ざした意識が影響しているのだろう。
しかし、そのことがかえって、コミュニケーションの大きな阻害要因になっている。
“迷惑かけるな。自己責任だ”みたいな、寛容のなさがあるように思います。
家族でも学校でも社会でも、言いたい事が言えない。
人と違ったことや、ネガティブなことを言うと、すぐに否定され、排除される雰囲気がある。
力のある人に都合がいい、弱い人には厳しい社会。
確かに日本では、自分が傷つけられた当事者の立場であったとしても、つらかった体験や困っていること、悩んでいることなど、そのままの思いを口にしようするだけで、周囲から「迷惑をかけるから」という口実のもと、言葉を封じ込められる風潮がある。
こうして当事者が声を上げられないまま、その場を「なかったことにされる」ことによって、解決されない事態は長期化、複雑化し、そのことが結果的に当事者や社会を不幸なものにしているのではないだろうか。
傷つけられ、封じ込められて、声を発することのできなくなった当事者たちは、世の中の空気に敏感だ。
一旦、失われた言葉を再びどうやって紡ぎ出し、弱き者の声が届く社会の仕組みをどのように構築していけばいいのか、いま改めて私たちは問われている。
マイナスを味方につけなさい
■ 「この世でいちばん大事な「カネ」の話」
お金がなくて、ののしりあう両親。
借金のために死んでしまった父親。
学校をやめさせられて何もかもなくして、いられなくなった田舎。
貧しくて、貧しさが何もかもだめにしてしまうようなあの場所には、何があろうと絶対に帰りたくなかった。
この仕事で食べていくことができなかったら、またあの場所に逆戻りだと思うから、どんな仕事だって引き受けることができた。
しんどいとか、落ち込んだときもそう。
引き返せないんだもの。
だから目の前のハードルを体当たりでいっこいっこ、乗り越えていくしかない。
ここで踏ん張らなかったらまたあの貧しさに飲み込まれてしまう。
だから、足は止めちゃいけない。
前へ、前へ。
わたしの生い立ちは、わたしに、けっして振り返らない力をくれたと思う。
だから思うのよ。
今、自分がいる場所が気に入らなくって、つらい思いをしてる子だって、その「嫌だ」って気持ちが、いつか必ず、きっと自分の力になる。
マイナスを味方につけなさい。
今いるところがどうしても嫌だったら、ここからいつか絶対に抜け出すんだって、心に決めるの。
そうして運よく抜け出すことができたんなら、あの嫌な、つらい場所にだけは絶対に戻らないって、そう決めなさい。
そうしたら、どんなたいへんなときだって、きっと乗り越えることができるよ。
わたしなんて、本当はちっとも前向きな性格じゃないのよ。
後ろを振り返るとこわいから、必死で前を見ていただけなのよ。
プラスばっかりだからって、いい人生になるとは限らない。
生きていけば、そういうこともだんだん、わかってくる。
プラスばっかりの人って、自分の居場所がすでに心地いいから、そこからなかなか歩き出せなかったりするしね。
だからってもちろん、「マイナスでよかった」なんて言うつもりはない。
あんな悲しい、つらい思いは二度としたくないし、自分の子どもにだってさせたくない。
だけど、たまたま配られた札が全部マイナスだったら、それをいつまでも嘆いてたってしょうがないわよね。
ひっくり返してプラスにすることを、考えなくっちゃ。
「最下位」の人間に、勝ち目なんてないって思う?
そんなの最初っから「負け組」だって。
だとしたら、それはトップの人間に勝とうと思っているからだよ。
目先の順位に目がくらんで、戦う相手をまちがえちゃあ、いけない。
そもそも、わたしの目標は「トップになること」じゃないし、そんなものハナからなれるわけがない。
じゃあ、これだけは譲れない、いちばん大切な目標は何か。
「この東京で、絵を描いて食べていくこと」
だとしたら肝心なのは、トップと自分の順位を比べて卑屈になることじゃない。
「最下位」の人間には、「最下位」の戦い方がある!
たとえ最下位だろうと、どこがどう最下位なのか、自分のことをちゃんとよくわかれば、勝つ目は必ず見えてくるはず。
できないとはっきりわかっていることを、いつまでもがんばっていたってしょうがないし、「あそこではなく、ここでがんばるんだ」って決めたら、「ここ」のいいところだって見えてくるからね。
だいたい、最下位なら慣れてるのよ、わたしは。
それをいまさら、最下位、最下位って嘆いてて、どうするんだって話よ。
最下位の人間を、上から見下ろして、なめてもらっちゃ困るんだよ。
最下位の人間には、最下位なりの戦い方があるんだっていうの!
「しょうがない」と後ろ向きでとらえるか、「パワーの源」にするか
■ 「本質を見抜く「考え方」」
「自分はいったい何者であるのか」を知り、自分の自画像をはっきり持てば持つほど、ものごとに対して、 効率的に対処できるようになります。
とくに「精神の安定」は重要で、自分が何者であるかというアイデンティティが精神を支える根幹の部分を形づくります。
もちろん、それにとらわれすぎてもいけませんが、けっして甘く見てはいけないものです。
アイデンティティという考え方は、どういう姿勢や気持ちで使われるかによって、持っている意味合いに雲泥の差がでます。
たとえば、日本人ということでいえば、後ろ向きの心で考えるときは、「どうせそういう国民性だから」と、都合のいい言い訳になってしまいます。
いまさら変えることなどできないのだから「しょうがない」と、後ろ向きでとらえるか、それを誇りや安心感としてとらえ、自分の「パワーの源」にするかは、結局、自分の心のあり方次第です。
日本人はいつも将来を悲観的に、現状を否定的に見ている
■ 「新・日本の経営」
日本は、そう簡単には理解できない矛盾した性格をもっている。
一方では、日本はきわめて豊かで、類をみないほど社会が健全な国である。
社会がこれほど洗練されている国は珍しい。
人々は誰にも強制されることもなく、礼儀正しくふるまっている。
国際政治の舞台でも、他国の政治に干渉しようとせず、武器を輸出せず、軍事力を行使すると脅すこともなく、経済支援と人道支援を世界各国に提供している。
だが他方で、日本はつねに自国を卑下している。
自国にほとんど誇りをもてないようにみえるし、世界のなかでの自国の地位に確信がもてず、自国について語るときは控えめな言葉を使い、海外では否定的に描かれることが多い。
世界には誇張のタネがきわめて多いが、日本社会には民族、宗教、階級の違いで社会対立の大きな源泉になるものはとくにない。
波風がたたないわけではなく、見方や考え方の違いはあり、対立が爆発する場合もある。
だが、社会が混乱することは少なく、抗議行動やデモは規模が小さいし、激しいものにならない。
ほぼどの指標でみても、経済と社会は異例なほど健全だ。
したがって、日本人が自国にそれほど誇りをもっていない点が、ますます不思議に思えてくる。
日本が直面している問題のうちもっとも深刻な点は、この自信のなさ、とくに若者の無気力だともいえる。
日本人はいつも将来を悲観的に、現状を否定的にみており、事実を客観的に分析すれば根拠がないことがはっきりしていても、こうした見方が根強いのがたしかな現実である。
その一因は、自分や身内について謙遜する日本の常識にあるのかもしれない。
日本語で夫か妻、子ども、自宅、仕事、国を自慢するのはむずかしく、自慢すれば奇異な印象をもたれる。
他国の人たちは逆に、外国人の前で自国を批判したり、他人の前で身内を批判したりするのをためらうのがふつうであり、たいていは自慢したがるものだ。
日本人はこうした自慢が不得意だ。
日本人が自国を否定的にみる理由がどこにあるにせよ、もっと肯定的な見方を示し、それによって日本の実情をもっと正確に描いて政策を決定していけば、誰にとっても利益になるだろう。
感情は正反対だが、両者には一つの共通点がある
■ 「未来を変えるちょっとしたヒント」
人間には、運転中に緊急事態に直面すると、視野に入ってきたものの方向に無意識にハンドルを切ってしまうという習性があります。
興味深いことに、未来についてもまったく同じことが当てはまります。
未来の悪い状況ばかりが常に視野に入っていれば、自然と、そちらの方向にハンドルが切られてしまいます。
一方、未来に明るい状況を見ていたら、ハンドルが自然と視界に入っている良い状況の方向に切られていき、その結果、確実にそちらに進んでいくのです。
未来を見ることを避けていれば、どこに行き着くかの保証は何もなく、今を放浪するだけです。
自らの命を絶った人、あるいは自暴自棄になって他人に害を与えるような行動に出た人には、「自分には未来はない」という絶望感があったはずです。
私たちが抱く感情は、一般的に、明るいか暗いかのどちらかに分類することができます。
人が明るい気持ちになるのは、その人に良いことが起こったり、その人の心を温かくするような出来事に出会った時でしょう。
それとは反対の出来事が起こると、人は暗い気持ちになります。
2つの感情は正反対ですが、両者には一つの共通点があります。
それは、どちらの感情も、その人が未来を想像した結果湧いてくるということです。
未来というキャンパスに描かれるものが、現在の私たちの感情や気持ちをとても大きく左右するのです。
未来に何かしら暗いものを見ている人は、現在の気持ちも沈んでしまいます。
その反対に、未来に明るい何かを見ている人は、現在、生き生きとした毎日を送っています。
悲観的・楽観的という言葉がありますが、これは人が持って生まれた性格の違いというよりも、人が未来に見ているものの違いが現在の精神状態に反映されたものだと考えられます。
私たちの感情は、未来に何を見るかによって大きく左右されます。
そして、そうして生まれた感情が、今度は、私たちの現在の行為や行動を左右するようになります。
未来に何を見るかが、人間の行動を決定する重要な要因になっているからです。
人間は、今より先のことがイメージでいなければ、次の行動に踏み出せません。
その人間の集合体である組織や国家においても同様のことがいえます。
悲観的な未来のイメージが蔓延していては、好転する未来が一層考えにくくなります。
個人が未来に希望を持てないのは、未来が悪い方向に進んでいると感じ、その軌道を修正する力が自分には無いと決めてしまっている場合です。
組織に目を向けると、経営状態が悪化して縮小や倒産の恐れがある企業、不祥事を起こして世間から非難を浴びている組織、トップ同士の話し合いだけで話が進んでいる企業などに勤めている従業員にとっては、先行きに対する自分ひとりの影響力は無いに等しく感じられ、自分や自分たちの未来に悲観的になります。
自分たちにとって望ましくない未来が、自分以外の他者、それも権力や財力といった力を持った他者たちの手中にある時、未来は自分や自分たちの力ではどうすることもできないと感じることになります。
やがて、自分自身の存在意義にも疑問を持つようになってしまいます。
自分の未来が、自らの手中にあるか他者の手中にあるかによって、その人の未来に対する姿勢が大きく変わってくるのです。
ポジティブ思考の組織とネガティブ思考の組織の違いって?
(パート4)
んでもって・・・
ついでにこんなのからも、念のために一応考えてみるのはどーでしょう?
( ´ ▽ ` )ノ
ネガティブシンキングとは?(ネガティブ思考とは?)
後ろ向きとは?
○ コトバンク
時代の流れや望ましい方向に対して逆の方へ向いていること。
考え方などが消極的なこと。
ポジティブシンキングとは?(ポジティブ思考とは?)
前向きとは?
○ コトバンク
物事に対する姿勢が積極的、建設的であること。
○ 本当の前向きさとは何か?
間違った前向きさとは、根拠も無いのに何とかなるさとかどうにかなるさとか思っていることです。
根拠がないから自分をごまかさないといけないのです。
「前向き」というのは、自分や他人を否定することから始めることはできません。
なぜなら否定とは過去を見る行為だからです。
まず現状は現状としてあるがままで「認める」こと。
そして「こうだったから今の状態が悪いのだ」ではなくて、今から「より良く」するために何をすればいいかというのを
- 考え(Plan)
- 実行し(Do)
- 成果を確認し(Check)
- 良い点は他に展開する(Action)
このPDCAサイクルを繰り返して全体的に向上に向かうってことが、「前向き」な思考であり行動ではないでしょうか。
- 過去のことを責めない
- 人のせいにしない
この2点を心がけて、自分が今より僅かでも向上する可能性を検討する方向に頭と意識を使う事がポイントかと。
前向きとはものの考え方のように捉えられていますが、実は行動のことなのです。
自分がやるべき事柄、やりたいと思った事柄に対して「実現のための行動を起こすこと」これが前向きの意味です。
積極思考とは?
○ ウィキペディア
積極思考は、なんでも前向きに物事を考えればそれは実現し、人生はうまくいく、という考え方、物事の良い面を見ようと努め、ポジティブな姿勢を保ち、「思考そのもの」を変えることで現実を変えることを目指す思考法である。
積極思考は、時に認知を歪めることもある。
現実を楽観的に捉え正確に把握できない「楽観主義バイアス」、ポジティブな妄想を強めるという指摘もある。
現実はすべてその人の思考次第という考えは、科学的に証明されておらず、疑似科学と呼ばれており、多くの科学者は支持者たちが科学概念を捻じ曲げて援用していることを批判している。
また、現実の環境への興味を失わせ、悪や災厄への注意を向けさせないようにする論理であり、論理的には飢餓や戦争など不幸な目に合うのはその人の自己責任、自業自得という結論を導くという指摘もある。
積極思考は、現実を全て自分の思考次第と考えるため、ポジティブであろうとしているにもかかわらず自己嫌悪に陥りやすく、世界に存在する悪や他人の不幸を自業自得とする考えにもつながる。
積極思考の背景には、高度消費社会が現実の不幸を受け入れないほど「狭量」で「冷酷」になっている精神構造がある。
積極思考は、心持を変えるだけで現実が変わるほど摩擦が少ない世界に生きるエリートの上流層と親和性が高く、一方下流層は、ポジティブを装うことができないほど絶望しており、積極思考との親和性は低い。
ポジティブ思考の組織とネガティブ思考の組織の違いって?
(パート5)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「そっ・・・、そーだったのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「だからかー!!だからだったのかー!! ヾ(.;.;゜Д゜)ノ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ナルホド・・・、ちょっぴりわかった気がするかも・・・ ヽ(´ー`)ノ 」
「あ、なーんだー、そーだったんだ~ (〃▽〃) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「え゛!?ポジティブ思考って、そーゆー意味だったの!? (@ ̄□ ̄@;) 」
「ってコトは、ネガティブ思考って!? σ( ̄∇ ̄;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「何があってもどんなに辛くても絶望的な気持ちになっていても、ポジティブ思考じゃなきゃいけない、前向きじゃなきゃいけないって、思い込みがあったのかも・・・!? \( ̄▽ ̄;)/ 」
「楽観的と悲観的とかもそうなのかもしれないけど、もしかしたら他にもこーゆー思い込みってあるのかも・・・!? ((((;゜Д゜)))」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ポジティブ思考 = 良いこと、ネガティブ思考 = 悪いことって、すっかり洗脳されちゃっていたのかも・・・!? ( ̄□ ̄;) 」
「ポジティブ思考にメリットやデメリットがあるのと同じように、ネガティブ思考にもメリットやデメリットがあるってコトなのかも・・・!? 。゚(゚^o^゚)゚。 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「んじゃー、ネガティブ思考になっている時には、ムリしてポジティブ思考にならなくたっていいのかも~っっ♪ ( ´θ`)ノ 」
「だってさー、ムリしてポジティブ思考になろうとする方が精神衛生上もよろしくないんだし、かえってネガティブ思考になっちゃうしさぁ~っっ (⌒▽⌒)ノ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「心の持ちようって面もあるかもしれないけど、だけど人間だから、何をどーやったってポジティブ思考になれない時ってやっぱあるもんだし、そんな時にムリしてポジティブに考えようとしても疲れるだけだもんなー (;´д`) 」
「環境的なものによる影響も大きいだろーし、例えば下請けいじめをされている時とか労働法違反をされている時とか、リストラされて探しても探しても仕事が見つからない時とかに、ポジティブ思考になれって丸投げされても、それっていち個人が悪いとか自己責任だって感じで責任転嫁しているようなものだろーし、根性論にしかならないんじゃーないのかな~??? (ーー;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「結局のところ、少なくとも生理的欲求とか安全欲求とかが満たされていない状態の組織だと、どんなにポジティブな考え方をしたくても前向きに考えたくてもできなくなっちゃうんじゃーないのかな~??? (; ̄ェ ̄)」
「だとしたら、組織全体がネガティブな考え方や後ろ向きな考え方になっている状態って、一種の兆候ととらえることもできるかもしれないし、会社の現状をしっかりと把握した上で、失敗から学ぶ機会ととらえることもできるのかも~???そーゆーコトこそが本当の意味でのポジティブ思考なのかも~??? σ( ̄∇ ̄;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ってコトはだよ・・・、アレをあーして、コレをこーして・・・ ((φ( ̄Д ̄ ) 」
「組織として考えてみると、ポジティブ思考やネガティブ思考ってこーゆーコトにも役立つのかも~ d(⌒ー⌒) 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
他にも、例えば・・・














などなども含めると、いろんな意味で考えさせられちゃいません? (^^)
ふーむ・・・、こーやって考えてみると・・・
まだ見えていないだけで・・・
意外なところにヒントがいっぱい溢れている
おお~っ ━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━ 見っけ~♪
のかも~???
なーんて、感じません?
(〃▽〃)
どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?




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