「ブランドやブランド力って何だろ~? ( ゜Д゜) 」
「中小企業でもできる効果的なブランディングって、何をどーしたらいいんだろ~?強いブランドって、どーやってつくったらいいんだろ~? (;´Д`)ノ」
「ブランドと経営理念やビジョンとか、差別化戦略とかとの関係って何だろ~? ( ̄○ ̄;) 」
「ブランドと会社の知名度向上や宣伝方法、新規事業・新製品・新サービスの考え方とか、マーケティングとかとの関係って何だろ~? (;´д`) 」
「利益が上がらないのは、ブランド力がないからなんだよね・・・、きっと・・・ (o´д`o)=3 」
「んでもって、ブランドの認知度が低いのは、やっぱり宣伝不足だからなんだよね・・・ってコトはもっといい宣伝のやり方を模索した方がいいよね・・・、IT(ICT)とかキャッチコピーとかももっともっと活用しなきゃダメってことだよね・・・、きっと・・・ o( ̄_ ̄|||)o— 」
「ブランドのメリットやデメリット、リスクって何だろ~? (・_・;) 」
「自社ブランドがあるメリットって大きそうだけど、でもやっぱメリットだけじゃーなく、デメリットもリスクもあるよーな気がするんだけど、実際のところどーなんだろ~? (ーー;) 」
「自社ブランドを持ちたいのは山々なんだけどさー、憧れもあるんだけどさー、中小零細企業がブランド構築なんてやっぱムリなんだろーか? (・・、) 」
「大企業みたいに経営資源がいっぱいあったら、強くて良いブランドをたくさんつくれるんだろうけど、ウチみたいに経営資源がないに等しい中小零細企業が自社ブランドを持ちたいと思っても、人手も資金もそんなにかけられないからやっぱムリなんだろーなー・・・ (っ´;ω;’c) 」
などなど、このような切実な声をお聞きすることもあるんですが・・・
(;´・ω・`)
んでもって・・・
「売上や利益の向上」、「組織人事戦略(戦略的な組織づくり)」、「人材育成戦略(戦略的な人材育成)」、「経営に役立つ情報活用(IT活用・ICT活用)」などなどのお手伝いを行なっているからなのか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるからなのか・・・
いろんな意味で、考えさせられるコトもあるんですけど・・・
ンーン (( ̄_ ̄*)(* ̄_ ̄)) ンーン
コレって、もしかしたら・・・














などなどにも、ある意味関係するっちゃーする面もあるのかも~???
なーんて感じるコトもあるので、一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。
ちょっと興味あるかも~?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。
(^^)/
ブランドやブランド力とは?中小企業だからできるブランディングって?(パート1)
んーと・・・
盲点になっていたり灯台下暗しになっていたりすることも意外とある
かもしれないので、例えばこんなのからまずは考えてみるのはどーでしょう?
(。・ω・)b
ブランドとは?
○ コトバンク
製品の構成要素のうち、最も重要なものの1つで、その製品や企業に関するあらゆる印象や体験の蓄積を意味する。
アメリカ・マーケティング協会によると、
「個別の売り手もしくは売り手集団の財やサービスを識別させ、競合他社の財やサービスと区別するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもののこと」
強いブランドとは、個々の顧客の関心領域において圧倒的な価値的優位を確立しているものであり、またその顧客の期待を常に裏切らないことを約束する製品や企業の象徴のことを指す。
一方、企業にとってブランドは競争優位や長期的な収益の基礎になる重要な資産である。
重要なのは、ブランドの階層を整理したうえで、企業が展開するブランドを体系化し、管理することである。
○ ニコニコ大百科
ブランドとは、ある商品などにおいて、他の商品と区別するために使用される概念である。
様々なものにおいて導入されている概念で、多くの人にとっては商品を選ぶにあたって重要な指標となるものである。
仮に自分にとって未知の商品を購入するにあたり、類似品を含めた数多いものの中から単に選ぶだけでは、もしかしたら地雷を踏むかもしれない。
しかし、自分にとって未知の商品でも、それが自分にとって好きであったり信頼のできるブランドであれば、購入に踏み切るきっかけとなることもある。
ブランドの語源はいろいろあるとされるが、 ブランド(brand)という単語は「烙印」「罪人に印をつける」「焼き印」「焼きごて」の意味がある。
家畜の牛などに焼きごてで「焼き印」を付けることを「ブランドを付ける」みたいに言われていたらしい。
○ ウィキペディア
ブランドとは、ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念。
当該財サービスと消費者の接触点で接する当該財サービスのあらゆる角度からの情報と、それらを伝達するメディア特性、消費者の経験、意思思想なども加味され、結果として消費者の中で当該財サービスに対して出来上がるイメージ総体。
ブランドは元々、自分の家畜などに焼印を施し、他者の家畜と区別するために行われたものである。
「焼印をつけること」を意味する brander というノルウェーの古ノルド語から派生したものであるといわれている。
同じような商品を見分けるために製造元が取り付けていた商標やマーク、タグなどの付属物に過ぎない。
しかし、その商品が優れていた結果広く使われるに従い、付属物が「商品が良質だ」「使い勝手が良い」等といった判断基準を消費者に連想させるような働きをするようになる。
また、その逆もある。
多くの企業が何らかの形で自社のブランド戦略を持っているが、これらの企業を利用するユーザーの同意があって初めて「ブランド」として認知されるため、ブランドのコントロールは非常に困難な作業となる。
これらは企業がかかわる行動とステークホルダーすべての総和であるため、純粋な費用の投下だけでは達成し得ない。
ブランディングとは?(企業ブランディングとは?)
○ コトバンク
顧客や消費者にとって価値のあるブランドを構築するための活動。
○ ウィキペディア
企業ブランディングとは、企業経営における第5の経営資源といわれる「ブランド」を戦略的に高める施策、方策のことである。
特に社会における企業の信頼を高める方策のこと指してを「企業ブランディング」と言う。
ブランド力とは?
○ コトバンク
そのブランドが持つ魅力。
創業から培ってきた企業や製品に対する良いイメージ。
○ Weblio辞書
ブランドが持つ魅力や信頼、あるいは、ブランド自体の評価や価値の高さなどを意味する表現。
ブランド・エクイティとは?
○ exBuzzwords
ブランドエクイティとは、ブランドが有する経済的価値を示す概念のこと。
何らかの「好感イメージ」に対して支払われるものと解され、これがブランドの経済的価値といえる。
これを価値計算したものがブランドエクイティとなる。
○ コトバンク
あるブランドが顧客、取引先、または社会全体に対して持つさまざまな無形的な資産価値のこと。
有価証券や生産設備などは運用により価値が増減したり、売買の対象ともなるため、企業会計の貸借対照表(B/S)上に記載される。
ブランドはこれら有形資産とは違って目に見えないが、有形資産と同様に投資して育成すれば価値が高まり、何もせずに放置したり悪いイメージを与えるような行いを為せば価値は下がる。
ブランドを、自社の商品やサービスを競合より有利な条件で取引するのに役立つ資産価値のあるものと考え、企業会計上の無形資産として計上しようという考えが現れた。
「エクイティ(資本)」という表現はこうした考えに基づく。
ブランド・エクイティが含む資産(負債)は大きく5つあるという。
- ブランドロイヤルティ
- ブランド認知
- 知覚品質
- ブランド連想
- 他の所有権のあるブランド資産
ブランド・ロイヤリティとは?(ブランド・ロイヤルティとは?)
○ Weblio辞書
特定ブランドに対する消費者の忠誠心のこと。
継続してそのブランドを購買する程度のこと。
商標忠実性または、商標忠誠度の意味で、消費者が購入時の商品選択において他のブランドに利点があったとしても、特定の製品ブランドを一貫して愛好し、継続して購入する傾向をいう。
ブランド・ロイヤリティを抱かせる要因として、製品の性能、品質はもちろん、メーカーへの信頼性、自分にフィットしていることなどがあげられる。
ブランド・ロイヤリティが高いということは、そのブランドの固定客あるいはファン客が多いことを意味し、マーケティングにおいて、このブランド・ロイヤリティを高めることが極めて大きな戦略のひとつとなっている。
○ コトバンク
ブランド・エクイティの構成要素のうち、顧客がそのブランドに対してどの程度の執着心を持っているかを示す概念。
ブランドロイヤルティは、ごく一部の例外を除き、新規顧客に対してではなくブランド使用経験者に対してのみ効果を発揮する点で、他のブランド価値構成要素とは異なる。
ブランドロイヤルティは唯一、広告宣伝によって構築できないものであり、これは即ち、既存顧客を囲い込むことにより広告宣伝のコストを低減させる効果を持つということである。
なお、ブランドロイヤルティを顧客の継続購入率(リピート率)のみで測るのは早計である。
ブランドそのものにそれほど価値を認めていないにもかかわらず、価格が安かった、あるいは競合商品に切り替えるためのコストが高かったという理由でリピートにつながる場合も多いからである。
○ ウィキペディア
ブランド・ロイヤルティとは、消費者がある特定のブランドを繰り返し購買し、かつ他の代替となるブランドがあるにもかかわらず必然的にそのある特定のブランドを購買し続けることをいい、たとえ同一ブランドを購買し続けていたとしても、他に同一機能の製品がない市場(独占市場など)の場合はブランド・ロイヤルティに該当しない。
ブランド・ロイヤルティの形成には製品そのものの機能など、製品の内面的な信頼がある場合に形成されやすく、ネーミングなど表面的なもので形成することは難しい。
ブランドやブランド力とは?中小企業だからできるブランディングって?(パート2)
んでー、次に・・・
例えばこんなのからも考えてみるのはどーでしょう?
(⌒▽⌒)ノ
ブランディングに関して言えば、ぶれないことが何よりも大切だ
■ 「ゼロのちから」
費用のかかった企業ブランドや広告キャンペーンは、たいてい、あまり心に残らない。
ごまかしたり、偽ったりしているものもある。
非営利組織はほとんどお金を使わず、市場調査もせずにブランドをつくる。
ほとんどの非営利組織は何もつくらず、何も売らず、なんの財産も持たない。
秘密のレシピもなければ、特許で守られたプロセスもない。
組織はこう自問しなければならない。
「私たちの組織は、ほかの同業組織とどこが違うのか」
と。
実際は、変化が必ずしもいいとは限らない。
社会は深く考えずに新しいものや変化にとびつくこともあるが、ブランディングに関して言えば、ぶれないことが何よりも大切だ。
とはいっても、盲目的に伝統に従えばいいわけではない。
組織は変化する市場に柔軟に応える必要があることは間違いない。
しかし、大切なのは、ぶれない製品やサービスを提供することだ。
ブランドとは、商品や企業、組織の ”らしさ” である
■ 「「応援したくなる企業」の時代」
「高級ブランド」「自分ブランド」などと日常的に使われているものの、ブランドの概念や定義は曖昧だ。
他とは異なる「印(しるし)」や「証(しるし)」をつくることが行為の本来の目的であり、それがウイスキーや石鹸といった商品に応用され、いまでは企業や大学、自治体、人といった商品以外の対象にもどんどん広がっているのだ。
それゆえ私は、やや乱暴ではあるが、
「ブランドとは、商品や企業、組織の ”らしさ” である」
といいかえるようにしている。
当然のことながら、商品の”らしさ”をつくるときには商品そのものを重視するし、企業の”らしさ”をつくるときには、その企業ならではの商品やサービスの開発に取り組んだり、特長や持ち味が活かせるような業務プロセスを考案したり、組織風土に独自性をもたせたりといったことに重きを置く。
人間には一時的なよろこびや快楽を求めがちな性質がある。
その状態を目的とし、そこを重視してモノやサービスを提供すれば、たしかに生活者からもポジティブな反応を得られる可能性は高まる。
そのため、企業にも短期的な快楽を訴求できるようなモノやサービスをつくろうとしがちな傾向があった。
だが、一時的な快楽を重ねても、本質的な部分を「幸福化」することはできない。
そして、すでに生活者の多くは、そのことに気づきはじめている。
これからは、どうしたら社会が「しあわせ」になるかを考え、独自のやり方で、それを提供しようとする高い「志」が、企業に求められる時代になる。
そして、そういう姿勢を持った企業こそが生活者の共感を獲得し、長く生き残っていくことになるのではないか。
生活者が自分たちの「しあわせ」を真摯に考えてくれるとして信頼し、支持したくなる企業、つまり「応援する価値がある」と認められた企業が、社会に必要とされるのである。
熱心なファンがついているブランドでは、商品そのものよりもブランドの世界観が魅力となって、生活者の側から歩み寄っている。
その点は、世界的に広まっている宗教と同じだ。
こうしたブランドファンのあいだには、機能的な理由や便益を超越した、強い「絆」が形成されているのだ。
商品やブランドの熱狂的なファンを「信者」と呼ぶことがあるのも、あながち外れてはいないようである。
従来、企業と顧客はシンプルな双方向の関係にあった。
そのため、商品やブランドに関する情報は、企業の側で容易に管理することができた。
しかし、コミュニティが発達するにつれて、企業と顧客の関係は、双方向だけでなく、顧客と顧客の関係をも含む三角関係になった。
その結果、企業と顧客は上下の関係ではなくなり、企業もまたコミュニティメンバーと横並びの存在になる。
このような状況下では、すべての生活者が周囲から情報を得られるようになるだけでなく、ひとりひとりが情報発信を積極的におこなうこともできる。
そこでは企業と生活者は対立概念ではなく、対等である。
企業が「上から目線」で”売らんかな”という姿勢でのぞめば、当然、生活者たちは敏感にそれを嗅ぎ取り、共有し合い、たちまちのうちにその企業を忌避してしまう。
製品かブランドかによってマネジメントはまるで異なったものとなる
■ 「ブランド ― 価値の創造」
ブランドと製品という言葉は、えてして混同されて使われる場合が多い。
せいぜい、業種ごとの呼び名の違いでしかないようにも見える。
しかし、はたしてそのような位置づけでよいのだろうか。
ここで大事なことは、製品かブランドか、どちらを軸に据えるのかによって、社内のマネジメントはまるで異なったものとなるということである。
日本市場ほど、新商品が目立つ市場はないように思われる。
たとえば、ソフトドリンクスを例にとれば、毎年、1000を超える新製品が登場し、そのうち生き残る商品が両手で数えることができるほどだといわれる。
新商品が登場するごとに、消費者の目を引きつけるような名前とコピーが、美しいあるいは逞しいキャラクターによってTVや新聞や雑誌などを通じてアピールされる。
自動車やパソコンなど、毎年毎年、新しいモデル・機種が出る。
洗濯機でも冷蔵庫でも同じようにつきつぎに新モデル・新機種が発売される。
加工食品、日用雑貨、化粧品、あるいはオーディオ製品、もちろんファッション・アパレル市場でも、同じようなやり方がめだっている。
こうした各社のやり方は、ブランドではなく製品(ないしは技術)を基軸にマーケティングを進めようとするやり方である。
一方、消費者の方も、製品主導の日本企業のマーケティングのやり方にたいして、季節ごとに新製品が出るのを当然だと思って待ち望み、面白い商品名を話題にし、新しい広告を期待しているところがある。
製品が消費されるというだけでなく、それを伝達する手段であるはずの商品名や広告も、同時に消費される。
しかし、それだけに新製品が市場で新鮮さを失うのも(あるいは、社内のスタッフがそれに飽きるのも)早くなる。
市場(あるいは自組織)を刺激するために、新製品の導入がさらに要望されることとなる。
第一に、製品の新しさを際立たせるために、導入される一つひとつの製品にそれ独自の名前をつけるやり方である。
このときブランドは、つぎつぎに導入される「製品の名前」としての意味しかなく、その製品が市場から退場するとともにその名前も消滅する。
その意味で、ブランドは製品に完全に従属している。
第二に、市場に向けてのマーケティングの課題は、もっぱら新開発された製品の機能・性能・効能・品質を、どれだけしっかりと印象的に伝えられるかということにある。
いわば「売り込みのマーケティング」というやり方だ。
商品名、つまり商品を指示するだけのブランドには、価値は生じない。
他の商品と区別できる符号や数字で十分だからである。
そこでは、いかなる意味世界も仮定する必要がない。
高い知名度や高い理解度を得るために、そのブランドを広告宣伝するなど、それなりの投資量が必要だというだけの話である。
せっかくの差別化戦略が、同質化・類似化に陥る皮肉な現象
■ 「「サービス」の常識」
商品の出所をたどっていくと、化粧品でも靴でも食品でも同じところで作っている例が数多くある。
たとえば化粧品を例に取ると、同じ受注先の工場が、発注先からの要請に従って、素材の混合比率を変えたり、香料を替えたり、容器を変えたり、色を変えたり、デザインを変えたりして違う商品名で出荷し、発注先が独自のブランドとして販売しているのだ。
つまり商品もサービスもどんどん「同質化」「類似化」が進行していることを示している。
たとえデザイン、ブランドは違っていても、材料、生産地などをたどっていくと、結局ある企業に行き着くという現象が生じているのである。
せっかくの商品・サービスの差別化戦略が、結局は同質化・類似化に陥るという皮肉な現象に直面しており、さらにこの同質化・類似化は急ピッチに進行している。
本来、戦略とは「よそとは異なったことを行う」のが本質であるにもかかわらず「戦略 = 同質化・類似化」へと向かっているのが現状である。
だから今、メーカーと呼ばれる企業は「組み立て工場」を意味しているといえよう。
このようなメーカーにあるのは「組み立て」のノウハウであり、商品に組み込んでいる部材、部品などのノウハウは、それらを独自に製造している企業が持っていると言っても過言ではない。
どうりでプロでも見分けがつかないほど出来のよい偽ブランドが出るはずだ。
ブランドというだけで、無条件に信頼してしまう傾向がある日本人
■ 「それでもブランド品を買いますか?」
ブランド品は魅力的だ。
いや、「魅惑的」といったほうがいいのかもしれない。
だからこそ、誰もがこぞって欲しがるのだろう。
それが自分にとって、「本当に必要かどうか」なんてこととは無関係に。
適正価格で買えないことを平然と正当化する業界、さらに、驚くほどべらぼーな価格がつけられようと、なんの疑いも抱かず当然のように受け入れてしまう人たちがいる。
日本人は、ブランドのロゴマークに盲目的な信仰を抱いているのに対して、ヨーロッパの人間たち(たとえそれがブランド直営店のスタッフであっても)にとって、バッグはモノを入れるための道具にすぎない。
ただ、ブランド品を持つという事実は、その人が属する階級を表しているだけなのだ。
そこには特別の意識も意味もない。
エリート階級を誇示することでも、尊敬を勝ち取るためのツールでもなく、あたかも「社会の階級章」といった自身の帰属を表現しているにすぎない。
日本人は、一流ブランドというだけで、無条件に信頼してしまう傾向があるけれど、なかにはとんでもないブランドもある。
「本場のアウトレットだから」「マスコミで紹介していたから大丈夫」が、通用しない世界なのである。
そんな根本が腐っている事例は、なにもヨーロッパに限ったことではない。
ここ日本にもニセモノを組織ぐるみで隠蔽しようとする輩は存在する。
ただ覚えておいたほうがいいのは、妄信的なブランド信者が群れをなして訪れることをいいことに、すっかり彼らを手玉に取っている「マフィアでさえ呆れて退散しそうな巨悪」がいることだろう。
一見、個性派”に見える数十人、多いときには百人を越える日本人の集団が、口を開けば判で押したように、同じバッグを求めてくる。
まるで、「金太郎アメ」のように、あるいは姿形は多少違っても同じDNAから生まれた「クローン」のように。
もし、あなたが直営店のスタッフだとして、民族大移動のように集団でやって来る、没個性で、没ファッションを絵に描いたような極めて風変わりな不気味な「客」に、まともな接客などできるだろうか。
残念なことだけれど、僕の知り合いの中にも、日本人観光客を見ると、露骨に嫌悪感を表情に出す直営店スタッフが少なくない。
さらに悲しいことに、僕はそんなスタッフを説得する言葉を持てないでいる。
ほとんどの人が、自分なりの物差しや座標軸を持っているとは思えない。
世の中の風潮や人気のバロメーターに、なんの意見も持たず、否定することも、かといって積極的に肯定することもなく、ただ世の中の大きな流れに乗っているだけという情緒的なブランド・マニアが、圧倒的多数を占めている。
国際市場へ進出するためのブランド力を構築できなかった日本企業
■ 「日本の競争戦略」
ブランド氾濫の問題は、新しい頻繁な導入が促進されたことによって、さらに悪化した。
日本の顧客は、店を訪れるたびに新しい商品を見ることに慣れてしまった。
その結果、企業は互いに対抗するように、矢継ぎ早に新商品を導入することで手一杯になってしまった。
国内で多数のブランドとスタイルの管理に夢中になっていたため、国外でブランド育成をする可能性については全く注意を払わなかった。
多くの場合、ライセンス元は同じ国であったため、数多くのライセンス契約を結べば結ぶほど、日本の競争業者は互いに似通ってきた。
輸入ブランドが洪水のように日本市場にあふれると、その魅力は衰えてしまった。
日本企業は国際市場へ進出するために必要な独自のスタイルやブランド力を構築することができなかった。
日本が直面している問題の本質は、日本に浸透した、競争に対する考え方にある。
日本企業が抱える問題も、競争に対する彼らのアプローチの仕方に深く根ざしている。
日本企業は間違ったモデルを手本にしているために、自らの利益を損なうような競争に従事してしまっている。
これまでの場当たり的な応急処置は、今後も効果を上げないことは明白である。
日本企業の経営者が抱える問題は、日本政府の政策決定者が直面している問題と同程度か、あるいはそれ以上に深刻である。
日本企業は、過去に築いた自らの真の長所を最大限に生かすとともに、今までとは異なる方法で競争するための準備を整えなければならない。
ブランド価値は、その企業の「実体」を表すものではない
■ 「現場力を鍛える」
成熟化とグローバル化に代表される新たな経営環境の中で、どの企業もグローバルな競争に打ち勝つ「強さ」を手に入れようともがき苦しんでいる。
では、彼らがめざしている「強い企業」とはそもそも何だろうか。
収益性の高い会社、すなわち「儲かる」会社が強さの証だろうか。
それとも、資本の論理を代表する株価や格付けの高さがものさしとなるべきであろうか。
昨今流行のブランド価値の高い会社はどうなのだろう。
独自性の高いユニークな商品やサービスを開発する「オンリーワン」企業こそが強いとする意見もあるだろう。
また、そこで働く人々が生き生きとし、活性化している企業こそ強さの証明だという見方もある。
企業をどのような断面で見るかによって、「強い企業」の定義やものさしは変わってくる。
しかし、肝心なことは、収益性、株価、CS、ブランド価値といったものさしは、あくまで企業活動の「結果」を測る指標であって、その企業の「実体」を表すものではないということだ。
別の言い方をすると、こうした指標は企業に光を当てた結果出る「影」の部分にすぎない。
「影」の部分だけを見て、「この会社は強い」「あの会社は弱い」という薄っぺらな議論をしていても、決して強い企業をつくり上げることはできない。
「影」に焦点を当てるのではなく、「影」をつくり出す「実体」に目を向けることこそが強い企業をつくる第一歩である。
ブランドやブランド力とは?中小企業だからできるブランディングって?(パート3)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「そっ・・・、そーだったのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「げげっ、今のやり方じゃー逆効果になりかねないのかも・・・!? ヾ(.;.;゜Д゜)ノ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ブランドとかブランド力とかについて思い込みしていたし、思いっきり勘違いや誤解もしちゃっていたのかも・・・!? 。゚(゚^o^゚)゚。 」
「そーか、ブランディングってそーゆーコトだったんだ・・・( ̄▽ ̄|||) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ブランドって、経営理念とかビジョンとか経営方針とか差別化戦略とかと、めっちゃ関係があったのかも・・・!?もしかしたら、コーポレート・アイデンティティ(CI)なんかとも関係しているってコトなのかも・・・!? (;・∀・) 」
「ブランドと、会社の知名度向上や宣伝方法、新規事業・新製品・新サービスの考え方とか、マーケティングとかとの関係がちょっちわかったよーな気がするかも・・・!? (´ε`;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「会社の全体像を俯瞰するとか、経営理念などとの一貫性や整合性って、意外と大事なのかも・・・!? Σ( ̄ロ ̄lll) 」
「もしかしたら、手段の目的化に陥っちゃっていたのかも・・・!? \( ̄▽ ̄;)/ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「そーいやー、何のために自社ブランドを持ちたいと思っていたんだったっけ??? (;゜∇゜) 」
「誰のためのブランディングなんだろ~???もしかして利益を上げることばっか考えていて、肝心の顧客の視点が抜け落ちちゃっていたかも・・・!? (ーー;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「強いブランドの作り方って、組織力の強化・向上とか、強い組織の作り方とかとも、ある意味共通しているっちゃーしている面もあるのかも・・・!? (|||▽ ) 」
「人材採用のやり方とか、人材育成の手法とかとも、ある意味関係しているっちゃーしている面もあるのかも・・・!? σ( ̄∇ ̄;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ってコトはだよ・・・、アレをあーして、コレをこーして・・・ ((φ( ̄Д ̄ ) 」
「なーんだ、難しく考えすぎちゃっていたのかも~っっ♪」
という方も、いらっしゃれば・・・
「コストをそれほどかけなくてもできるコトってあるのかも~っっ♪ y( ̄ー ̄)y 」
「中小企業にもできるブランディングってゆーか、中小企業だからこそできるブランディングって意外とあるのかも~ d(⌒ー⌒) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ナルホド・・・、ちょっぴりわかった気がするかも・・・ ヽ(´ー`)ノ 」
「あ、なーんだー、そーだったんだ~ (〃▽〃) 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
他にも、例えば・・・












などなども含めると、いろんな意味で考えさせられちゃいません? (^^)
ふーむ・・・、こーやって考えてみると・・・
まだ見えていないだけで・・・
意外なところにヒントがいっぱい溢れている
おお~っ ━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━ 見っけ~♪
のかも~???
なーんて、感じません?
(〃▽〃)
どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?




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