「イエスマンが多い会社で起こることって何だろ~? (´ε`;)」
「イエスマンになる原因って何だろ~?どーしてイエスマンになるんだろ~?(´・ω・`) 」
「ウチの会社でもイエスマンが多いんだけど、社内にイエスマンが増えるメリットやデメリットって何だろ~? (;゜д゜) 」
「イエスマンには良いイメージがないし、どこの会社でもイエスマンが多かれ少なかれいるものだとは思うけど、イエスマンが社内にいるデメリットはあっても、従業員がイエスマンになるメリットなんてあるものなのかな~?( ̄ー ̄?)」
「イエスマンになるメリットがもしあるとしたら、それって誰にとってのメリットなんだろ~?社長にとってはメリットがありそーだけど、従業員にとってのイエスマンになるメリットって何だろ~? ( ゜Д゜) 」
「イエスマンになるメリットって、自分みたいな平社員にはどーも理解できないし、顧客にとっても仕入れ先にとってもメリットがないように思うんだけど・・・? o( ̄_ ̄|||)o 」
「従業員の立場だと、イエスマンになりたくなくてもイエスマンにならざるを得ないって言う人もいるんだけど、イエスマンが多い会社になっちゃった原因ってそれなのかな~?何が原因でイエスマンにならざるを得ないって言うんだろ~? (; ̄ェ ̄)」
「イエスマンにならなくて済むのであれば、イエスマンなんかになりたくない従業員って多いと思うんだけど・・・? 。゚(゚^o^゚)゚。 」
「ウチの会社でもそうなんだけど、イエスマンになりたくないって従業員が思っていても、イエスマンになっちゃうんだよね・・・ ( ̄▽ ̄;) 」
「管理職になる前の上司は、イエスマンなんかに絶対にならないってあんなに言っていたのに、管理職になった途端イエスマンになっちゃったし・・・ (o´д`o)=3 」
「明日は我が身って感じちゃうんだけど、もしかしたら自分もイエスマンになっちゃうってコトなのかな~? (;・∀・)」
「ウチの会社でやって行くには、イエスマンになりたくなくてもイエスマンにならざるを得ないのかな~? (´;ω;`) 」
「ウチの会社でやって行くには、イエスマンになる必要があるってコトなんだろーか?イエスマンが求められているってコトなんだろーか? (´Д`lll)」
「結局のところイエスマンになる根本的な原因があるから、イエスマンになりたくなくてもイエスマンにならざるを得ない状況になっちゃっているってコトなのかな~? ヽ(;▽;)ノ 」
「イエスマンが多い会社では、何が起こるんだろ~? (|||▽ ) 」
「イエスマンの従業員が増えることによって、会社では何が起こるんだろ~? (; ̄Д ̄) 」
「イエスマンが多い会社って、ワンマン経営の会社に多い傾向があるのかな~? (ーー゛) 」
「ワンマン経営をやっていると従業員の声に耳を傾けなくなるだろーから、それが原因で従業員がイエスマンになるってコトなのかな~? p(´⌒`q) 」
「従業員がイエスマンになるのって、社長が裸の王様になっちゃうのと、もしかしたら関係しているんだろーか? (;´д`) 」
「従業員がイエスマンにならなければ、イエスマンが多い会社になることもないし、社長が裸の王様になることもないように感じるんだけど・・・? ( ̄∧ ̄ ) 」
などなど、このような疑問の声をお聞きすることもあるんですが・・・
( ´・ω・`)
「売上や利益の向上」、「組織人事戦略(戦略的な組織づくり)」、「組織力の強化や向上」、「中小企業の経営に役立つ情報活用」などのお手伝いを行なっているからなのか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるからなのか・・・
こーゆー疑問って意外と大事
なんじゃーないかな~???
(`・ω・´)
なーんて感じることもあるのと、それにコレってもしかしたら・・・






などなどにも、ある意味関係するっちゃーする面もあるのかも~???
なーんて感じるコトもあるので、一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。
ちょっと興味あるかも~?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。
(^^)/
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?(パート1)
んーと、もしかしたら・・・




なんかにもある意味関係するかもしれないので・・・
イエスマンが多い会社で働いた経験があったり、自分自身もイエスマンになってしまった経験があったり、従業員がイエスマンになる原因に心当たりがあったりする従業員の立場の方からお聞きすることもある例えばこんな声から、まずは考えてみるのはどーでしょう?
( っ・ω・)っ
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?
従業員Aさんの声
イエスマンが多い会社ってありますよね。
多くの従業員がイエスマンになってしまう会社って。
そーゆーウチの会社も、イエスマンが多い会社なんです。
イエスマンが多いと言っても、決して好き好んでイエスマンになっているワケじゃーないんですけどね。
イエスマンのなる原因にはいろいろあるんだろーけど、私が思う最も大きな原因を挙げるとすれば、やっぱり人事評価だと思うんです。
ブラックボックスと化しているから正確にはわからないんですけど、どこからどう見てもイエスマンの人の方が評価が良くて、イエスマンではない人は評価が良くない傾向にあるんです。
つまり、ウチの会社では、イエスマンの方が気に入られるし出世しやすい傾向にあるように感じるんです。
こーゆー人事評価だとイエスマンが増えるでしょーし、イエスマンが多い会社になっちゃいますよね。
え?
イエスマンが多い会社で起こることって何なのかって?
そりゃー、イエスマンになりたくないまともな人から辞めていくってことじゃーないでしょーか。
で、さらなる人手不足に陥っちゃって、現場が回らなくなっちゃうし。
代わりはいくらでもいるって思っているみたいだから、人手不足の悪循環って感じだし。
なので、従業員をイエスマンにしたくないのであれば、人事評価をまずは変えることなんじゃーないでしょーか?
イエスマンでない人の方が評価されるのであれば、イエスマンが多い会社にはならないでしょーし。
せめて、イエスマンでなくても評価されるように変えて欲しいと思います。
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?
従業員Bさんの声
イエスマンが多い会社って、意外とたくさんあるみたいですよね。
イエスマンが多い会社って、ウチの会社だけなのかと思っていたんだけど。
もうねー、ウチの会社ってイエスマンだらけなんですよ。
イエスマンにならないと、ウチの会社ではやっていけないと言っても過言ではないぐらいですし。
実は私もイヤイヤながらも、イエスマンに徹しているんですけどね。
本当はイエスマンになんてなりたくないんですけど、協調性という名の同調圧力も激しいから、仕方なくイエスマンとして振る舞っているんです。
何が困るって、イエスマンの従業員を求めているくせに、ナゼか主体性も求められるって点なんです。
一貫性がないにもホドがありますよね。
イエスマンの従業員が欲しいのか、それとも主体性を発揮できる従業員が欲しいのか、どっちなのさ???って、言いたくなっちゃいますよ。
主体性を求めるんだったら、じゃあ、会社の方針に納得できないって言ってもいいのか!?
会社に対する不平・不満を、本音でぶちまけてもいいのか!?
って、言いたくなっちゃうぐらいです。
と言っても、本音を言うなんて恐ろしくて決してできませんけどね。
どんなに納得感がなくても、どんなに理不尽な要求をされても、それでもイエスって言うしか選択肢がないんですけどね。
だって、イエスマンですから。
これも生活のためだと思って、ひたすら我慢して、イエスマンに徹していますよ。
イエスマンに徹することができなかった人が、実際にリストラされてしまったのを見てしまいましたし。
え?
イエスマンになる原因は何なのかって?
イエスマンになる原因にはいろいろあるだろーし、会社の状況によっても違うんだろーけど、ウチの会社に関して言うなら、やっぱり独裁体制と恐怖政治なんじゃーないでしょーか?
ワンマン経営の会社だし。
社長は裸の王様だし。
ちょっとでも逆らったらリストラされちゃうし。
ですから、とにかくひたすらイエスと言って、イエスマンに徹するしかありませんし。
え?
イエスマンが多い会社で起こることって何なのかって?
うーん・・・、イエスマンが多い会社で起こることって何なんでしょーね???
強いて言うなら、自分で考えなくなっちゃうってことですかね???
リストラされないようにするので必死でイエスマンになっちゃうからなのか、従業員がみんな保身に走ってしまって、あえて考えないようにするってゆーか、あえて疑問を持たないようにするってゆーか、自らを思考停止させちゃうってことなのかも?
だから、いざ考えろって言われると、イエスマンだからとりあえずイエスと答えるものの、考えたくても考えられなくなってしまうんですよね。
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?
従業員Cさんの声
イエスマンが多い会社って、意外とたくさんありますよね。
特にウチの会社の場合、絶対にイエスマンにならないと生きていけませんし。
だって、職場にある監視カメラで常に監視されていますから。
職場だけでなく、トイレの前にも休憩室にも監視カメラがありますし。
普通でもこんな状況なのに、イエスマンになるのを拒否して目を付けられでもしたら、もっと悲惨な状態になるってのがわかりきっていますし。
だから、どんなにイヤでも、イエスマンになるしかないんです。
この会社で仕事をするには、見ざる聞かざる言わざるに徹して、イエスマンになるしかないんですよ。
職場にいる時にはモチロンのこと、トイレに行っても休憩中であっても、この会社では常にイエスマンでいることが求められていますから。
え?
イエスマンが多い会社で起こることって何なのかって?
そりゃー、従業員のモチベーションが上がらないってことに尽きますよね。
モチベーションがどーのって以前の話かもしれませんが。
どんな時でも誰に対してもイエスと言っているか、いつもイエスマンとして行動しているか、常に監視されているこんな状況じゃー、モチベーションがどーのって話とゆーより、人権問題と言った方がいいぐらいなんじゃーないでしょーか。
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?
従業員Dさんの声
イエスマンが多い会社って、結構たくさんありますよね。
そーゆーウチの会社も、イエスマンだらけの会社ですし。
この会社に入ったばかりの頃は、こんなにイエスマンが多い会社なんて!?って、ビックリしていたんですけど、そーゆーものなのかも!?って、今では割り切るようにしていますけどね。
なーにがショックだったって、反骨精神バリバリだった上司がイエスマンになってしまった時だったんです。
そりゃームカつきましたよ。
以前はイエスマンのことをあんなにボロクソに言っていたくせに、管理職になった途端、イエスマンになってしまったんですから。
だけど、自分自身が管理職になってから、イエスマンになってしまった上司の気持ちがわかるようになりましたね。
ああ・・・、こりゃーイエスマンになるわーって感じ。
だって、この会社ではイエスマンにならざるを得ないんですから。
特に管理職の立場だと、イエスマンであることがいつも求められるんですから。
なので、この会社ではイエスマンであることが管理職の役割でもあり管理職の仕事でもあるのかも!?って、割り切ってイエスマンになっているんです。
納得は全くしていませんけどね。
でも、この会社の管理職という立場である以上、仕方がありませんよね。
イエスマンになる原因にはいろいろあるだろーし、会社の状況によっても違うんだろーけど、少なくともウチの会社では、管理職の役割や仕事としてイエスマンが求められているのが原因なんじゃーないでしょーか?
え?
イエスマンが多い会社で起こることって何なのかって?
それは、上司がイエスマンになってしまうと、部下もイエスマンになってしまうってことでしょーか。
イエスマンであることが、その会社の企業文化にもなってしまうとでも言ったらいいのかも?
そして、イエスマンが多い会社になっちゃって、イエスマンだらけの会社になって行き、イエスマンしかいない会社に、いつかなかってしまうのかも?
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?
従業員Eさんの声
イエスマンが多い会社について、どう思います?
イエスマンになることに反対ですか?
それとも、イエスマンに賛成ですか?
そーゆー私はどーなのかってゆーと、以前はイエスマンになることに絶対に反対!!って思っていたんです。
イエスマンになるなんて、信じられねぇー!!
何に対してでも、どんな時であっても、イエスマンになるなんてあり得ねぇー!!
イエスマンが欲しいのなら、人間を雇用するのではなく、ロボットでも雇えよなー!!
感情のないロボットだったら、何に対してでも、どんな時であっても、イエスって言ってくれるしさー!!
って、怒り狂っていたぐらいだったんです。
だけど、最近になってようやく、イエスマンになることに対して、そこまで反発する気持ちはなくなって来ましたね。
と言っても、イエスマンに積極的に賛成とまでは行きませんけど。
イエスマンになる気持ちが理解できるようになっただけって感じなのかも?
そもそも会社で働くってのは、上司に指示や命令をされて働くってことですから、イエスマンにならざるを得ないんですよね。
指示や命令に背くってことは、会社の方針に背くってことでもありますよね。
だから、会社に雇用されて働いている以上、イエスマンにならざるを得ませんし。
どーしてもイエスと言えずにイエスマンになれないのなら、会社を辞めるしか選択肢がなくなってしまうでしょーし。
それに、イエスマンになる方がある意味ラクだし、イエスマンになることにはメリットもあると思えるようになりましたし。
流れに逆らうにはエネルギーがめちゃくちゃ必要だけど、流れに身を任せるのであればラクなのと似ているのかも!?
イエスマンになって、イエスと常に言ってさえいれば、指示や命令に従っていただけって責任回避もできますし。
マニュアル人間と言われようと、指示待ち人間と言われようと、マニュアルに従って行動していただけってのと似ているのかも!?
イエスマンでいさえすれば、良い人事評価も得られるでしょーし。
会社に逆らってばかりいる人よりも、イエスマンの方が給料も上げてもらいやすいでしょーし。
そう考えると、イエスマンになることにもメリットがあるんですよね。
イエスマンになって、とりあえずイエスとさえ言っていればいいので、ラクちゃーラクでしょーし。
で、そのうち逆らったり意見したりするのが面倒臭くなって来て、イエスマンでいることが普通になっちゃうんでしょーね。
イエスマンになる原因にはいろいろあるとは思うし、会社の状況によっても違うと思うんだけど、こーゆーのもイエスマンになる原因の一つなんじゃーないでしょーか?
だって、人間ってラクしたい生き物だから。
しんどくて面倒臭いことは、極力したくない生き物だから。
「長い物には巻かれろ」って考え方には賛否両論あるんだろーけど、イエスマンが多い会社の場合は、「長い物には巻かれろ」って考え方の人の方が多いから、イエスマンが多い会社になっちゃっているワケでしょーし。
え?
イエスマンが多い会社で起こることって何なのかって?
そりゃー、顧客への貢献とか社会への貢献とか、いわゆる顧客志向とかとは程遠い組織になっちゃうってことなんじゃーないでしょーかね?
協力し合おうって気持ちもなくなっちゃうから、部分最適どころか個別最適になっちゃって、組織と言えない状態になっちゃうし。
イエスマンになっちゃうと、たとえコンプライアンス違反が行われていたとしても、「見ざる聞かざる言わざる」に徹しちゃうだろーし。
従業員の誰もが自分の保身しか考えずに自分ファーストになっちゃって、その結果、究極の内向きの組織になっちゃって、井の中の蛙になっちゃって、自社の常識が世間の非常識になっちゃうってことなんじゃーないでしょーかね?
それがわかっていても、イエスマンにならざるを得ない会社って、どーなんでしょーね???
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?(パート2)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「イエスマンが多い会社になっちゃうと、こーんなコトが起っちゃうんだ・・・ \( ̄▽ ̄;)/ 」
「もしかして、イエスマンが多い会社のあるあるなのかも・・・!? (・_・;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「そーなんだよねー、会社組織で働いていると、イエスマンになりたくなくても、イエスマンにならざるを得ないもんなー・・・ ヽ(;▽;)ノ 」
「ウチの会社もそーなんだけど、むしろイエスマンになった方がメリットがあるぐらいだもんなー・・・ ( ノД`) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ウチの会社でも、イエスマンにならない従業員はリストラされちゃいそーだもんなー・・・、だからイヤでもイエスマンにならざるを得ないもんなー・・・ (´Д`lll)」
「イエスマンにならないデメリットの方が大きすぎるし、イエスマンになった方がメリットがあるんだったら、本当はイヤでもイエスマンになった方が得策だもんなー・・・ (|||▽ ) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「だから、イエスマンにはなりたくない優秀な人が辞めてしまうのかも・・・!? (;´д⊂) 」
「優秀な人材が見つからないのも、優秀な人が辞めてしまうのも、イエスマンが多い会社だからなのかも・・・!? (;´д`) 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
んでー、もしかしたら・・・




なんかにもある意味関係するかもしれないので・・・
イエスマンが多い会社になってしまった経験があったり、従業員がイエスマンになる原因に心当たりがあったりする経営者の立場の方からお聞きすることもある例えばこんな声からも、考えてみるのはどーでしょう?
(。・ω・)b
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?
経営者Fさんの声
サラリーマンとして働いていた頃、イエスマンが多い会社がイヤでイヤでたまらなくて、脱サラして起業したんですけどね。
それなのに、イエスマンが多い会社を自ら生み出してしまった自分がいるんです。
イエスマンが多い会社がイヤだったはずなのに。
従業員がイエスマンにならなくて済む会社をつくりたかったはずなのに、皮肉なものですよね。
気がついた時には、社長である私自身がすっかり裸の王様になってしまっていて、従業員もイエスマンになってしまっていたんですから。
え?
従業員がイエスマンになってしまう原因は何なのかって?
従業員がイエスマンになってしまう原因にはいろいろあるし、それぞれの会社の状況によっても違うとは思いますが、従業員がイエスマンになってしまう原因の一つをつくっているのは、経営者であることは確かだと思います。
特に、裸の王様になってしまった社長が経営している会社で働いていると、従業員がイエスマンにならざるを得ない傾向があるんじゃないでしょーか?
卵が先か鶏が先かって話を聞くこともあるんですけど、社長が裸の王様になっていなければ、従業員がイエスマンになることもないんじゃーないのかな~???って、今の私は思います。
そうならないためには、裸の王様になっていることを経営者自身がまずは認める必要があるんですけど、これがなかなか認められないんですよね。
だって、経営者の孤独を思い知ることでもあるから。
従業員をイエスマンにしてしまっているのは、裸の王様になってしまっている自分自身だって思い知らされることでもあるから。
経営者としてのプライドもあるから、自分は裸の王様なんかじゃない、自分は孤独ではないってついつい思い込んでしまいがちなんですよ。
そう思い込みたいだけと言った方がいいのかもしれませんが。
だけど、自分自身が裸の王様になっていることを認めない限り、従業員がますますイエスマンになってしまうんです。
自分が経営者の立場になって初めて、それがやっと理解できたように思います。
え?
イエスマンが多い会社で起こることって何なのかって?
イエスマンが多い会社で起こることはたくさんあると思いますが、私が最も致命的で恐ろしいと感じるのは、会社の方向性に関することでしょーか。
一言で言うなら、会社の方向性を見誤ってしまうとでも言うんでしょーか。
間違った方向に向かっているのに、何の疑問も持たずに突き進んでしまうとでも言ったらいいでしょーか。
私がサラリーマンとして働いていた頃の会社のように。
体育会系の社風ってこともあって、間違った方向に見事に突き進んでしまって、自滅してしまいましたから。
逆に言うと、従業員がイエスマンになっていなければ、誰かが止めるはずですよね。
間違った方向に突き進んでしまった挙句、自滅するなんて誰もしたくないんですから。
そうなりたくなければ、経営者が裸の王様になることなく、従業員をイエスマンにしないことだとつくづく感じています。
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?
経営者Gさんの声
イエスマンが多い会社になってしまっているのに、全然気がつかない時ってありますよね。
気がつけないと言った方が正しいのかもしれませんが。
イエスマンが多い会社の何がコワイかってゆーと、従業員自身はイエスマンになっていることに気がついているのに、経営者は従業員をイエスマンにしてしまっていることに気づきにくいってことじゃーないでしょーか?
え?
従業員がイエスマンになってしまう原因は何なのかって?
従業員がイエスマンになってしまう原因にはいろいろとあるだろーし、会社の状況によっても違うんだろーけど、従業員がイエスマンにしてしまう原因の一つは、経営者の経営姿勢とゆーか、経営に対する考え方もあるんじゃーないでしょーか?
経営者の立場としては、自信がなくて暗中模索でやっているからからこそ、せめて従業員には肯定して欲しいって気持ちが多かれ少なかれあるものですよね。
従業員にイエスと言って肯定してもらうことで、自分がやっていることは正しいし間違っていないって思いたいものじゃないですか。
従業員にイエスと言ってもらえると、自信が持てるようになるってゆーか。
そのお陰で周りからは、自信家の社長って見てもらえるってゆーか。
コレって、一種の承認欲求とも言えるのかもしれませんよね。
そんな風に思っている社長って、意外とたくさんいるんじゃないでしょーか?
そーゆー意味で言うのなら、従業員がイエスマンになってしまっている会社って、社長に自信がないことの裏返しとも言えるのかもしれませんが。
社長にとっては、精神衛生上、イエスマンが多い会社の方がいいのかもしれません。
従業員にイエスと言ってもらえることによって、自信が持てるようになるのであれば。
だけど、イエスマンが多い会社だとデメリットが大きいのも事実なんですよね。
え?
イエスマンが多い会社で起こることって何なのかって?
うーん・・・、ウチの会社に関して言うのであれば、従業員をイエスマンにしてしまったことで、内向きな組織になってしまったことでしょーか。
コレが、イエスマンが多い会社で起こる最大のデメリットだと思います。
そもそも、従業員をイエスマンにするために人材採用を行っているわけではありませんよね。
社長一人ではできないからこそ、組織ってものが必要になるのに。
それなのに、従業員がイエスマンにしてしまったことで、社長のためだけの自己満足の組織になってしまったんです。
こんな状況に陥ってしまったそもそもの原因は、経営理念やビジョンですら不明確だったってことなんでしょーね、きっと。
経営戦略の必要性を感じたこともありませんでしたし。
経営計画ですら、明確にありませんでしたから。
今思えば、経営者のくせに何を勘違いしていたんでしょーね?
経営者の仕事や役割について、どーして勘違いしてしまっていたんでしょーね?
とは言えども、やらかしてしまったことをなかったことにするワケには行きませんよね。
なので、大いに反省して、失敗から学ばないとなーってつくづく思いますよ。
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?
経営者Hさんの声
ちょっと油断すると、イエスマンが多い会社になってしまうんだなー。
そうつくづく感じるようになりましたよ。
従業員の立場で働いていると、それでなくてもイエスマンになりがちですよね。
従業員として働いていた時の会社では、私も実際イエスマンになってしまっていましたから。
従業員として一度でも働いたことがあるのなら、イエスマンになりがちな理由はよくわかると思います。
たとえワンマン経営の会社でなかったとしても。
だからこそ、従業員はイエスマンになりがちということも含めて、従業員の視点を決して忘れてはならないのではないでしょうか?
経営者の立場になっても。
だけどねー、経営者の立場になると経営者の視点に染まってしまうからなのか、従業員はイエスマンになりがちということをつい忘れてしまうんですよね。
私がやらかしてしまったように。
実は、この会社を継いだばかりの頃は、イエスマンの多さに嫌気がさしていたんです。
イエスマンだらけの会社にしてしまった先代社長のことを、心の底から軽蔑していたぐらいだったんです。
ですから、忌憚のない意見をどんどん言って欲しいとか、耳が痛くなる話こそ是非教えて欲しいとかって、当時の私は従業員にお願いしていたんですよ。
それなのに社長に就任してから、忌憚のない意見や耳が痛くなる話に対して、聞く耳を持たなくなって行った自分がいるんです。
あんなにワンマン経営を嫌っていて、イエスマンも嫌っていたはずだったのに、気がつけば周りはイエスマンだらけになってしまっていて、ワンマン経営に突入してしまっていたから怖いですよね。
特にワンマン経営の会社って、たとえるなら恐怖政治の独裁国家みたいなものだと思うんです。
恐怖政治の独裁国家であるあーんな国とか、こーんな国とかを思い浮かべてみたら、イメージしやすいのではないでしょうか?
ちょっとでも逆らったら粛清する国とか。
前向きで建設的な意見を言っても粛清する国とか。
権力者の気に少しでも障ったら粛清する国とか。
常に監視をされている国とか。
報道の自由もなければ表現の自由もない国とか。
こんな状況だったら、庶民はイエスマンになるしかありませんよね。
自分自身や家族を守るためにも。
会社においても、それと同じなんじゃーないでしょーか?
だからこそ、経営者の役割や仕事は大変だし、重大な責任を負っているんじゃーないでしょーか?
え?
イエスマンが多い会社で起こることって何なのかって?
イエスマンが多い会社で起こることってたくさんあると思いますが、ウチの会社が経験した中で最も深刻だったデメリットと言えるのは、経営環境の変化に鈍感になってしまうってことだと思います。
経営環境の変化に対応することって、経営者の仕事でもあり役割でもあるはずですよね。
経営環境の変化の激しい時代ですから、経営環境の変化に迅速に対応できなければ、順風満帆の会社であっても、あっと言う間に事業継続の危機に陥ってしまうし、下手すれば倒産してしまうじゃないですか。
ウチの会社も同じで、倒産寸前まで行きましたから。
まともな人からどんどん辞めて行くし、泥船から一目散に逃げ出す人もいたし、蜘蛛の子を散らすように周りから人がいなくなってしまいましたし。
あの時ほど、経営者ならではの孤独を感じたことはありませんでしたよ。
今思えば、従業員をイエスマンにして、ちやほやされておだてられて木に登って、お山の大将になっていい気になっていた当然の結果なんでしょーけどね。
え?
イエスマンが多い会社にしないためには、どーすればいいのかって?
これが悩ましいんですよね・・・
経営者ならではの孤独があるからこそ、従業員をイエスマンにしてしまうのではないだろーか!?
そして、裸の王様になっていると気がつくと、さらに経営者ならではの孤独を感じてしまうんじゃーなかろーか!?
経営者ならではの孤独をさらに感じるようになると、従業員をますますイエスマンにしてしまうのではないだろーか!?
そしていつしか自分の周りからは誰もいなくなってしまい、人間不信になって誰も信じられなくなって、経営者の孤独しか感じられない状況になってしまうんじゃーなかろーか!?
とも感じますから。
どーにかして、この悪循環を断ち切らないとマズイですよね。
そうしないと、従業員をまたイエスマンにしてしまいますから。
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?
経営者Iさんの声
ワンマン経営の会社でなくても、従業員がイエスマンになる傾向ってあるよなー。
従業員の立場であるが故に、イエスマンになるのが普通と言っても過言じゃないもんなー。
今ではそう感じるようになりましたよ。
と言っても、以前は従業員がイエスマンになるから悪い!!って、思い込んでいたんですけどね。
従業員の立場で働いていた会社では、イエスマンの従業員がものすごーく多かったんです。
ゴマすりってゆーか、腰ぎんちゃくってゆーか、保身しか考えていないってゆーか、そーゆーイエスマンの従業員がその会社では多かったんです。
なので、イエスマンの従業員を軽蔑していたぐらいだったんです。
こんなにイエスマンが多い会社だから、内向きの組織だし。
当事者意識ってものもなければ、危機感ってものもないし。
だから、いつまで経っても変われないんだよなー。
スローガンだけが虚しく響いている状況なんだよなーって。
だけど、親の会社を継いで経営者の立場になってからは、イエスマンに対する考え方が変わったように思うんです。
ウチの会社はワンマン経営ではないんですけど、それでもイエスマンになってしまっている従業員がたくさんいたってこともあって。
イエスマンとまでは行かなくても、ちょっと話しかけただけで、めちゃくちゃ緊張したりビビりまくったりする従業員だらけだったし。
そこで気がついたんです。
経営者が望んでなくても、イエスマンになる従業員ってたくさんいるんだなーって。
とゆーか、イエスマンになるのがおかしいのではなくて、イエスマンになる方がむしろ普通なんだなーって。
だって、従業員の立場なんですから。
え?
従業員がイエスマンになってしまう原因は何なのかって?
従業員がイエスマンになってしまう原因にはいろいろあるんだろーけど、組織的な構造も原因の一つなんじゃーないでしょーか?
社長や上司の指示・命令に部下は従って仕事をせざるを得ないから、指示・命令に従う = イエスマンにイヤでもならざるを得ないだろーし。
何と言っても、社長が人事を握っているから、それだけでも従業員にとってはイエスマンになった方が無難ってとらえがちだろーし。
特にトップダウンの組織の場合だと、従業員がさらにイエスマンになりがちでしょーし。
従業員をイエスマンにしたくないのであれば、ボトムアップが必要になって来るでしょーし。
いずれにしても、ワンマン経営でない会社であっても、普通でも従業員はイエスマンになりがちだってことを、経営者がよぉーく理解しておく必要があると思います。
そして、従業員をイエスマンにさせている原因は、多かれ少なかれ経営者自身にあるってことにも。
これを経営者自身が自覚しているのとしていないのとでは、全然違うように思いますし。
え?
イエスマンが多い会社で起こることって何なのかって?
イエスマンが多い会社で起こることはいろいろとあるんだろーけど、せっかくある貴重な貴重な経営資源をフル活用できなくなってしまうってことも一つなんじないでしょーか。
ウチの会社で最も困ったのは、従業員がいるにも関わらず経営者がたった独りで仕事をしているような状況に陥ってしまったってことなんです。
つまり、経営者たった独り分の経営資源しか活用できていなかったんです。
どーゆー意味なのかってゆーと、イエスマンであるが故に、多様なアイデアが従業員から出て来なくなっていたので、経営者独りの画一的で偏ったアイデアしかなかったんです。
言うなれば、本来だったら100の多様なアイデアで勝負できるはずなのに、たった1つのそれも画一的で独りよがりのアイデアのみで勝負しているようなものでしょーか。
新規事業の開発とか新製品や新サービスの開発って点だけで見ても、イエスマンが多い会社だとデメリットが大きいんですよね。
製品ライフサイクルの観点から考えても、新製品や新サービスの開発がいつかは必ず必要になるんですから。
イエスマンが多い会社のデメリットは、モチロンこれだけではありません。
従業員がいても経営者独りでやっているようなものですから、経営者の視点だけに偏ってしまって、視野が狭まってしまうんです。
例えば、技術畑の経営者だったら技術面の視点ばかりに偏ってしまったり、営業畑の経営者だったら営業面の視点ばかりに偏ってしまったり、会計畑の経営者だったら何でもかんでも数字だけを見て経営判断をしてまったりするってことなんです。
だって、従業員がイエスマンになってしまっているんですから。
たとえ自分の専門分野であってもイエスマンに徹して、「見ざる聞かざる言わざる」になっている状況なんですから。
それでも上手く行っているうちは、まだいいのかもしれません。
だけど、遅かれ早かれ限界が必ず来るんですよね。
だからこそ思うんです。
経営資源に乏しいと嘆くのであれば、従業員をイエスマンにしないことこそが先決だって。
眠っている経営資源が、実はたくさんあるかもしれませんから。
考えてみたら、不平や不満だって立派な経営資源ですもんね。
それに、経営は山あり谷ありですからね。
経営にはアクセルが必要な時もあれば、ブレーキが必要な時もありますから。
ただでさえ、経営者ってものはアクセルばかり踏んでしまいがちですよね。
極端な話、自分の好き勝手にやりたいようにやりたいのが経営者って人種だと思います。
だけど、ブレーキが必要な状況なのに、イエスマンが多い会社だと誰もブレーキを踏もうとせず、ブレーキを踏ませようともせずに社長が暴走して、アクセルばかり踏んでいたら会社ごと崖から転落してしまいますよね。
ウチの会社がそうだったように。
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?(パート3)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「そっ・・・、そーだったのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「だからかー!!だからだったのかー!! ヾ(.;.;゜Д゜)ノ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「イエスマンになる従業員が悪いとかおかしいとかってとらえるのではなく、従業員がイエスマンになるのがむしろフツーと思っていた方が、実は対策が立てやすいのかも・・・!? ( ̄∧ ̄ ) 」
「だよなー、イエスマンだけでなく裸の王様に関してもそうなのかも・・・!? ( ー`ω´ー ) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「イエスマンになる従業員にとってのメリットと、経営者にとってイエスマンの従業員がいるメリットって、実は関係している面もあるのかも・・・!? Σ( ̄ロ ̄lll) 」
「お互いにメリットがあってトクしているから、従業員がイエスマンになってしまう原因にもなっているってコトなのかも・・・!? \( ̄▽ ̄;)/ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「従業員がイエスマンになる原因にしても、社長が裸の王様になる原因にしても、結局のところ経営者の孤独とかも関係しているってコトなのかも・・・!? ( ノД`) 」
「だとしたら、卵が先か鶏が先か、イエスマンか裸の王様かどっちが先なのかって観点で考えると、どっちが先ってゆーか、何が先なんだろ~??? (;゜д゜) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「たかだかイエスマンと思っていたけど、されどイエスマンって感じなのかも・・・!?イエスマンの一人や二人ぐらいどーってことないよなーって思っていたけど、従業員がイエスマンにならざるを得ない会社って、思っていたよりも結構マズイのかも・・・!? ( ̄▽ ̄;) 」
「イエスマンが多い会社で起こることって、従業員の視点で見れば内向きな組織だよなーって呆れるぐらいで済むかもしれないけど、経営者の視点で見ると会社が存続できるかどーかの危機的な状況に思えて来て、結構ヤバイ兆候でもあるのかも・・・!? ((((;゜Д゜)))」
という方も、いらっしゃれば・・・
「イエスマンや裸の王様の話を聞くと、何のための会社なんだろ~???誰のための会社なんだろ~???などの疑問を感じちゃうんだけど・・・!? (;´д`) 」
「イエスマンにしたって裸の王様にしたって、顧客のことを全く考えていないよーな気がするんだけど・・・!? (´Д`lll)」
という方も、いらっしゃれば・・・
「こーやって考えてみると、イエスマンや裸の王様の存在って、売上や利益が上がらない原因にもなっているような気がしなくもないんだけど・・・!? (|||▽ ) 」
「となるとだよー、イエスマンや裸の王様って内向きな組織の最たるものだから、顧客への貢献とか社会貢献とかについて考えられなくなってしまって、売上や利益が上がらなくなってしまうのも当然のコトなのかも・・・!? (ーー;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「自社の顧客が不明確だから、イエスマンや裸の王様の組織になっちゃうってコトでもあるのかも・・・!? (o´д`o)=3 」
「だとしたら、売上や利益の向上と組織力の強化って、意外と関係している面もあるのかも・・・!? (´・ω・`) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「そもそもの話、ウチの会社がターゲットとしている顧客って誰なんだろ~??? (・_・;) 」
「お客様は神様ってウチの会社では言っているけど、経営理念やビジョンが不明確だからターゲットとしている顧客も不明確で、経営戦略の必要性も感じていなければ、経営計画も不明確ってコトでもあるのかも・・・!? ヽ(;▽;)ノ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ってコトはだよ・・・、アレをあーして、コレをこーして・・・ ((φ( ̄Д ̄ ) 」
「従業員をイエスマンにしてしまわないために、ウチの会社に必要なやり方って、もしかしたらこーゆーのなのかも~ d(⌒ー⌒) 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
で・・・
上記を踏まえた上で、例えばこんな視点からも、イエスマンが多い会社で起こることとか、イエスマンになる根本的な原因とかについて考えてみるのはどーでしょう?
(о ̄∇ ̄)/
イエスマンが増えて、一緒に裸になってくれる部下たちに囲まれて裸の王様になってしまうと、外部の変化に気づくこともなくなる
■ 「やっぱり変だよ日本の営業」
戦後の日本の経営者たちの間では、いつのまにか「家族愛」とか「社員の人生」とかを語ることを美徳とする雰囲気が蔓延してきました。
一方「会社を愛しているから頑張る」などと、日本の社員も負けずに忠誠心を表明します。
この延長線で何が起きているかというと、経営者は気持ちのよい社員たちに囲まれて、彼らの努力と犠牲に頼りきるような経営をしています。
望まなくてもイエスマンが増えて、一緒に裸になってくれる部下たちに囲まれて裸の王様になってしまうのです。
そのため、外部の変化に気づくこともなくなります。
社員は会社依存症になり、個人としての自立心が薄くなります。
与えられていることだけに意味を感じ、努力することだけに価値を感じるようになります。
社員が誰も会社を愛していないことに、経営者はもっと気づくべきです。
そもそも経営者も社員を愛してなどいないはずです。
本来、企業と社員は愛し合う関係ではなく、信頼し合う関係を構築すべき間柄にあるのです。
イエスマンを生み出した結果、起こされた不祥事
■ 「職場いじめ ― あなたの上司はなぜキレる」
不祥事は、よく言われるように、決していきなり起こるわけではない。
もはや、周囲が不祥事を不祥事としてとらえる感覚を失ってしまい、麻痺してしまうことで、大きなトラブルに発展してしまったと考えられている。
裏を返せば、企業不祥事を引き起こす、周囲を巻き込んだモラールダウンは、もはや誰もが意識できないほどに職場の体質と化してしまっているということである。
そして、そのことが大きな事件になった時に、はじめてその職場のモラールダウンが話題になるのである。
不祥事が引き起こされる原因から、それを隠蔽しようとする企業集団の一連の行動は、まさに集団主義の病理としか言いようがないものが多い。
つまり、そこにあるのは、周囲の無責任、人任せが独善的リーダーを生み、イエスマンを生み出した結果起こされた不祥事という集団主義の弊害に他ならない。
イエスマンが集まる組織は、いずれ衰退するもの
■ 「考えない日本人」だらけになった日本企業の末路
日本の組織では思考をめぐらせる人より、立ち回りの術に秀でた人のほうが出世しやすくなっています。
それが、日本企業の苦境を招いた原因だと考えています。
イエスマンが集まる組織は、いずれ衰退するものだからです。
イエスマンを周りに侍らせて悦に入る「偉い人」と、その人に従うイエスマンたちが、日々、互いの前頭葉を衰えさせながらビジネスチャンスを棒に振っている――
この馬鹿げた構図を、そろそろやめにしなければなりません。
変化に弱い組織の特徴は、イエスマンが多い組織
■ 変化に弱い組織の特徴は?
変化に弱い組織の特徴は、イエスマンが多い組織でしょうか。
本質的に日本の組織は変化に弱いんです。
定期採用、年功序列、終身雇用。
こうした制度によって社員は守られ、組織におとなしく所属していれば安心でした。
ところがこうした制度が根本から崩れはじめています。
そうなると、上司による管理、監督、指示、命令によって部下が動く、全員が「上司のイエスマン」のような旧態依然たる組織というのは一番、弱いですよね。
イエスマンが多い組織は、2つの大きなリスクをはらんでいます。
ひとつは、モラルの低下です。
自分の扱いやすいメンバーばかりで固めると、誰も自分をとがめてくれる人がいなくなります。
考えかたが独善的になり、我が物顔をするようになります。
すると、メンバーのモチベーションが低下し、組織は崩壊へと突き進みます。
もうひとつが、まさに変化に弱い組織となって時代に取り残されることです。
イエスマンばかりの同質集団は、みんなが同じ方向を向いています。
上司には現状を肯定する情報だけが届き、現場の環境の変化はなかなか伝わりません。
問題が起きたときの対処法も皆、同じ。
気づいたときには全員、時代に取り残され、対処しようとしても上司が間違えれば全員、失敗してしまう。
集団としての柔軟性がないのです。
組織が腐敗してくると「イエスマンが増える」
■ 組織が腐敗してくると起こること「イエスマンが増える」
組織が腐敗してくると「イエスマンが増える」
組織が腐ってくると、組織がどうなろうと知ったことではないと上も下も思っていますね。
上が2、3年で変わるから「今の組織がどうなろうと知ったことではない」と思っているのと同じように、下は下で「上はどうせ2、3年で変わるし適当にやっていればいい」とばかりにいいかげんな対応なんですねん。
だからちゃんと仕事しようなんて奇特な人は稀ですね。
ちゃんと仕事をしようとすると間違っていることを指摘しなければなりませんけど、どうでもいいと思っているのでなんでもかんでも「はい」と言ってさえいれば問題なしなのである。
反対して嫌がらせされても嫌だし、揉めるのはバカバカしいとばかりにみな「はいはい」とイエスマンになるのである。
次の上司が来たら、前の上司の指示に従ってやってただけといえばそれですむ。
上は上で下の責任にして、下も下で上の責任にする。
全部誰かの責任にして先送りにするのが世渡り上手とばかりに何もしない。
組織が腐敗するとみな「やってるふり」をするのである。
「はい」とさえ言っていれば指示をした人間の責任だから、間違っていようと非効率であろうと知ったことではないのである。
上に気に入られようとして良い返事をするイエスマンもいるだろうが、白いブラック企業のイエスマンはさらにその先を行くのである。
「会社がどうなろうと知ったことではない」からこそ何にでも何も考えずに反射的に「YES」と言えるアバンギャルド(前衛的)なイエスマンなのだ。
イエスマンが上司になると、部下は疲弊してしまう
■ その部署だけ人がどんどん辞めていく
最も上司にしたくないタイプの代表格といえば、イエスマンの管理職です。
イエスマンの管理職は、部下にとって最悪の上司といってもいいでしょう。
イエスマンの管理職は、極端な言い方をすれば、自分の上司しか見ていません。
部下のことはまるで眼中になく、上の言いなりになって、平気で部下に無茶振りをしたりします。
自分が評価されるためだけに過酷な目標を与え、部下がどんなに苦しんでいても、何のフォローもしません。
保身のためなら、朝令暮改や責任回避は当たり前。
トラブルが起きたら、その責任まで部下に押しつけます。
頭にあるのは、上司に気に入られて、出世することだけ。
そんなイエスマンが上司になると、当然、部下は疲弊してしまいます。
心身を病んでしまったり、上司に見切りをつけて、離職してしまう社員もいます。
イエスマンは上には絶対に逆らいませんから、社長が人事も兼ねているような中小企業やベンチャーでは、むしろ可愛がられて、そこそこ出世したりもします。
イエスマンは、そもそも自分の意思がありません。
上から言われたことは100%鵜呑みにするので、接し方次第では実はコントロールしやすい便利な存在でもあるのです。
人は成功を手にして社会的地位が上がれば上がるほど、イエスマンを周りに置きたがる
■ イエスマンを必要とする理由とは?
人とは不思議なもので、成功を手にして社会的地位が上がれば上がるほど、イエスマンを周りに置きたがります。
経営者をはじめとするビジネスエリートは時に孤独で、腹を割って本音を話したり、ましてや部下に相談することは恥ずかしい、弱い部分を見せるわけにはいかないと考えるようで、「自分が正しい」とある意味、自己暗示をかけて突き進むしかない…そんなスタンスも伺えます。
起業家であれば、スタートアップした時点だと少人数で、カリスマ性に頼ったトップダウンが染みつき、いまさら周りの意見に耳を貸すのが面倒なのかもしれません。
あるいは、数名であれば様々な意見を聞くことができたのに、関わる人が増えるにつれ、多様化する声に対応していたら身も心も持たない、唯我独尊の方がスムーズに物事が進むという結論に至ったケースもあるでしょう。
あるいは、人間の本能として多くの人を率いて頂点に立つ、そんな支配欲を満たす象徴として、自分の声や我儘を通すことができるイエスマンが必要になるのかもしれません。
周りの立場からすると、逆らうとどんな処遇になるかわかりませんから、イエスマンにもなってしまうというもの。
昔に比べると緩くなったとはいえ、日本は年功序列で上下関係に厳しい面が残っていますから、自分では建設的な意見だと思っていても、上司に異論を唱えにくいという環境もあるでしょう。
本当は周りから「裸の王様」と思われていても、表面上は皆が自分に逆らいませんから、自信や正当性も増長するばかり…。
こういった状況が続くと、トップは「自分のイメージ通りに物事は進んでいる」と信じますから、もう変わることはありません。
これでビジネスなどがうまく運んでいれば良いのかもしれませんが、問題は壁にぶつかった時。
いまさら、イエスマンたちは自分の本音を口にしませんし、ヘタをすると「従った結果がこれか…」とばかり、反対勢力を生みだすことにもなりかねません。
状況が悪くなると泥船から逃げ出すごとく、組織からも人が流出する恐れもあります。
会社のトップがカリスマやワンマンで、社内がイエスマンばかりになっていたら、「裸の王様症候群」を疑うこと
■ 「裸の王様」社長はイエスマンに囲まれ「浮かれて木登り中」
Mさんは、社長は完全に“裸の王様”状態だったのだと評します。
そんな状態は悪巧みをする連中の思うツボです。
カリスマゆえにイエスマンばかりが社長の周囲を固め、おかしいと思っても決して口には出さない。
件の会計士と投資顧問はそこを逃すことなく、ここぞチャンスとばかりにまんまと社長をその気にさせて、多額の手数料をせしめていたのです。
カリスマ、ワンマン経営の落とし穴はこんなところにあるのです。
カリスマとおだてられて、結局自分を持ち上げる人の意見以外耳に入らなくなる。
会社の誰もが“裸の王様”と知りながら、『王様は裸だ!』と童話のようには誰も言わない。
そんな会社は早晩おかしくなりますよ。
耳の痛い話に聞く耳を持たなくなった経営者は危険信号です。
あなたの会社のトップがカリスマやワンマンで社内がイエスマンばかりになっていたら、「裸の王様症候群」を疑い、手遅れになる前に治療の必要を真剣に考えなくてはいけないでしょう。
経営者が現場から遠ざかり、イエスマンのみを周囲にはべらせた結果、現場が悲惨な状態になっていたという会社
■ 志高い企業が真のブラック企業化するワケ
創業時は立派な志があったのに、時を経るにつれて経営者が現場から遠ざかり、イエスマンのみを周囲にはべらせた結果、現場が悲惨な状態になっていたという会社はたくさん存在している。
その会社がブラックであることを良しとしているのか、なんとか良い会社であろうとしているのか。
我々はその会社が「言っていること」ではなく、「やっていること」で判断していくべきであろう。
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?(パート4)
んでもって・・・
例えばこんな視点からも、イエスマンが多い会社で起こることとか、イエスマンになる根本的な原因とかについて考えてみるのはどーでしょう?
ヾ(・◇・)ノ
イエスマンとは?
○ コトバンク
人の言うことに何でも「はい、はい」と言って、無批判に従う人。
○ Weblio辞書
何を言われても「はい、はい」と目上の人の言葉に無批判に賛成する者。
追従者。
○ 意味大辞典
「イエスマン」とは、信念がなく、何を言われても「はい、はい」と人の言いなりになる人。
どんなことでも権力や目上の人の命令に全くさからわず無批判に従う人。
つまり「イエスマン」とは「どんなことに関しても立場が上の人の言いなりになる人」という意味です。
わかりやすく言えば、何でも「イエス(はい)」と言う人のことです。
○ 違い比較辞典
「イエスマン」の意味の1つ目は「信念を持たず、何でも人のいうことを『はい、はい』と聞く人のこと」という意味です。
2つ目は「目上の人や、権力のある人の言うことに全く逆らわず、『はい、はい』と従って出世していく人こと」という意味です。
「イエスマン」は、
「自分で何も考えられずに、人の言うことにひたすら従う人」
「権力者にこびへつらって出世する人」
です。
○ ピクシブ百科事典
イエスマンとは、肯定しかしない人のこと。
例え間違っていることでも、ただとにかく肯定、あるいは肯定的に賛同するだけの人を指す。
「道理は分からないがとりあえず肯定しておけばいい」という日和見的な判断である場合と、対象とする人物の気分を良くしてその庇護にあやかろうと企む所謂ごますりである場合に多い。
どちらにせよ思考放棄しているに等しく、仕事ではまず無能者の烙印に当てはまる行為の一つとして扱われるなど、とても褒められたものではない。
経験の浅い者を補佐する立場にある人間がイエスマンの場合、その者は同じ無能になるか、もっと酷いと自己中心的で固定観念に囚われた偏った人間を生み出しかねない。
ただし、縦社会の風土が未だに根強い日本においてはイエスマンは珍しくなく、むしろイエスマンでなければ出世ができない、もしくは厄介者として組織から弾かれてしまうことも多い。
このような体質はトップダウンを確立した同族企業でよく見られる。
○ 日本語俗語辞書
イエスマンとは、上司など目上に対してご機嫌取りをする人の一種。
イエスマンとは上司や先輩など自分にとって影響力のある人や権威のある人に対してご機嫌取りをする人の一種で、目上の人からの頼まれ事や意見に対して「はい」「いいですねえ」といった肯定的な返答しかしない人のことである。
イエスマンは主にサラリーマンなど企業人に使われる言葉で、ワンマン経営者やカリスマ性のある社長の周りに多いとされる。
こういったイエスマンは扱い易い良い人材に見えるが、明らかに誤った方向に進んでいるときや間違った意見に対しても指摘をせず「はい」と答えるだけなのでよいことばかりではない。
実際、社長の取り巻きがイエスマンばかりであったために危機に瀕した会社もある。
現代ではイエスマンを自分の意見を持たない者として低く評価する企業や上司も多い。
ちなみに元々は、戦後占領下の政府当局者で国政の細部までいちいち指示を受けないと行動が出来ない人を意味する政治用語であった。
イエスマンが多い会社で起こることとは?イエスマンになる原因って?(パート5)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
他にも、例えば・・・






などなども含めると、いろんな意味で考えさせられちゃいません? (^^)
ふーむ・・・、こーやって考えてみると・・・
まだ見えていないだけで・・・
意外なところにヒントがいっぱい溢れている
おお~っ ━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━ 見っけ~♪
のかも~???
なーんて、感じません?
(〃▽〃)
どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?




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