「従業員に当事者意識がない原因って何だろ~? (ーー゛) 」
「当事者意識と組織力との関係って何だろ~? (´ヘ`;) 」
「従業員に当事者意識がないんだよね・・・ ( ノД`) 」
「組織力の強化や向上のためにも当事者意識を持つことって大事だと思うんだけど、ナゼ当事者意識が持てないんだろ~?何をどーしたら当事者意識を持ってくれるんだろ~? (・_・;) 」
「従業員に当事者意識を持たせるいい方法って、なーんかないものなのかな~? (´;ω;`) 」
「当事者意識がなさ過ぎるってゆーか、傍観者になっているってゆーか、経営者の視点もないし経営者意識もないし、無関心ってゆーか、協調性がないってゆーか、問題意識がないってゆーか、危機感がないってゆーか、どーしてこんなに当事者意識ってものがないんだろ~? (っ´;ω;’c) 」
「このままだとマズイ!ってのがわかっているのかわかっていないのか、傍観者とゆーか、見ざる言わざる聞かざるで行動しようともしない人って結構いるし・・・ (|||▽ ) 」
「当事者意識を持って一生懸命がんばっている人がいる一方で、傍観者に徹している人とか最初から諦めちゃっている人とかも結構いるんだよねー、会社がもし倒産したら自分自身も職を失うのに、何で当事者意識がないんだろ~??? ヽ(;▽;)ノ 」
「組織としての一体感や連帯感もないし、愛社精神や帰属意識や仲間意識もないし、やっぱ教育が必要なのかな~?もっと教育しないとダメなのかな~? o( ̄_ ̄|||)o 」
「だとしたら、どんな人材育成をやったらいいんだろ~? (ーー;) 」
その一方では・・・
「当事者意識って何だろ~? (;゜∇゜) 」
「当事者意識がないとかあるとかって、どーゆーことなんだろ~? (´ヘ`;) 」
「当事者意識がなさ過ぎる!当事者意識を持て!って会社から言われることもあるんだけど、何をどーしたら当事者意識が持てるのかよくわからないんだよね・・・ (´ε`;) 」
「ってゆーか、そもそも意識って何だろ~?何のために当事者意識って必要なんだろ~?誰のために必要なんだろ~?自分が担当している仕事にどう関係するんだろ~? p(´⌒`q) 」
「当事者意識と組織力の関係って何だろ~?当事者意識を持つことと組織力の強化や向上って、なーんか関係があるのかな~? ( ゜д゜) 」
「当事者意識と経営者の視点って、なーんか関係があるのかな~? ( ̄ー ̄?) 」
などなど、このような疑問の声を耳にすることもあるんですが・・・
( ´・ω・`)
「経営理念・ビジョン・経営計画等の作成」、「組織人事戦略(戦略的な組織づくり)」、「組織力の強化や向上」、「経営に役立つ情報活用(IT活用・ICT活用)」などのお手伝いを行なっているからなのか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるからなのか・・・
こーゆー疑問って意外と大事
なのかも~???
(`・ω・´)
なーんて感じるコトもあるのと、それにコレってもしかしたら・・・
などなどにも、ある意味関係するっちゃーする面もあるのかも~???
なーんて感じることもあるので・・・
そもそもの話、当事者意識って、いったい何なんだろーか?
当事者意識があるとかないとかって、いったいどーゆーことなんだろーか?
どーして、当事者意識が持てないんだろーか?
当事者意識が持てない根本的な原因って何なんだろーか?
傍観者って、いったい何なんだろーか?
どーして、傍観者になっちゃうんだろーか?
何をがどーだったら当事者意識があるって言えて、何がどーでなければ当事者意識がないってことになっちゃうんだろーか?
何をどーしていれば傍観者で、何をどーしていなければ傍観者ではないんだろーか?
それは、誰がどんな基準でどう判断するんだろーか?
どんな組織だったら、当事者意識が持てるんだろーか?
どんな組織だったら、当事者意識が持てないんだろーか?
どんな組織だったら、傍観者にはならないんだろーか?
どんな組織だったら、傍観者になっちゃうんだろーか?
当事者意識があることやないこと、傍観者になることやならないことのメリットやデメリットって何なんだろーか?
それは、誰にとってのメリットやデメリットなんだろーか?
当事者意識を持つことで、本当にトクしたりソンしたりするのは誰なんだろーか?
傍観者になることで、本当にトクしたりソンしたりするのは誰なんだろーか?
当事者意識があることやないことと、組織力の強化・向上との関係って何だろーか?
傍観者になることやならないことと、組織力の強化・向上との関係って何だろーか?
何のために、当事者意識を持って欲しいんだろーか?
誰のために、当事者意識を持って欲しいんだろーか?
などなども含めて、一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。
ちょっと興味あるかも~?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。
(^^)/
従業員に当事者意識がない原因とは?組織力との関係って?
(パート1)
えーと・・・
当事者意識がないと一口に言っても温度差があり
理由や事情などが異なれば、解決策も異なる
んじゃーないかな~???
( ・ _ ・ )
それが良いかどーかは別として、例えば・・・
従業員の立場の方でも当事者意識があることもあれば、従業員の立場であるが故に当事者意識が持てないこともあれば・・・
経営者や管理職の立場の方でも当事者意識がないこともあれば、経営者や管理職の立場であるが故に当事者意識が持てないこともあれば・・・
当事者意識はあるものの、何をどーしたらいいのかわからなかったり、何をどーしてもなーんにも変わらない、どーせ何をやっても変えられない、やるだけムダなどと諦めてしまっているが故に、結果として傍観者になってしまっていることもあれば・・・
何が起こっているのか全く知らされていなかったり、知ろうとしていなかったりしたために、当事者意識が持てない場合もあれば・・・
何が起こっているのか知って初めて、当事者意識が持てる場合もあれば・・・
自分自身にどう関係するのかよくわからないとか、因果関係や関連性などが見えないが故に、当事者意識が持てないこともあれば・・・
因果関係とか関連性とかがわかれば、当事者意識を持つことができる場合もあれば・・・
当事者になるとデメリットしか感じられないはずだから、当事者にはなりたくないとか当事者意識を持ちたくないとか、傍観者でいた方がメリットが大きいなどと感じていることもあれば・・・
当事者になったり当事者意識を持ったりすることにメリットを感じられたら、当事者意識が持てる場合もあれば・・・
自分は当事者ではないし、自分にはなーんの関係もないし、何があってもどんなことがあっても、これから先も当事者になることは絶対にないと思っていて、当事者意識がない場合もあれば・・・
自分にはなーんの関係もないと思っていたり、興味もなかったり無関心だったりしたけど、経営環境の変化の影響なんかをきっかけにして、自分自身が当事者になって初めて、当事者意識をイヤでも持たざるを得ない状況になっちゃう場合もあるんじゃーないかな~???
なーんて感じるコトもあるので・・・
( ̄▽ ̄;)ゞ
従業員に当事者意識がない原因とは一見、何も関係ないように見えるかもしれないけど、視点が変われば何か気づくこともあるかもしれないので・・・
例えばこんなのから、まずは考えてみるのはどーでしょう?
( っ・ω・)っ
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その1)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その2)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その3)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その4)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その5)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その6)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その7)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その8)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その9)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その10)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その11)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その12)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その13)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その14)
■ コレって当事者意識ある?ない?ナゼある?ナゼない?(その15)
従業員に当事者意識がない原因とは?組織力との関係って?
(パート2)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「げっ・・・!?コレってマジ!? Σ( ̄ロ ̄lll) 」
「知らないこととか、自分との関係がよくわからないこととかに関しては、当事者意識を持てといくら言われても持てるワケないってコトなのかも・・・!? \( ̄▽ ̄;)/ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「知っていたのもあれば、知らなかったものもあるのかも・・・!?ってか、意識すらしていなかったものもあるのかも・・・!? (;゜д゜) 」
「アレは知っていたけど傍観者になっちゃっていることもあるよなー・・・、どーして当事者意識が持てなかったんだろ~? (´ε`;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「知識としていくら知っていたとしても、知識を暗記しているからと言って当事者意識が持てるとは限らないってコトなのかも・・・!? (ーー;) 」
「傍観者になりたくなくても、傍観者にならざるを得ないこともあるのかも・・・!? (; ̄Д ̄) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「どーしてそんなに当事者意識を持たせたいのか、その理由がよくわからなかったけど、ちょびっとだけわかったような気がしなくもないかも!? (;´д`) 」
「何度言ってもどう言っても、どーして当事者意識を持とうとしてくれないのか、原因がわからないよなー、いったいどーすりゃー当事者意識を持ってくれるんだろ~???って悩んでいたけど、ほんのちょっぴりわかったかも!? ( ̄▽ ̄;) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「こーゆーのに関しては当事者だし、当事者意識もあるんだけどなー・・・ p(´⌒`q) 」
「こーゆーコトに関しては当事者だし、興味もあるし無関心ではいられないし、当事者意識だって持てるのに、会社のことに関してはどーして当事者意識が持てないんだろ~? ( ̄∧ ̄ ) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「自分も当事者っちゃー当事者だろーし、大事なコトだとは思うんだけど、でもねぇ~・・・って感じかも・・・!? σ( ̄∇ ̄;) 」
「目の前のことでいっぱいいっぱいで、こーゆーコトに当事者意識を持っている余裕が心身ともにないかも・・・ ( ▽|||) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「当事者意識を持ったってメリットがないし、むしろデメリットばっかだから、当事者意識を持つだけムダってやっぱ感じちゃうんだけど・・・ (; ̄ェ ̄)」
「当事者意識を持ったところで、なーんの権力もない一般庶民なんだしさー、なーんの権限もなくて役職にも就いていないし肩書きもない平社員なんだしさー、どーせなーんにも変えられるワケないしさー ( ̄・・ ̄)」
という方も、いらっしゃれば・・・
「当事者だってわかっちゃーいるけど、当事者意識は持ちたくないんだよね・・・、傍観者でいたいんだよな・・・ (´・ω・`) 」
「あーあ・・・、誰かナントカしてくれないかなー (o´д`o)=3」
という方も、いらっしゃれば・・・
「こんなのどーでもいいしぃ~、興味ねぇーしぃ~、会社がどーなろーと日本がどーなろーと世界がどーなろーと知ったこっちゃないしぃ~ q( ̄3 ̄)p 」
「何があってもどんなことがあっても、自分は当事者になることは絶対にないから、当事者意識を持つ必要もないしぃ~ ( ̄▽+ ̄*) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ナルホド・・・、ちょっぴりわかった気がするかも・・・ ヽ(´ー`)ノ 」
「あ、なーんだー、そーだったんだ~ (〃▽〃) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「わかったよーなわからんよーな・・・ ( ̄д ̄;) 」
「頭がウニ状態じゃー!よくわからーん! \(  ̄曲 ̄)/ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「んなコトはどーでもいいっちゅーに!!手っ取り早く従業員に当事者意識を持たせる方法をさっさと教えろっちゅーに!! (*`θ´*) 」
「従業員に経営者の視点を持たせる方法とか、組織力を強化する方法や向上する方法とかを教えろっちゅーに!! ヽ(*`Д´)ノ 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
で、次に・・・
上記を踏まえた上で、例えばこんなのからも考えてみるのはどーでしょう?
( ´ ▽ ` )ノ
当事者意識が希薄になり、批評家になる傾向が高まるとき
■ 「「一体感」が会社を潰す」
「製造が悪いから売れない」
「営業が悪いから売れない」
「上司が悪い」
「経営が悪い」
「人材がいない」
「うちの会社はこれだからダメなんだ」
といったさまざまな批判のパターンがあります。
組織や人のネガティブな点を見つけて批判することには熱が入るのですが、それがまるで他人事であり、自分たちが抱えている欠点を直そうという意識がありません。
当事者意識がまったく欠落しているのです。
本来は、建設的な意見を出し合い、問題を解決すべきだということは、誰もがよくわかっているのです。
しかし、感情がそれを邪魔し、習慣が批判する態度を促進させてしまいます。
論争になるのはまだマシなほうで、セクション外とは形式的な話以外はいっさいしないといった「終わっている組織」もあります。
こういう組織にいる人は、よほど心しておかないと、いざ自分が当事者として実行する立場になっても、相変わらず「できない理由」をあげつらうばかりで、やるべきことを一向に前に進めることができません。
組織が大きくなれば大きくなるほど、当事者意識が希薄になり、批評家になる傾向が高まるようです。
「自分が何をしたって、組織は何も変わらない」
確かに、既決感が得られない組織では、当事者意識をもつことは難しいものです。
現場の当事者意識の低下の要因は、さまざまある
■ 「現場力復権」
現場には人がいて設備や原材料があり、一見すると「コストのかたまり」である。
そうした知恵やアイデアによって、コストダウンが図られ、品質が高まり、安全が確保され、サービスが改善される。
現場は「コストのかたまり」としての「コストセンター」ではなく、「価値創出の起点」である「バリューセンター」だと認識することから、日本企業の競争力は生まれてきた。
現場を「バリューセンター」として位置付けることで、現場には強烈な「当事者意識」が芽生える。
「結果を出すのは自分たちなのだ」
そんな強い自負や誇りが、現場発のアイデア、創意工夫につながる。
経営者と現場の切磋琢磨による知恵比べこそが、日本の現場を「バリューセンター」へと高めてきたのである。
しかし残念ながら、この「当たり前」が「当たり前」でなくなってしまった企業が増えている。
「言われたことしかやらない」「決められたことしかやらない」というきわめて陳腐な現場が増えているのだ。
現場の当事者意識の低下の要因は、さまざまである。
契約社員、パート・アルバイトといった非正社員の増加、協力会社、グループ会社などへの過度の分業、アウトソーシングによる現業部門のブラックボックス化など、現場を「コストセンター」とみなした施策によって、現場は「分断」され、一体化とは程遠い状態となってしまった。
実際、総務省統計局の調査によると、パート・派遣・契約社員といった非正規社員の比率は、右肩上がりに増加した。
そして、それと反比例するように、仕事に対する満足度は続落してきた。
内閣府の調査によると、「仕事にやりがいがある」と答えた人の割合は1978年には30%を超えていたのが、2005年には17%を切っている。
目先のコストは安くなったが、競争力の要であった現場の満足度は下がり、当事者意識は薄れていった。
現場力を支える現場の強烈な当事者意識をどう回復させ、強化していくのか。
安直に目先の人件費を下げたり、業務を過度に分断させていたままでは、当事者意識は高まるどころか、劣化・喪失につながってしまう。
傍観者でいることがラクで当たり前の状態になってしまうとき
■ 「潰れない生き方」
昔は、追い詰められている人がいると、必ず一人くらいは「大丈夫かよ?」と声をかけたり、相談にのる人がいたものです。
そういう人がいまは極端に少なくなったのではないでしょうか。
ところがいまは、「あいつはもうダメだな」と冷たい目で眺めている人がいたり、自分には関係ない、関わりたくないと遠目で見ている人が数多くいます。
このあたりが昔の職場とは大きく変わってしまったところなのではないでしょうか。
追い詰められている人からすると、周りの人がどう思っているのかわからないという状況もあります。
だから、助けを求めようと思っても、むしろ敵なのではないかと思えてくる。
人間関係が希薄ななかで成果だけを求められるため、周りの人がみんな「仮想敵」に思えてしまうわけです。
もし、そう感じたときには、周囲の人が自分を助けてくれる人なのか、あるいは自分を追い込むだけの人なのか、自分からそれを確かめる必要があります。
しかし、「あなたは、どっちの味方なの?」と確かめることはなかなかできません。
その理由は、自分もずっと傍観者だったため、お互いに人にしっかり対峙する、踏み込むことができなくなっているからです。
「自分のことだけで精いっぱいで、人を救うことなんて土台できない」と思い込んでいる。
自分が周囲に関われないから、自分に問題が起きても、結局自分一人の中で対処するしかないのです。
こうして、一人で抱え込んで潰れていく・・・
昔と今で大きく変わった背景にあるのは、やはり周囲の人に関われない人が増えたことです。
関われないのは、自分の感情を出せない、伝えられないからです。
だから、自分自身の心が周囲から乖離し、殻にこもり、傍観者でいることがラクで当たり前の状態になってしまうのです。
こうなると、自分におきた出来事に対しても、うまく処理することができません。
処理するといっても、SOSを発するだけなのですが、それすらもできないのです。
だから、周りの人も気づいてあげられない。
声をかけてあげられないという状況になっています。
結局、いまの時代はみんなが傍観者になってしまったのです。
注意しなければならないのは、傍観者でいることは周囲の人が追い込まれるのに加担し、自らも潰れる危険をさらしているということです。
「傍観者は加担者である」
という認識が必要です。
当事者が声を上げられないまま、「なかったことにされる」とき
■ 何が餓死した31歳女性の生活保護を遠ざけたのか
日本人って、誰かから相談をされたり、誰かの困りごとが自分に寄りかかってきたりすると、家族でも『迷惑をかけるな』っていう風潮がありますよね。
「迷惑」という言葉のもつ響きには、日本独特の文化や美徳に根ざした意識が影響しているのだろう。
しかし、そのことがかえって、コミュニケーションの大きな阻害要因になっている。
何か世間の常識とか漠然とした社会の正しさを疑わせる“迷い惑わし” に対して、いまの日本人は、異様な被害者意識を持ち過ぎだと思います。
“迷惑かけるな。自己責任だ”みたいな、寛容のなさがあるように思います。
家族でも学校でも社会でも、言いたい事が言えない。
人と違ったことや、ネガティブなことを言うと、すぐに否定され、排除される雰囲気がある。
力のある人に都合がいい、弱い人には厳しい社会。
確かに日本では、自分が傷つけられた当事者の立場であったとしても、つらかった体験や困っていること、悩んでいることなど、そのままの思いを口にしようするだけで、周囲から「迷惑をかけるから」という口実のもと、言葉を封じ込められる風潮がある。
こうして当事者が声を上げられないまま、その場を「なかったことにされる」ことによって、解決されない事態は長期化、複雑化し、そのことが結果的に当事者や社会を不幸なものにしているのではないだろうか。
傷つけられ、封じ込められて、声を発することのできなくなった当事者たちは、世の中の空気に敏感だ。
一旦、失われた言葉を再びどうやって紡ぎ出し、弱き者の声が届く社会の仕組みをどのように構築していけばいいのか、いま改めて私たちは問われている。
「当事者意識」は日本人独特の感覚
■ 当事者意識って英語でなんて言うの?
「当事者意識」は、日本人独特の感覚だと思いますので、英語にすると「これだっ!」という訳はないと思います。
「当事者意識」に直接かかるような英語は思い浮かびませんが、コンセプトは理解できますので、「Ownership」と言う単語が近いかと思います。
「Ownership 」とは、「保有者」と訳されますが、多くの場合保有者が最もある事柄に対して当事者意識が高い当事者だと言えるかと思います。
つまり、「Ownership 」のメンタリティさえあれば、当事者意識は持てるかと思います。
当事者意識が希薄で丸投げする企業
■ 皆が大嫌いなコンサルタント
コンサルタントほど、広く嫌われている職業はないだろう。
コンサルタントが大嫌いであり、当初から不信のバイアスがかかっているのだ。
「うちの社長をたぶらかした」
「いい加減なことばかり言う」
「言うだけ言って、とっとと逃げる」
「コンサルの通りにシステムを作ったら、業務なんか回らないよね」
「あいつらのおかげで、現場がどれほど迷惑させられたか」
「コンサルタントにろくな奴はいない」
あくまでも悪いのはコンサルタントだ。
和をもって尊しとなす日本企業のことだから、この事態を招いた犯人は社外のコンサルタント以外にあり得ない。
なぜ様々な企業でこんな話が何度も繰り返されるのか。
理由は簡単。
その企業には“当事者”が誰もいないのだ。
社長も当事者意識が希薄で、当事者意識がさらに希薄な部門などに「後は任せた」と丸投げしてしまうから、ヘンなことになる。
組織が元気を失い、傍観者ばかりの集団になってしまうとき
■ 安易な成果主義は企業を傍観者の集団に変える
野中 郁次郎氏は、ここ数年で日本企業は、日本企業ならではの良さを失ってきていると指摘する。
「多くの日本企業が、欧米の経営手法の発想へと傾きすぎた」
「特に、あまりに利益的な数字と個人の目標を結び付けすぎると、現場の感情的で主観的な目標は居場所を無くしてしまう」
「それでは組織は元気を失い、傍観者ばかりの集団になってしまう」
もっと平たくいうと、トップダウンで利益目標を各部門に振り分けて目標を課し、その達成度を問い信賞必罰を下したところで、現場は大してやる気にならないのではないか、という指摘だ。
そうしたやり方はボトムアップで目標を掲げてイノベーションを起こしてきた日本企業の良さを失わせる施策である、というわけだ。
野中教授の発言は、現場のモチベーションを考えずに成果主義の人事制度を運用することに対する警鐘でもある。
ただし、野中教授は成果主義の人事制度自体が諸悪の根源といっているわけではなく、経営のバランスの問題なのだと分析している。
成果主義の人事制度を導入する企業は、経営トップのリーダーシップや、従業員同士が夢を語り合える風土作りを強化しなければ、クールで情熱を失った組織になってしまう、という認識なのである。
多くの人は不平不満を出し切るステップを踏んで当事者になっていく
■ 「どうやって社員が会社を変えたのか」
「会社が悪い」「他部門が悪い」「上司が悪い」などと言い合っていると、だんだんみんなうんざりしてきて、その場を沈黙が支配することがある。
あるいは、「自分はもうこんな話には飽きた。こんな場にはいたくない」と言い出す人が現れたりする。
それは、多少なりとも前向きになってきた証拠である。
その段階を過ぎると、「自分は本当はこんな働き方がしたいんだ」とか、「会社を良くするためにこういうことをやってみたい」といった発言が少しずつ出てくるようになる。
つまり、多くの人は不平不満を出し切るステップを踏んで当事者になっていくのだ。
従業員に当事者意識がない原因とは?組織力との関係って?
(パート3)
んでもって・・・
例えばこんなのからも考えてみるのはどーでしょう?
(。・ω・。)ノ
当事者意識とは?
○ Weblio辞書
何らかの物事やプロジェクトなどに参加している当事者である、関係者である、という意識のこと。
傍観者とは?
○ コトバンク
当事者にならず、ただ見ているだけの人。
場合によっては、責任の意識がないだけ加害者よりたちが悪い。
見てみぬふりをしている人も含む。
傍観者効果とは?
○ コトバンク
他人に対して援助(救助)すべき状況にあるとき、周囲に多くの人間がいることによって、援助行動が抑制されてしまうこと。
その場に自分以外いなかった場合には援助行動が行われる確率が高いが、周囲にいる人数が多いほど行動が抑制される傾向がある。
傍観者効果があらわれる原因には、
- 「自分がしなくてもよいだろう」という“責任の分散”
- 「人の目が気になる」という“聴衆抑制”
などがあるとされる。
○ ウィキペディア
傍観者効果とは、社会心理学の用語であり、集団心理の一つ。
ある事件に対して、自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさない心理である。
傍観者が多いほど、その効果は高い。
これは、以下の3つの考えによって起こる。
1. 多元的無知
他者が積極的に行動しないことによって、事態は緊急性を要しないと考える。
2. 責任分散
他者と同調することで責任や非難が分散されると考える。
3. 評価懸念
行動を起こした時、その結果に対して周囲からのネガティブな評価を恐れる。
キティ・ジェノヴィーズ事件
キティ・ジェノヴィーズ事件は、1964年にニューヨークで起こった婦女殺人事件である。
この事件がきっかけとなり、傍観者効果が提唱された。
社会心理学を学ぶ際には、必ず触れられる有名なエピソードである。
この事件では、深夜に自宅アパート前でキティ・ジェノヴィーズが暴漢に襲われた際、彼女の叫び声で付近の住民38人が事件に気づき、目撃していたにも関わらず、誰一人警察に通報せず助けにも入らなかったというものである。
結局、彼女は死亡してしまい、当時のマスコミは都会人の冷淡さとしてこの事件を大々的に報道した。
心理学者のラタネとダーリーは、キティ・ジェノヴィーズ事件に興味を持ち、
「多くの人が気づいたからこそ、誰も行動を起こさなかった」
と仮説を立て実験を行った。
この実験では、学生を2名、3名、6名のグループにわけて、相手の様子が分からないようにマイクとインターフォンのある個室にそれぞれ一人ずつ通す。
その後グループ討議を行わせ、1人が途中で発作を起こす演技をするというものであった。
この時、行動を起こすかどうかを確認し、また、その時間を計測した。
結果として、2名のグループでは最終的に全員が行動を起こしたのに対し、6名のグループでは38%の人が行動を起こさなかったことが確認された。
実験により、キティ・ジェノヴィーズ事件は、報道のように「都会人の心が冷淡だから」誰も助けなかったのではなく、「多くの人が見ていたために」誰も助けなかったことがわかった。
事実、キティ・ジェノヴィーズ事件では、多くの住民が他の住民も事件を目撃していることに気づいていた。
このような事件を防ぐには、人間の心理そのものを消したり改造することはまず無理であるから、この傍観者効果によって助けなかった人間を非難するのではなく、傍観者効果が発動してしまわないようなシステムを作ることが重要になってくる。
正常性バイアスとは?
○ ウィキペディア
正常性バイアスとは、認知バイアスの一種。
社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。
「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う。
人間の心は、予期せぬ出来事に対して、ある程度「鈍感」にできている。
日々の生活の中で生じる予期せぬ変化や新しい事象に、心が過剰に反応して疲弊しないために必要なはたらきで、ある程度の限界までは、正常の範囲として処理する心のメカニズムが備わっていると考えられる。
従業員に当事者意識がない原因とは?組織力との関係って?
(パート4)
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「そっ・・・、そーだったのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「だからかー!!だからだったのかー!! ヾ(.;.;゜Д゜)ノ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ナルホド・・・、ちょっぴりわかった気がするかも・・・ ヽ(´ー`)ノ 」
「あ、なーんだー、そーだったんだ~ (〃▽〃) 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ってコトはだよ・・・、アレをあーして、コレをこーして・・・ ((φ( ̄Д ̄ ) 」
「カネかけないとできないコトばっかだと思っていたけど、カネかけなくてもできるコトって意外とあるのかも~ d(⌒ー⌒) 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
他にも、例えば・・・
などなども含めると、いろんな意味で考えさせられちゃいません? (^^)
ふーむ・・・、こーやって考えてみると・・・
まだ見えていないだけで・・・
意外なところにヒントがいっぱい溢れている
おお~っ ━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━ 見っけ~♪
のかも~???
なーんて、感じません?
(〃▽〃)
どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?
コメント
いつも大変お世話になっております。
堀です。
傍観者効果という言葉は聞いたことがありましたが、どこの組織でも多かれ少なかれ起きており、怖いことだと改めて感じました。
お互い傍観者になってしまうこともあり互いに歩み寄るためにも、経営者はもちろんのこと、従業員も知っておきたいことですよね。
当社を客観的に見て頂けるネクストストラテジーさんだからこそ、お願いしたいことがたくさんありそうです。
ご支援のほど今後ともお願い申し上げます。
堀 様
こちらこそ、大変お世話になっております。
お忙しい中、いつもコメントありがとうございます。(^^)
> お互い傍観者になってしまうこともあり
> 互いに歩み寄るためにも
ううーむ、コレってすごーく大事なことなのかもしれませんよね~。
「当事者意識があるのが当たり前!」というのではなく・・・
「当事者意識が持ち難いのが前提」ととらえて考えてみると、何かが変わるかもしれないんじゃーないでしょーか?
(=´∀`)人(´∀`=)
> 客観的に見て
> お願いしたいことがたくさんありそう
こんなヤツでもよろしければ、遠慮なくおっしゃってくださいね。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。